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iemiru コラム vol.140

住宅購入の資金繰りのことなら「住宅ローンアドバイザー」に相談!ファイナンシャルプランナー(FP)との違いは?

住宅ローンアドバイザーってどんな資格?

住宅ローンアドバイザーとは、公正な立場で的確なアドバイスや情報提供を行う住宅ローンの専門家。言わば家を購入する人が最適なローンを組めるようにアドバイスをする人のことです。各金融機関がさまざまな住宅ローン商品を扱っており、その種類は数千種類とも言われています。そんなにたくさんあると、どの住宅ローンを選べばいいか、わからなくなってしまいますよね。
そこで住宅ローンアドバイザーの出番となるわけです。住宅ローンの仕組みや商品ごとの違いをわかりやすく説明してくれることはもちろん、相談者の家族構成や年齢、家計状況を踏まえた住宅ローン相談に応じてくれます。

民間団体が認定する住宅ローンのプロ

住宅ローンアドバイザーは、一般社団法人住宅金融普及協会が実施している養成講座を受け、終了後の試験に合格するか、一般社団法人金融検定協会の認定試験に合格するかで認定される民間資格です。受験資格はなく、主に金融機関やハウスメーカー、不動産会社に勤めている人やファイナンシャルプランナーの有資格者が取得するケースが多いです。
一度資格を取得すれば永久的に使える資格ではなく、3年ごとの更新が必要となります。つまり、住宅ローンアドバイザーとして働く人たちは住宅ローンを始めとした金融、法律といった知識を常にブラッシュアップをしており、住宅ローンのプロなのです。

公正な立場でのアドバイス

住宅ローンアドバイザー倫理・行為規範には、「顧客に対して住宅ローンに関する情報提供及びアドバイスを行うにあたり、自己の責任を認識するとともに、いかなる場合においても、公正の立場を堅持した上で正確な情報提供及びアドバイスに最善を尽くすとともに、関係法令、社会規範、各社の倫理・行為規範等を順守しなければならない」と定められています。 住宅ローンアドバイザーは、相談者の家族構成や年齢、家計状況を踏まえた上で返済額を何通りもシミュレーションし、公正な立場で相談者が最適なローンを組めるようにアドバイスをしてくれます。

住宅ローンアドバイザーとファイナンシャルプランナー(FP)の違いは?

住宅ローンアドバイザーと似ている資格として、ファイナンシャルプランナー(FP)が挙げられます。どちらもアドバイザーとしての立ち位置ですが、この2つにはどのような違いがあるのでしょうか。この項目で詳しく見ていきましょう。

専門性の高い住宅ローンアドバイザー

住宅ローンアドバイザーは先述の通り、相談者の家族構成や年齢、家計状況を踏まえた上で返済額を何通りもシミュレーションし、公正な立場で相談者が最適なローンを組めるようにアドバイスをしてくれます。住宅ローンに特化した深い知識を有し、専門性が高いことが特徴です。しかし、アドバイスできることは住宅ローンに関することに限定されます。ファイナンシャルプランナーのように、保険やその他資金繰りに関するアドバイスをすることができないようになっています。

幅広い視野のファイナンシャルプランナー(FP)

一方でファイナンシャルプランナーは家計の専門家ともいえる存在です。ファイナンシャルプランナーを取得するための試験科目には「金融」や「相続」といったものもあるため、住宅ローンに関すること以外にも、保険や老後の資金繰りといった、総合的なアドバイスをすることができます。しかし、住宅ローンに関しては、住宅ローンアドバイザーと比べると具体的な商品などの知識が乏しい場合があります。

両方の資格を持っている人も多いって本当?

こうして違いを見てみると、住宅ローンアドバイザーとファイナンシャルプランナーそれぞれに得手不得手があることがわかります。そのため、欠点を補う意味でも、両方の資格を持つ人が増えてきています。住宅ローンアドバイザーとファイナンシャルプランナー両方の資格を持っていれば、より総合的で的確なアドバイスを提供することができるのです。

住宅ローンアドバイザーに相談するには?

