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iemiru コラム vol.231

おしゃれな洋風感を出すなら上げ下げ窓で!メリット&デメリットは?

上げ下げ窓でおしゃれな洋風住宅を作ろう

まるで絵本の中から出てきそうな、洋風感のある家に憧れを持っている方は多いかもしれません。内装はもちろんですが、外観も大切です。そこで、おしゃれ感を出すためのアイテムとして「上げ下げ窓」を採用してみてはいかがでしょうか? 今回は、上げ下げ窓の特徴や、知っておきたいポイント、実際に採用するとなると、どんなメリットやデメリットがあるのかについて、ご紹介します。

上げ下げ窓とは?

上げ下げ窓というのは、その名の通り縦方向に上下にスライドさせて開け閉めを行う窓です。 欧米を中心に見られる窓タイプで洋風感を出すことができるため、近年では日本の住宅でも取り入れられることが多くなっています。

見た目ばかりではなく、実用性をチェックすることが肝心

見た目のおしゃれ感に惹かれて、上げ下げ窓を家作りに取り入れる方は多いでしょう。しかし、上げ下げ窓にはメリットばかりではなく普通の窓に比べて開閉しにくいなど、実際に使用すると不便だという声もあります。 事前にリサーチしておくことで対処できる場合もあるため、魅力だけではなくデメリットを知った上で採用することをおすすめします。

上げ下げ窓の種類はおもに3つ

「上げ下げ窓」と一言で言っても、大きく分けると3つの種類があります。どの様に使いたいのかによっても選び方が違ってくるため、それぞれの特徴を押さえていきましょう。

シングルハング窓

シングルハング窓は「片上げ下げ窓」とも呼ばれています。下窓だけを上下に開閉するタイプで、上窓は固定されているので動きません。 上げ下げ窓の中では比較的安価で、気密性が高いというメリットがあります。また、網戸を付ける場合にはスライドが可能で窓の外に手や顔を出すことができるため、掃除の時などにも便利でしょう。 デメリットとしては開口部が少なく、換気の効率が悪いことです。採用する場合には、他の窓の配置を考えて風の通り道を確保するなどの工夫が必要です。

ダブルハング窓

ダブルハング窓は「両上げ下げ窓」とも呼ばれています。上下の窓を両方とも開閉することができるため、換気を重視して窓を選ぶ場合にはおすすめです。 また、好きな位置で窓を固定できるため、他の上げ下げ窓と比べると窓の開け方のバリエーションが豊富です。風量を調節できるというのは、大きなメリットになります。 しかし、シングルハングと比べると、どうしても気密性においては劣ります。また、網戸を付けるのであれば、窓全体に固定されるため、顔を出したりすることができないのがデメリットでしょう。

バランス上げ下げ窓

バランス上げ下げ窓は、別名「スリット上げ下げ窓」と呼ばれることもあります。上下の窓のうち片方を動かすと、もう一方も連動して動くタイプの窓です。 換気効率が良いこと、そして、上下の窓が一度に動くため開閉しやすいことが魅力です。 しかし、ダブルハングと同じで、網戸の位置が窓全体を覆って固定されているため、窓の外に顔を出すことはできません。また、他の上げ下げ窓よりも比較的価格が高いです。

上げ下げ窓のメリット

上げ下げ窓についての基礎知識が分かったところで、メリットやデメリットをそれぞれ確認していきましょう。

1.風通しが良い

上げ下げ窓の一番のメリットとも言えるのが、風通しが良いということでしょう。 家を作る時のポイントとして、1部屋に2つ以上の窓を付けると良いと言われています。これは、基本的に風の入り口と出口を作ることで、空気の循環を効率良くさせるためです。 しかし、場合によっては1部屋に2つの窓を取れない部屋もあります。そんな場合に、ダブルハング窓やバランス上げ下げ窓を採用すると、1つの窓だけで2箇所の通風を確保することができるのです。

2.気密性が高く、断熱・遮音にも優れている

上げ下げ窓は窓の端に隙間がないため、気密性が高いこともメリットの一つです。「気密性が高い」というのは、住宅において「隙間が少ない家」ということです。 なぜ家作りをする時に気密性が重視されるかというと、理由の1つに断熱性に優れていることが挙げられます。外の空気の影響を受けづらく快適な温度で暮らせるというのは、快適な家作りのポイントといえるでしょう。 また、気密性が高いということは、遮音性にも期待できるということです。例えば車の通りが激しい道に接している部屋に取り付けると、騒音の影響を受けづらくなります。

