垂木(たるき)の寸法はどう選べばいいの? 設置間隔や主な材質もあわせて解説

垂木(たるき)の寸法はどう選べばいいの? 設置間隔や主な材質もあわせて解説


「屋根の善し悪しは垂木で決まる」といっても過言ではないほど大切な役割の垂木。大工など建築のプロであれば垂木について現場で学ぶこともできますが、DIYでガレージ作りなどに挑戦する方は「どんな寸法がいいの?」「材質が知りたい」という方も多いと思います。

本記事では予備知識のない方にも分かりやすいよう、「屋根の種類による寸法の違い」や、「一般的な材質」といった基礎知識から解説していきます。垂木について理解を深めて、DIYなどに活かしてみてください!

垂木とは?

垂木とは、屋根を下から支えるための構造物のこと。垂木は、屋根を平らにする「野地板」や「構造用合板」の下に設置されます。屋根に凹凸ができないようにサイズや間隔を均一に整えて設置するのが特徴です。

垂木は屋根を支える「棟木(最上部)」「母屋(中段)」「軒桁(下段)」といった主要構造物に対して垂直に接し、釘やビス、垂木クランプによって固定されます。

垂木の寸法(規格)を知ろう

垂木の寸法は屋根の強度を左右する大切なポイント。本記事では「屋根の種類(屋根の重さ)」にあわせた一般的な寸法の選び方をご紹介します。材質や地域の気候によって多少の差はありますが、目安としてチェックしていきましょう。

スレート屋根の場合

スレート屋根で使われる垂木の寸法は「6×4.5cm」が一般的。現在もっとも普及しているスレートを使用した屋根は、伝統的な瓦屋根と比べて軽量な特徴があります。

壁面から張り出している屋根部分「軒の出」が長い場合は、「7.5×4.5cm」「9×4.5cm」が採用される場合も。軒の出部分は下から支える柱がないため、垂木を太くして強度を高めます。

ガルバリウム鋼板の場合

ガルバリウム鋼板の屋根で使われる垂木の寸法は「7.5×4.5cm」が一般的。スレート屋根よりは重たい傾向があるため、垂木も太めのものが採用される傾向があります。

ただし、ガルバリウム鋼板にはたくさんの種類があり加工によって重さも違うため、必ず鋼板の重さを確認してから垂木の寸法も検討しましょう。

瓦屋根の場合

瓦屋根で使われる垂木の寸法は「7.5×6cm」が一般的。瓦は一枚一枚が重く、枚数も増える傾向にあるため、垂木の寸法も太めのものが採用されるのが特徴です。

軒の出が長い場合は「9×6cm」や「10.5×6cm」が採用される場合もあります。

テラス屋根の場合

テラス屋根で使われる垂木の寸法は「4.5×4.5cm」が一般的。テラス屋根の材質は「ポリカーボネート」や「セッパン」など比較的軽いものが多く、屋根の面積も小さい場合が多いので、垂木の寸法は比較的細いものが採用される傾向があります。

重たい屋根材を使う場合や、屋根面積が大きくなる場合は太い寸法の垂木も検討しましょう。

垂木の間隔(ピッチ)は?

垂木を設置する間隔は「45.5cm」が一般的、屋根部分の重さによっては間隔をせまく「30.3cm」や「36.4cm」にします。間隔がせまい方が支えるポイントが増えて強度が高まるので、屋根が重たいときは間隔を狭くするようにしましょう。

垂木の長さ

市販されている垂木の長さは「2m」「3m」「4m」「6m」が一般的。住宅用であれば「3~6m」、テラスやガレージであれば「2~4m」が目安になります。「2.5mの垂木が欲しい!」という場合は、「3m」の垂木を購入して店舗でカットしてもらいましょう。

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