ここまで住宅ローンアドバイザーがどんなアドバイスをくれる人なのか、ファイナンシャルプランナーとの違いについて説明しました。では、住宅ローンアドバイザーに相談するにはどこに行けばいいのでしょうか。この項目で詳しく解説していきます。

各協会から紹介してもらう

一般財団法人住宅金融普及協会のWebサイトでは、住宅金融普及協会に登録している住宅ローンアドバイザーを都道府県、業態、保有資格、氏名から検索することができ、検索した住宅ローンアドバイザーを紹介してくれます。また、実際に住宅ローンアドバイザーとして働いている人の声も聞くことが可能です。
また、公益社団法人全日本不動産協会のWebサイトでは、登録している都道府県別に住宅ローンアドバイザーの情報を閲覧することができます。過去の実績や強みなども載っており、コンタクト先も掲載されているので、アポイントメントを取ってみましょう。

金融機関の専門窓口を利用する

住宅ローンアドバイザーには、金融機関の住宅ローン専門窓口からも相談することができます。金融機関によっては、平日に訪れることが難しい人向けに、土日でも窓口を開けているところもありますので、是非足を運んでみましょう。

独立している有資格者を探す

自分でインターネットを利用して検索する方法も、もちろん有効です。近年ではFacebookやTwitterといったSNSが台頭しており、個人や会社単位でページを開設しているアドバイザーも多く見受けられます。EightやLinked inといったビジネス専用のSNSも誕生していることもあるので、SNSを有効的に活用するのも一つの手です。
また、他の資格で独立している人の中から、住宅ローンアドバイザーの有資格者を探すというのも有効的です。先述のとおりファイナンシャルプランナーと住宅ローンアドバイザーの両方を有している人も多くなってきていますし、税理士や不動産鑑定士、宅地建物取引士が住宅ローンアドバイザーの資格を有しているケースも少なくありません。

住宅ローンアドバイザーへの依頼料の相場は?

住宅ローンアドバイザーへ相談を依頼するのに、どのぐらいの費用を必要とするのか気になるところですよね。相場を知っておくことで、無駄な出費を抑えつつ、良い住宅ローンアドバイザーに出会うことができるでしょう。この項目で、住宅ローンアドバイザーへの依頼料の相場について抑えておきましょう。

業務形態によって異なる料金

結論から言えば、業務形態によって金額が異なります。一回数千円のところもあれば、数万円というところもあります。しかし、これから数千万円もする買い物をする上で、家族構成や家計状況をきちんと考え、公正な立場からアドバイスをくれることを鑑みると、値段よりも、その住宅ローンアドバイザーと相性が合うか合わないかで決めた方が良いでしょう。また、その後の手続きなども手厚くサポートしてくれるアドバイザーもいるので、アフターフォローの面も、選ぶ基準にいれておくと良いでしょう。

相談だけなら無料!?

住宅ローンアドバイザーや住宅ローンアドバイザーの資格を持つファイナンシャルプランナーの中には、相談だけなら無料、もしくは初回相談無料で仕事を行っている人たちもいます。無料で相談できるので、気軽に足を運びやすいですし、仮に自分に合ったアドバイスをもらえなかったとしても時間以上の損をすることはありません。なぜ無料で相談できるかと言いますと、彼らは提携先や取引先の商品を販売することによって収入を得ることができるからです。さまざまな住宅ローンアドバイザーの話を聞くことができるいい機会ですから、無料相談は有効に活用しましょう。

住宅ローンアドバイザーに相談するときに注意することは?