3.防犯面でも安心

防犯面で安心という点も、上げ下げ窓の魅力です。上げ下げ窓は縦長で、横幅が狭く、なお且つ、窓を開閉するのが通常の窓に比べると難しいです。そのため、上げ下げ窓を採用すること自体が、外部からの侵入を未然に防ぐことにも繋がるのです。 知っておきたいのが、侵入が難しい窓のサイズ感です。上げ下げ窓のように四角い窓の場合、開閉できる部分が45cm×25cm以内のサイズが、人が入って来づらい寸法になるため、ぜひ参考にしてみてください。 防犯性能を高めるのであれば、窓のロックシステムをチェックすることも大切です。実は、上げ下げ窓によってはロックが軽いものが多く、破ろうと思えば簡単に侵入ができてしまうものもあるのです。対策として、窓の左右に面付錠などを付けるのも良いかもしれません。 また、上げ下げ窓の設置場所が通りに面していて、比較的侵入しやすい場合には、防犯ガラスを採用するなどの工夫も必要です。

4.おしゃれ感を出せる

「おしゃれ感を持たせたくて、上げ下げ窓を採用した」というご家庭も非常に多いようです。洋風のデザインを家作りに取り入れたい場合に、上げ下げ窓は活躍してくれます。 ウッドデッキ、バルコニー、庭のガーデニングで洋風感を出したいという場合、家の外観とのマッチングもかなり重要ですが、上げ下げ窓を設置することでより理想の家作りができるでしょう。

上げ下げ窓のデメリット

次に、上げ下げ窓の気になるデメリットを見ていきましょう。

1.掃除がしにくい

窓は外部と接しているため、砂埃などの埃がつきやすい場所です。通常の窓であればさっと拭いて綺麗にすることができますが、上げ下げ窓の場合には外側の窓を掃除することが難しいのです。 家の中からはどうしても片面しか磨くことができないため、家の外側から専用の掃除道具を使って磨くしか方法がありません。高い位置にある場合には、なおさら大変な作業になります。 また、加えて結露が起こりやすいのもデメリットでしょう。枠に溜まってしまうと、窓自体のサビなどを引き起こして劣化を早めてしまう可能性があります。遮熱や断熱機能がついたガラスを採用することで対策できるため、入念に選ぶことが必要です。

2.開け閉めしづらい

上げ下げ窓は、下の窓を上に持ち上げて開ける構造上、開け閉めしづらいです。 時々しか開けない窓であれば良いですが、しょっちゅう開け閉めを行う部分に設置した場合、ストレスになる可能性もあるでしょう。 手軽に開け閉めできる重さかどうか、窓の重量を確認しておくと安心です。

3.カーテンなどの種類が限られる

デザイン性の高い上げ下げ窓ですが、見落としがちなのが室内のインテリアコーディネートとの兼ね合いです。 上げ下げ窓は、窓が上下に動く構造上、一般的に最も多い両開きのカーテンは取り入れづらいのです。基本的にはブラインドやロールスクリーンなど、上下に動くデザインに限定されてしまうため、色や柄などの選択肢が狭まってしまいます。 「他の窓と同じカーテンにしたくてもサイズや柄がない」ということもあり得るため、考慮して選ぶことも大切でしょう。

4.価格が高い

上げ下げ窓は一般的な窓に比べると、価格が高い傾向にあります。もしも、外観よりもコスト重視!という場合には、他の窓の種類を検討した方が良い場合もあります。 採光だけを目的とするのであれば、窓が開かない「はめ殺し窓」などコストが安いものもあります。家を作る上でどんな点を重視するのかを今一度考えて、窓の種類を選ぶと良いですね。

上げ下げ窓はどんな場所に設置する?

そもそも、窓本来の基本的な役割は「採光」そして「換気」です。採光は窓を設置するだけで叶えることができますが、上げ下げ窓は種類によって換気の効率が変わってくるため、設置をする場所に注意が必要です。 そこで、続いてはおすすめの設置場所についても、チェックしていきましょう。

窓を設置しづらい場所

上記でも触れましたが、換気効率をアップさせるためには、1部屋に2つの窓を設置するのが良いといわれています。できれば対角線上に窓を設置すると、より効率良く風を循環させることができるでしょう。 しかし、住宅が密集しているなど、立地条件によっては窓を設置しづらい部屋もあります。上げ下げ窓は、そんな部屋にこそおすすめです。 上げ下げ窓は比較的小さな窓のため、防犯面でも効果的です。風の通りを良くすることで、季節によってはエアコン代の節約にも繋がります。

縦長のスペースを活用できる場所

上げ下げ窓の特徴である縦長の形を利用して、設置を考えるのもおすすめです。例えば階段などは設計によっては薄暗いスペースになりがちですが、上げ下げ窓を設置することで明るい雰囲気に変えることができます。 また、隣の住宅との距離が近い場合などにも採用しやすいです。網戸やロールカーテンをつけると、プライバシーを守ることもできるでしょう。 ただし、掃除に手間がかかってしまうため、足場がきちんと確保できる場所かどうかを確認しておくことも大切なポイントです。

地窓や高窓に設置するのは不向き

上げ下げ窓を、床に近い地窓、天井に近い高窓に設置するのはあまりおすすめできません。理由は、開閉や掃除がしづらいことにあります。 上げ下げ窓以外にも様々なタイプの窓があるため、設計する時には実用的かどうかを確認して選ぶようにしましょう。

上げ下げ窓で開閉トラブルが起きたら?

