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iemiru コラム vol.217

新築祝い、どうしよう?相場や人気ギフト、知っておくべきマナーをご紹介

新築祝いの基本を知っておこう

親しい友人や知人が新しい家を手に入れたとき、どんなお祝いをすればいいのか悩むことありませんか?親しい友人であれば好みを知っていたり、直接欲しいものを聞いたりする事もできるので、気楽な気持ちでお祝いすることができると思います。 でも、もしその相手が会社の上司や仕事上で付き合いがある人だった場合、喜んでもらえて、しかも失礼にならないようなお祝いを考えるとなると、何が正解なのか分からなくなってしまうこともあると思います。 そこで今回は、新築祝いの常識をあれこれ紹介していきます。これから新築祝いをする予定がある人は参考にしてみて下さい。

マンションでも新築祝い

そもそも、新築祝いとはどんなシチュエーションのことを言うと思いますか? マイホームを新築した場合はもちろんですが、それ以外にも、新築のマンションを購入した場合や、企業が新社屋を建てた場合も新築祝いとしてお祝いします。 新築祝いは、家内安全・末永く繁栄が続くようにお祝いすることが目的となっているので、友人や知人、親族が新築した際は、ただお祝いのギフトを渡すだけではなく、ぜひこの気持も一緒に贈るようにしましょう。

引っ越し祝いや移転祝いも

新築祝いとは別に、中古の戸建てやマンションを購入し引越ししたときには「引越し祝い」。また、企業や店舗が移転したときには「移転祝い」としてお祝いを贈る習慣があります。 新築ではないにしろ、自分の住まいを手に入れることや、新天地で始まる新たなスタートに対してお祝いする意味が込められています。 新築祝と引越し祝いの違いは、新築の住宅を手に入れたのか、中古の住宅を手に入れたのかの違いになります。どんな状態の新居を手に入れたのかによって表書きに書く内容も変わってくるため、お祝いを贈る前に確認しておくことをおすすめします。

新築祝いの相場とマナー

お祝いの気持ちを込めて贈るものなので、相手に失礼がなく、自分も恥ずかしい思いをしなくて済むように、新築祝いの一般的なマナーを知っておきましょう。 新築祝いに限らずお祝いを贈る際には様々なマナーがあり、状況により対応も様々です。そのため、これをしておけばどんな場合でも大丈夫というものはありません。その時の状況に合わせて適切な対応をとることが大切になります。 では、新築祝いではどんなところに注意してお祝いを贈ればいいのでしょうか?いくつかポイントを紹介していきます。

関係性で変わる金額

お祝いを贈る相手と自分との関係性によって、お祝いを現金で贈る場合はその金額、ギフトを送る場合はギフトの金額が異なってきます。 「親しい友人・職場関係」の場合、5,000円~10,000円が目安になります。 「兄弟・親戚」の場合、10,000円~30,000円が目安になります。 親しい友人や兄弟など、気心がしれている相手に現金を贈ることに問題はありませんが、相手が目上の方の場合は、現金を贈ることが失礼にあたると感じる方もいるため避けたほうが無難です。

のしの種類に注意!

デパートや文房具店など、のしが売られている場所に行くと、豪華なものからシンプルなものまで沢山の種類ののしが売られているのを目にすると思います。綺麗なものや可愛いものもあるので目移りしてしまいますが、のしには色々な意味が込められているためデザインが好きだからという理由でのしを選ぶのは避けましょう。のしは、お祝いのシチュエーションに適したものを選ぶのがマナーです。 新築祝いに適したのしは、「紅白の水引が付いている又は印刷されているもの」です。更に、水引の結び方が「蝶々結び」になっているものを選ぶようにしましょう。結び方には意味があり、蝶々結びは何度も結び直せることから、何度あっても嬉しい一般的なお祝いごとの際に使われる結び方です。 表書き・送り主名には筆か筆ペンを使い、濃い色で、楷書で書きます。 ちなみに、結婚祝いの際は「結び切り」となっているものを選びます。結び切りは、引っ張っても解けないことから一生涯添い遂げるという願いが込められた結び方です。間違えないようにしましょう。 また、お祝いの金額に適したのしを選ぶこともマナーになります。10,000円のお祝いで豪華なのしを使うのは不釣り合いとなります。

新築祝いを渡すタイミングは?

新築祝いを渡すタイミングは、新居に引っ越してからがいいのか、新築の話を聞いて直ぐがいいのか、いつがベストなタイミングなのか迷うところだと思います。 一般的には、新居に招待されたときに渡す。又、招待されたけど都合がつかない場合やお披露目の招待がない場合などは、新居に引っ越してから1~2ヶ月の間までに贈ることをおすすめします。 あまり早すぎるタイミングは、避けたほうがいいでしょう。引っ越し直後は慌ただしくしていることがほとんどです。ある程度部屋が片付き、落ち着いて普段の生活が送れるようになったタイミングに贈る心遣いが必要です。

ギフトでお祝いすることもOK!