ここで、住宅ローンアドバイザーに相談するときに注意することについて見ていきましょう。住宅ローンアドバイザーに相談するのであれば、自分と相性の合った良い住宅アドバイザーに相談したいですよね。住宅ローンアドバイザーに相談するときに注意することについて抑えておけば、良い住宅アドバイザーに巡り合う可能性も高くなります。

資格更新の確認

住宅ローンアドバイザーの資格は、3年ごとに更新する必要があります。しかし、あくまで民間資格なので、仮に失効していたとしてもアドバイスをすることができてしまうのです。住宅ローンについての情報は頻繁に更新され、商品も一新されていくので、資格の更新をしていない住宅ローンアドバイザーは最新の住宅ローン事情に乏しい場合があります。住宅ローンアドバイザーに相談する際には、資格が失効していないかどうかをきちんと確認しましょう。

提携先の有無

相談する住宅ローンアドバイザーに、提携先があるかどうかも確認しておきましょう。特に多いのが金融機関を提携先にしているケースです。住宅ローンアドバイザーは確かに公正な立場でアドバイスをくれますが、慈善行為ではなく、ビジネスとしてアドバイスしていることを忘れてはいけません。もし金融機関が提携先にある場合、その金融機関が扱っている住宅ローンの商品を紹介されることが多いでしょう。このことから、相談する住宅ローンアドバイザーに、どこか提携先があるかどうか事前に確認することは非常に重要と言えます。

最新のローン事情に通じているか

言わずもがなですが、住宅ローンアドバイザーは最新のローン事情に通じている必要があります。最新のローン事情に通じているというのは、日本や世界の情勢に詳しいと言い換えることができます。
住宅ローンには金利がつきものですが、この金利はどのように決定されるのでしょうか。日本の経済情勢、日本銀行の金利政策など、日本の経済状況によって、金利は変動するのです。そして、世界情勢は日本の経済状況に大きな影響を及ぼします。常に最新のローン事情に精通している住宅ローンアドバイザーというのは、常に日本や世界の情勢に目を向けているのです。

住宅ローンの専門家!住宅ローンアドバイザーに聞こう

住宅ローンは長期に渡るものです。そして、自分の家を持つということはとても大きな買い物です。ローンを組むとなると、先々のことは楽観視できません。収入面はもちろんですし、仕事がこの先も安定してあるのか、医療制度や年金制度は大丈夫だろうか。さまざまな心配事がついて回ります。長期に渡る住宅ローンの、最初の段階から手を抜くことなく、しっかり向き合っていくことが大事です。ろくに考えずに決めた住宅ローンだと、近い将来に家を手放してしまうことになるかも知れません。そして、最適な住宅ローンを組むために、住宅ローンアドバイザーの存在は重要なものとなるでしょう。

多様化する住宅ローンの頼りになる存在

各金融機関がさまざまな住宅ローン商品を扱っており、その種類は数千種類とも言われています。多様化する住宅ローンの中から、知識の乏しい素人が自分にあった住宅ローンを選択するのは至難の業です。最適なローンを選択するためには、やはり専門性に長けた住宅ローンアドバイザーの意見を聞くと良いでしょう。 家計に関する相談先としてファイナンシャルプランナーがしばし挙げられますが、ファイナンシャルプランナーは住宅ローンのみならず、保険や老後の資金繰りといった総合的なアドバイスをする立場にあるので、住宅ローンに専門性があるとは言えません。住宅ローンアドバイザーは、多様化する住宅ローンにおいて、頼りになる存在であることは間違いありません。

親身になってくれる住宅ローンアドバイザーを探そう

相性の合う住宅ローンアドバイザーに出会うことは、住宅ローンを組むうえで重要です。家は人生で一番大きな買い物です。住宅ローンアドバイザーの中には無料で相談を受けてくれる人もいるので、後悔しないためにも、是非いろんな住宅ローンアドバイザーの話を聞くことをおすすめします。早く持ち家を手に入れたいという人も多いと思いますが、住宅ローンアドバイザー選びは妥協しないようにしましょう。住宅ローンアドバイザーにも、さまざまな人がいることを知ったうえで、ぜひ親身になってくれる住宅ローンアドバイザーを探しましょう。

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