上げ下げ窓のデメリットとして挙げた「開け閉めしづらい」という点ですが、トラブルが起きた時にどのように対処したら良いのかを知っておくことも肝心です。 そこで、メンテナンスや使い方のポイントについてもご紹介します。

まずはチェック!上げ下げ窓によくあるトラブル

まずは、上げ下げ窓によくあるトラブルを見ていきましょう。メンテナンスを考えた方が良い場合もあるため、1つずつ確認してみてください。 ● 開閉時に音がする
● 開閉時のがたつきが気になる
● 窓が持ち上げづらくなった
● 固定されずに窓が下がってくる
● 部品が割れていたり、ヒビが入っていたりする

トラブルを見つけたら?

上記のチェックポイントに1つでも該当する場合、建築会社や工務店などに早めに相談することが大切です。落下などの事故が必ず起きると断言することはできませんが、実際に窓が落ちてしまった事例もあるのです。 なお、そのようなトラブルを見つけたら改善されるまでは網戸を下に下げ、窓を閉めた状態にしておくようにしましょう。

自分で直すことができる場合もある

上げ下げ窓のトラブルは、自分で改善できる場合もあります。急に開け閉めしづらくなったり、自然に窓が下がってくる場合に確認していただきたいのが、「バランサー」という部品です。 バランサーは下側の窓を持ち上げた時の左右に位置していますが、バランサーの調整ネジを緩めたり締めたりすることでトラブルが改善する場合があります。 調整方法については、各メーカーの説明書などに記載があるため、確認してみましょう。しかし、注意が必要なのは、自分で直すのはあくまでも自己責任となってしまうことです。 そもそも、バランサーのワイヤーが切れていることも考えられますし、慣れていないと指などを挟む事故へと繋がる可能性もあります。トラブルを回避し、上げ下げ窓の寿命を延ばすことにも繋がるため、定期的にメンテナンスを行うことを忘れないようにしましょう。

上げ下げ窓に網戸を付けるなら?おもな網戸の種類

「外観を損ねる」と、網戸を付けないことを選択するご家庭もありますが、網戸がないと虫や砂埃などが入ってきてしまうため、上げ下げ窓には網戸を取り付けるのが一般的です。最後に、上げ下げ窓に適した網戸の種類をご紹介します。

固定するタイプ

一般的に採用されることが多いのは、上げ下げ窓と同じメーカーの網戸です。窓枠に固定されてしまうことで窓から顔を出せないというデメリットはありますが、メーカーのサポートなども受けやすいため一番おすすめです。 また、室内から網戸を外しやすいため、お手入れが簡単なのも魅力でしょう。

アコーディオンタイプ

折りたためるアコーディオンタイプの網戸は「プリーツ網戸」と呼ばれることもあります。 1箇所でまとめられるため収納においては優秀ですが、耐久性が低いため定期的に取り替えなければならないというデメリットがあります。また、隙間から虫が入ってきやすいため、対策が必要でしょう。

横引ロールタイプ

横に引いてロールさせて収納するタイプの網戸です。折り目はなく、隙間から虫が入ってきづらいというメリットがあります。 デメリットとしては、収納するケースを窓の横に取り付ける必要があるため、邪魔になってしまうことや、虫を巻き込んで潰してしまうリスクが高いことが挙げられます。

上げ下げ窓と比較される窓の種類

窓の種類を選ぶ時には、設置場所に合うものを選ぶことがポイントです。最後に、上げ下げ窓とよく比較される窓を2種類ご紹介します。

引き違い窓

「引き違い窓」というのは、横に引いて開けるタイプの窓です。外観内観関係なくどんな家にもマッチするため、採用しているご家庭も多いのではないでしょうか。 デメリットは、上下に戸車が付いていることで気密性が低くなってしまうということです。気密性を重視する場合には、戸車が付いていない上げ下げ窓がおすすめです。

縦すべり出し窓

ホテルなどで採用されることが多い「縦すべり出し窓」は、上下の枠に溝がついていて片方の窓を押し出す窓です。 換気しやすく、ストッパーを外すことで全ての面を掃除できるというメリットがありますが、その反面、雨天時には室内側の窓まで濡れてしまうというデメリットがあります。 また、外側に網戸が付けられないため、ロールタイプなど室内に取り付ける構造のものしか採用できないことも押さえておきましょう。

理想の家作りに上げ下げ窓を上手に取り入れよう

上げ下げ窓はおしゃれな見た目はもちろん、採光や換気、気密性においてもメリットが多いです。しかし、開け閉めしづらいなど、機能性としてはデメリットがあることも忘れてはいけません。 外観で目立つところには上げ下げ窓を採用して、他は引き違い窓や縦すべり出し窓などを採用するなど、窓を使い分けることも選択肢に入れておくと良いでしょう。 ぜひ、上げ下げ窓を上手に家作りに取り入れて、理想の我が家を作ってくださいね。

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