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iemiru コラム vol.224

小さな子ども部屋はベッドの選び方がカギ!のびのび過ごせるレイアウトは?

子ども部屋こそベッドスペースを活用!

「のびのびと過ごせる素敵な子ども部屋を作ってあげたい!」と、試行錯誤しているご家庭は多いですよね。子ども部屋のレイアウトを考える時、避けて通れないのが「ベッドをどこに置くか」という問題です。 子ども部屋は、他の部屋よりも比較的せまい場合が多いため、ベッドを適当に置いてしまうと他の家具が入らずに困ってしまうことがあります。 限られたスペースを有効活用するには、ベッド選びから入念に行うことが大切です。そこで今回は、子ども部屋にベッドを置くポイントについて詳しくお伝えします。

子どもがベッドで寝るのは7〜10歳頃から

子どもが「1人で寝たい」と思うのは、大きな自立の時です。応援したい気持ちはありつつも、寂しいと思うのが親心かもしれません。 あるアンケートによると、子どもが1人でベッドで寝るようになるのは7〜10歳頃が一番多いそうです。まさにこの時期にこそ、将来的にも使えるベッド選び、効率良くスペースを使えるレイアウトを考えることが大切なのです。

子どもの成長に合わせてレイアウトを変更する

家の間取りや親の方針によっては、子ども部屋を用意しないというご家庭もあるでしょう。また、乳児〜幼児期までは、子ども部屋はほとんど必要ありません。ただし、子どもが小学生以上になると、自分の意思もしっかりしてきます。 その時、子どもが自分の部屋を欲しがった場合には、後々のレイアウト変更まで考えたベッド選びをすることが大切です。身長に合わせて伸縮するベッドや、机まで一体型になっているベッド、将来クローゼットとしても活用できるベッドなど、種類はさまざまです。 この頃には、子ども自身に部屋に対する考えを聞くこともできるため、家族で子ども部屋のアイディアを出し合う機会を設けてみても良いかもしれません。

子ども部屋のベッドを選ぶ4つのポイント

子ども部屋のベッドは、どのようなことに注目して選べば良いでしょうか?4つのポイントにまとめました。

1.サイズ感

子ども部屋に合うベッドサイズかどうかを確認しましょう。 将来的に、子ども用から大人用へと買い換えるのか、最初から大人用のベッドを買っておくのかなど、事前によく考えてから購入するのがポイントです。

2.素材

ベッドフレームの素材もチェックしてみてください。素材によって特徴は違います。どのような種類があるのかを1つずつ見ていきましょう。 ● 木製……定番素材。温かみがある。重量がある&組立が難しく、移動しづらい。
● パイプ(アイアン)……組み立てが簡単。無機質でクールなイメージがある。
● 畳……和モダンな印象。寝心地は固めで、布団をそのまま敷ける。
● 皮……高級感はあるが、人口皮や合成皮だと持ちが悪い。子どもには不向き。
ご覧のように、ベッドフレームの素材は、意外とインテリアとの相性にも関わる大切なポイントでもあります。

2.耐久性・安全性

ベッドの耐久性にも注目しましょう。小学生くらいの子どもの場合、ベッドの上で飛んだり跳ねたりする可能性は十分に考えられます。丈夫なものを選んでおかなければ、ベッドの破損や子どもの怪我にも繋がる恐れがあります。 購入時には「耐荷重◯kg」などの表記に注目してください。耐久性を確認できるだけでなく、子どもの成長に合わせてどのくらいの時期に買い替えが必要なのかを把握することができます。 また、子どもは頻繁に寝返りをするため、安全性も重視しましょう。サイドガードが付いていたり、高すぎないデザインのベッドを選ぶことも大切です。

子ども部屋に合わせたベッド4選

いよいよ、子ども部屋におすすめのベッドをご紹介します。子どもの人数や年齢によっても選ぶポイントは変わりますが、子ども部屋の活用方法の選択肢も増えるため、ぜひチェックしてみてください。

1.小さな子ども部屋なら収納タイプのベッド

小さな子ども部屋の場合「家具が入りきらない」という悩みがつきものです。限られたスペースを有効活用したい方は、ベッドの下に収納ができるタイプを選ぶと良いでしょう。 引き出しタイプがほとんどですので、ストレスなく出し入れが可能です。大きなものまで入るため、小さな部屋でもすっきりまとめることができます。

2.兄弟がいるなら二段ベッドも検討

兄弟がいる場合、広めの子ども部屋であれば2台のベッドを一直線に並べるレイアウトも人気です。ただ、どうしてもスペースが足りない場合には、二段ベッドを検討してみるのもありでしょう。 通常の二段ベッドタイプも良いですが、立体L字型に組み合わせるなど、工夫次第でそれぞれの子どものプライベートスペースを確保することもできます。収納スペースも確保できる上、下の段にも光が当たりやすく、開放感も望めます。