目上の方には現金を渡すと失礼になることもあるので、ギフトを贈ることが適していますが、友人や知人に対しても、ギフトは喜ばれるお祝いです。 新築祝いに限らず、お祝いは「贈る気持ち」と、「相手に喜んでもらうこと」が大切です。どんなものを貰ったら相手が喜ぶのか、逆に困ってしまうのかを考えてギフトを選ぶようにしましょう。 気をつけたいポイントや定番のギフトを紹介していきます。

定番のギフトは日用品

定番のギフトは、日常的に使う消耗品です。普段自分では買わないようなハンドソープや入浴剤、洗剤などの日用品、上質なタオルなどが定番です。日用品は、使えば無くなり必ず不足して買い足すものなので、貰っても邪魔になることはありません。 自分がお祝いを貰う立場になって考えると想像できると思いますが、置物や雑貨など、置き場所に困るものや、好みが大きく影響するようなものは避けたほうがいいでしょう。 贈られた側の負担にならないことが定番ギフトの基本です。相手の立場に立って品物を選ぶようにしましょう。 後ほど紹介しますが、新築祝いのギフトとして贈るにはふさわしくないものもあるため、注意が必要です。

花や観葉植物も人気!

お花や観葉植物も人気の贈りものです。部屋の中に緑があるとおしゃれな空間を演出できるため、喜ばれているようです。観葉植物を選ぶ際は、できるだけ手間がかからないことや、大きく成長し過ぎないことなど、長い期間世話し続けることを念頭に置いて選ぶようにしましょう。手入れの仕方や育てて方は、お店の人や専門知識のある人に確認することをおすすめします。 花や観葉植物には花言葉があるものもあります。手入れのしやすさと合わせて、繁栄や健康など、新築のお祝いとしてふさわしい花言葉を持つ植物を選ぶのもおすすめです。

相手の好みを調べておこう

相手の好みを調べておくことは重要です。そうでなければ、自分の好みを押し付けることになってしまい、だれのためのお祝いなのかがわからなくなってしまいます。 日用品を贈るにしても、好みの色やデザイン、香りなどを調べておくと、贈られた側も困ることなく素直に喜んでくれます。 もし、親しい友人や知人に置物や食器など好みが影響するものを贈る際には、どこのメーカーのこれが欲しいという具体的なリクエストを聞いておくのも、相手に喜んでもらう新築祝いを選ぶ方法の一つです。

これが欲しい!新築祝いの本音

一般的に新築祝いを贈って喜ばれるものを紹介していきます。やはり、消えものと呼ばれる、使うと無くなるものや、自分で必要なものを選べる実用的なものが人気のようです。 お祝いをもらって嬉しくない人は少ないと思いますが、せっかく贈るなら貰った相手が本当に喜んでくれると贈る側も嬉しい気持ちになりますよね。 実際に新築祝いを貰って嬉しかったという声が多かったものを紹介しますので、参考にしてみて下さい。

カタログギフト

カタログギフトは、結婚祝いのお返しなどで利用されることも多く、利用したことがある人も多いと思うので説明するまでもありませんが、予算に合わせてカタログの中から好きなものを選び注文し、後日選んだものが届くというシステムのカタログギフトです。 カタログの中には食品、日用品、雑貨などのものだけでなく、お食事券など体験型のギフトも揃っています。多種多様な選択肢があるため、ギフトを贈られた当事者一人ひとりが、自分の好みで欲しいものを選ぶことができるのが魅力です。贈る側もあれこれ考える負担が減るため、多く利用されています。

商品券

商品券もカタログギフト同じように、贈られた側が自由に使えるため、喜ばれるギフトになっています。 新しい家に住む際は何かと物入りなことが多く、当事者が本当に必要なもののために必要なタイミングで使うことができるのが人気の理由です。 商品券には様々な種類があり、百貨店で使えるもの、スーパーで使えるもの、旅行券、お食事券など、他にも沢山揃っています。相手の趣味やこれからの生活に合わせて商品券を選ぶと一層役立つギフトになります。

食べ物や飲み物

食べ物や飲み物は日常的に使えるもので、使ってしまえば無くなってしまうことから邪魔になることもないため、長く残り続けるものを贈られるよりずっと良いと思う人も多いようです。 食べ物や飲み物を贈る際には「スーパーでは売っていない高級品を選ぶ」だけでなく、「子供がたくさんいる家族であれば、量がたくさん入ったジュースを選ぶ」。又、「夏の時期だったらアイスコーヒーを選ぶ」など、贈る側の家族構成や季節などに配慮した、ちょっとした心配りがあると贈られた側も嬉しさが増します。 また、アルコールは好みが分かれるため、好みを確認してから贈ることをおすすめします。老若男女、誰もが好きな緑茶などの日本茶を贈ろうと考える人もいるかも知れませんが、日本茶は仏事で使われることが一般的で、慶事にはふさわしくないと思う人もいるので控えたほうが良いかもしれません。 食べ物や飲み物だったら何でもいいやという気持ちではなく、やはり相手を思う気持ちを忘れずに品物を選ぶようにしましょう。

絶対に贈ってはいけないギフトとは

新築祝いのギフトには、絶対に送ってはいけないものがあります。 せっかく新築をお祝いする晴れやかな気持ちが台無しになってしまう可能性もあります。 新築祝いなどのお祝いは、「相手を祝福する気持ちの表れ」なので、相手に気持ちよくお祝いを受け取ってもらうためのマナーを守って贈るようにしましょう。

