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iemiru コラム vol.34

【連載】移住と住まい:第2回『「移」り「住」むということ②_インターネットという情報のるつぼ』

本末転倒な流れだった、わたしの場合

「どうしよう」
 
さて移住をしよう、と決めたものの、
何をしようにも頭の中に浮かぶのは、この言葉ばかりでした。
もちろん、発する言葉もこればかりでした。
決めたものの、どういう一歩を踏み出してよいやら…という状態でした。
 
 
 
毎朝晩、すし詰めの満員電車で片道約1時間かけて通勤しながら、
こじんまりした都内の賃貸マンションで暮らしていた自分が、
ふとした事情により突然、中四国地方へ移住することになったのです。
 
しかも、その地方には全く縁もゆかりもありません。
それはつまり、頼れる人の存在がゼロという事でもあります。
 
実は旅行で訪れたことすらありません。
正直に書きますと、どこに何県があるかすら知りませんでした…。

  
ところで、
いわゆる「移住」の本来の流れ(?)としては…
①ドコソコへ住みたい(目的地を設定)
  ↓
②住むと決める(決定)
  ↓
③移り住む(行動)

…というのが多いかと思いますが、
 

  
わたしの場合…
①移り住みたい(希望)
  ↓
②移り住むと決める(決定)
  ↓
③さてドコに?(目的地が未設定)
 
…という、目的地が未設定な状態の、
本末転倒な流れだったのです。

3つのトライアングル

…というわけで、
本来なら「移住」のうえで最初のキッカケであるはずの、
「さてドコに?」を探すことを慌てて始めました。
 
 
当然のことですが、住む「場所」を探すこと。
それはもちろん「仕事」と「教育」もセットです。
この3つのトライアングルを全てクリアできたとき、
はじめて「移住」をすることができます。
 
その3つのトライアングルを踏まえ、
様々な条件を箇条書きし、話し合いながら、
それらにマッチする場所を探していきました。
 
縁もゆかりも無い自分達が探す手段としては、
情報誌や専門書も集めたりはしましたが、
やはりインターネットの存在が重要でした。
インターネットがなければ、移住も不可能だったと断言できます。
そして、皆さんご存知のように、インターネットの世界は情報のるつぼです。
やや固い表現でいうところの「玉石混交」という感じでしょうか。
その中から、移住先を見つけて行くステップに入っていきました。
 
 
※以降、3つのトライアングルの中から、
本コラムの主題である「住む」に重点を置いた内容となります。

さまざまなHP、さまざまな情報入手法

インターネットの中に存在する、様々なサイト。
かなり主観的かつ強引な分け方ではありますが、
わたしは以下のような分け方で「移住」先の情報を入手していきました。
 

  
■県や市の公式HP
教育・福祉、税金、産業のことetc…基本的な情報はここで。
また、最近は移住に関する特設ページも多く、参考にすると同時に、
県や市の主催による相談会の告知などもチェックしていました。
さらに、移住の方にとっては気になるハザードマップも見ることができます。

  
■県や市による、移住・定住に特化した情報サイト
運営母体は上記とほぼ同じではありますが、さらに特化した内容なので、
移住をされた方へのインタビューやQ&Aなど、より「民」に近い情報が手に入り、
住宅事情や支援サービスの詳細も知ることができます。

  
■警察署や消防署のHP
やはり気になる犯罪や事故などは、ここでデータをチェックしました。
ピンポイントされたMAPもあって、エリアごとの状況が分かるのも便利です。
 
  
■その土地への移住に関する個人サイト
上記とは異なり、全くの一個人による運営ですので、
当然ながら「内容に関してどれほど信憑性が高いか」という懸念はあるにせよ、
もっともリアルな内容・情報として、実は一番チェックしていました。
当事者の立場からの「良い面も悪い面も」フラットに書かれている場合が多く、
同じような境遇の自分としては、とても参考になりました。
 
 
■その他、掲示板や口コミサイト・SNSなど
重要視はしていないものの、こういったサイトもチェックしていました。
事実かどうかはさておいても、時折リアルタイムでレアな内容もあり、
また、その投稿が翌日には消されていたりすることも多いので、
気になった内容はスクリーンショットを撮るなどしていました。
(そこまでする自分自身の方もレアですが…)
 
 
■住宅情報ポータルサイト、不動産会社HPなど
「住宅」そのものに関しては当然ながら、このようなHPから。
わたしの場合、まずは大手による総合サイトから探していき、
選んだ住宅に掲載されている地元エリアの不動産会社HPへ飛び、
さらにそこから、別の情報も探していく、という方法でした。
(この段階ではまだ「住宅」そのものは決めず、情報として収集していました)
 
 
 
探し続けること数ヶ月(この時期はまだ都内に籍を置いていました)、
ようやく諸条件にマッチする場所の目処が立ってきました。
 
次なるステップは、その地元の不動産会社へ、
電話で直接問い合わせをはじめることでした。
 
 
 
つづきは【第3回】にて、
書かせていただきたいと思います。
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。

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