3.デスクスペースが欲しいならロフトベッド

ロフトベッドは、子どもに人気のアイテムです。ハシゴを昇って寝る楽しさはもちろんですが、さらにベッドの下の空間にデスクスペースや収納スペースを設けることができるため、スペースを無駄なく活用することができます。 ただし、デスクスペースにする場合にはどうしても光が当たりにくいため、照明にも気を遣うことを忘れないようにしましょう。 また「高さがあるから危険」と考えるご家庭もあるようですが、少し低めでカスタマイズができるシステムロフトベッド、ミドルベッドもあるため、ぜひチェックしてみてください。

4.折り畳みベッドにはデメリットも

「使わない時にはコンパクトにまとめたい」という場合には、折り畳みベッドやソファベッドを選択肢に入れても良いかもしれません。 比較的安価で軽量なものもあるため、子どもでも折り畳みが可能です。移動が簡単にできるため、掃除がしやすいというメリットもあります。 しかし、寝心地に関してはあまりおすすめできません。実際に寝心地を試したり、安定性を確認してから購入することをおすすめします。

子ども部屋のレイアウトを決めるポイント

子ども部屋にベッドを置く場合、どんなことに気をつけてレイアウトを決めていけばよいでしょうか。ポイントをみていきましょう。

ベッドの位置から決める

子ども部屋という限られたスペースの中でレイアウトを決めていく時、一番大きな家具であるベッドの位置から決めていくことをおすすめします。 「子ども用ベッドなら置けても、大人用のベッドを置けない」ということにならないよう、将来を見据えたレイアウトを考えておきましょう。もちろん、そのリスクを低減させるため、最初から大人用のベッドを購入するのも一案です。 ちなみに、ベッドは壁にぴったりくっつけてしまう位置に置くと、布団がずれやすくなってしまうため、壁から少し離しておくのが一般的です。

後々のプライバシーまで考えるのが◎

小学生〜思春期に差し掛かった頃、自分だけのスペースを欲しがる子どもは多いでしょう。 そのため、小学生の時にはカーテンやパーテーションなどで、緩く仕切りのあるスペースを作る、思春期以降にはプライバシーをしっかり守れる独立した子ども部屋を作るなど、後々のことを考えて子ども部屋を作りましょう。 注意が必要なのは、完全に部屋にこもってしまわないような工夫を行うことです。 ベッドは子ども部屋にあっても勉強は共用スペースで行う、テレビは子ども部屋に置かない、など、家庭内でのルールを決めるのもポイントでしょう。

子ども部屋を使う期間は長くても10年ほど

子どもが過ごしやすいように……と、日当たり良好で広いスペースを子ども部屋にしているご家庭は多いでしょう。リフォームやDIYも人気です。 ただ、気をつけておきたいのは、子ども部屋を使う期間のことです。子ども部屋は永遠のものではありません。実際の利用は小学校低学年〜成人するまでの約10年ほどだった、という声は多いです。 別の部屋に荷物を詰め込んでまで無理して子ども部屋を作るのではなく、パーテーションなど可動式の家具で仕切りを作ってスペースを活用する方法もあります。この場合、子どもが実家から自立した時に、広い部屋に戻すことも容易です。 子どもが自立してから、どのように子ども部屋を活用するかについても考えておくと、後で困らずに済むのではないでしょうか。

子ども部屋に関するお悩みQ&A

最後に、子ども部屋に関してよくある悩みをご紹介します。

子ども部屋の広さはどれくらいあったら良い?

家の間取りや広さによっても違いはありますが、子ども部屋に4.5〜6帖ほどの広さを確保しているご家庭が多いようです。 将来を考えて大きな子ども部屋を用意しているケースもありますが、広すぎると部屋にこもりきりになってしまうリスクが大きくなるため注意が必要でしょう。

兄弟それぞれに部屋は与えるべき?

小さいうちは共同で使っていても良いですが、思春期などのデリケートな時期に差し掛かる頃には各部屋を与えてあげるのが理想でしょう。 広い子ども部屋を作って、将来的には壁を作るアイディアも人気です。ただしこの場合には照明やコンセントなど、先を見据えた設計が必要となります。

子どもが3人で部屋が2つしかない場合はどうしたら良い?

「子どもが3人だけど、3部屋を子ども部屋にする余裕がない」そんな場合には、いくつかの選択肢があります。 ● ベッドのある部屋(就寝部屋)と勉強の部屋で分ける
● 性別で分ける
● 上の子どもに一部屋、下の子ども2人は同じ部屋にする
大切なのは、思春期に差し掛かった子どもにプライベートなスペースを持たせてあげることです。思春期が過ぎれば1人の部屋が欲しいとあまり思わなくなるそうですので、時期が来たら下の子どもに譲ってもらうなど、工夫してみましょう。

寝る子は育つ!リラックスできる子ども部屋作りを

子どもの理想的な睡眠時間は、小学校高学年でも10〜11時間ほどだといわれています。つまり、1日の半分近くをベッドで過ごすということです。 子ども部屋というと「勉強をするスペース」というイメージがある方も多いと思いますが、実は、就寝スペースであるベッドこそ、子ども部屋の中心アイテムだといえるでしょう。 ぜひ、今回ご紹介したベッドの選び方やレイアウトを参考にして、リラックスできる子ども部屋を作ってあげてくださいね。

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