火を連想させるもの

タブーとされているのは火を連想させるものです。せっかく新築を手に入れ、新しい生活にワクワクしているところに、火事を連想させるような新築祝いを贈ることは縁起が悪く、相手に対して失礼にあたります。 火を連想させるものとしては、例えば、キャンドルや灰皿・ライター・トースターなどがあります。 また、赤い色をしたものも火を連想させるため選択肢から外しましょう。華やかな赤い花を贈ろうと思う人もいるかも知れませんが、新築祝いでは避けるのがマナーです。

壁などに穴を開けて使用するもの

壁にかけるような絵画や時計は、飾るために金具を取り付けるなどして壁に穴を開ける必要があります。また、これらを飾るスペースの確保も強要されることになります。 新築の家の壁に傷をつけることを嫌がる人や飾るスペースが無い場合もあるため、新築祝いの贈り物としてはふさわしくないとされています。

失礼にあたるもの

目上の方に対してのギフト選びには特に注意が必要です。 スリッパやマットはふさわしくありません。これらは、踏みつけて使うため、相手を踏みつける、又は、踏み台にするという意味になるので、目上の方への贈り物としては失礼にあたるのです。いくら高価なブランド品だとしても、避けましょう。 また、時計やかばんは、今以上に頑張れという意味が含まれているため、目上の方へ贈る場合は失礼にあたりタブーとされています。 先にも紹介しましたが、現金を目上の方へ贈るのは失礼にあたります。目上の方に直接現金を贈るということは、「お金に不自由しているでしょう」と言っているような印象を与えます。そのため、お金と同じ扱いとなる商品券や金券を目上の方へ贈ることも避けましょう。 一般的には汎用性の高い商品券や金券は喜ばれる贈り物ですが、目上の方に対してのお祝いとしてはタブーなのです。 お祝いを贈った側も贈られた側も気持ちよくいられるように、マナーは確認しておきましょう。

新築祝いのお返しはどうする?

新築祝いや出産祝い、入学祝いなど、お祝いを貰ったらそのお返しをするのがマナーになっています。 では、そのお返しの金額は一般的にどの程度が常識的と言われているのでしょうか?相手との関係がぎくしゃくしないためにも、お返しの習慣をきちんと把握しておきましょう。 また、状況によってはお返しの必要がない場合もあります。どんな場合だとお返しが必要ないのかも正しく理解しておきましょう。

相場の目安は贈り物の30~50%

一般的にお祝いを頂いてお返しをする際の金額は、頂いたお祝いの30%~50%が常識的な金額とされています。 仮に、頂いたお祝いと同額程度のお返しをしてしまうと、そんなつもりでなくとも、「あなたにお祝いして頂かなくても結構です」という意味になってしまうため注意しましょう。 また、お返しする際ののしの表書きは、「内祝い」又は、「新築内祝い」とし、水引は、紅白の蝶々結びを選びましょう。お礼状を送る場合は、「お返しをお贈り致します」という言葉は使わずに、「心ばかりの内祝いをお贈りいたします」というような言葉を使うのがマナーとなっています。

お返しが必要ない場合とは

お礼を頂いたらお返しをすることがマナーとなっています。 内祝いは、お祝いを頂いた際のお返しとして認識されていますが、内祝いの本来の意味は、「良いことがあった家が、親しい人たちを招いておもてなしをする」という意味です。 そのため、新築祝いを頂いた場合、本来の内祝いの意味の通り、自宅に招いておもてなしをすることがお返しとなります。 決してお返しが必要ないのではなく、自宅で食事やお酒でおもてなしをしたので、品物でお返しをする必要がないということになります。 「お返しは必要ない」という言葉をそのまま鵜呑みにするのは間違いなのです。 遠方に住んでいるなどで相手を自宅に招いておもてなしができない場合などは、相場の金額の品物にのしを付けてお返しするようにしましょう。 お返しを送るタイミングは、自宅でおもてなしをする場合も品物を贈る場合も、引越ししてから1~2ヶ月の間に行うようにしましょう。

新たな門出を気持ちよく祝おう!

家を手に入れるというのは人生の中で何回も経験するものではなく、大きなイベントのひとつです。 この新たな門出を、相手に喜んでもらえる品物で気持ちよく祝いましょう。

基本は邪魔にならないもの

紹介してきたように、新築祝いは相手に喜んでもらうことが基本です。相手の好みや、必要としているものを調べてから品物を選ぶようにしましょう。自分の好みを押し付けるようなことは避けましょう。

マナーには最大限注意しよう!

親しかった友人同士が、お祝いとお返しのやり取りが原因で関係がぎくしゃくしてしまったという話しを聞くことがあります。親しき仲にも礼儀あり。大人の常識として、新築祝いとそのお返しについてのマナーを身に付けておきましょう。 悪気がなくとも、マナーを知らなかったために、相手に嫌な思いをさせることもあります。自分の価値観で判断せず、マナーにそって新築祝いをしましょう。

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