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iemiru コラム vol.254

DIYリフォームは壁から始めよう!基礎知識&おすすめアイディア6選!

DIYを我が家に取り入れたい!

「DIYを始めたいけれど、どこから始めたら良いのか分からない」という声を良く聞きます。そんな方は、部屋の中で大きな面積を占める「壁」のリフォームから始めてみませんか? 壁のリフォームといっても、簡単な方法から難しい方法までやり方はたくさんあります。少し手を加えるだけで、部屋の雰囲気をガラッと変えることも可能でしょう。 そこで今回は初めてのDIYで知っておくべきポイントや、誰にでもできる壁リフォームのアイディアをお伝えしていきます。

DIYとは?

DIYとは、「Do It Yourself」の略です。直訳すると「自分でやってみる」ということです。 おもに家の修繕や装飾を専門家に頼むのではなく、自分で行うという意味合いで使われています。 昔は「日曜大工」という言葉で、作業を行うのは男性というイメージがありました。しかし、DIYという言葉が流行りだしてから、女性も積極的に行うようになっています。 また、以前と比べて、書籍やウェブ媒体からDIYのやり方やアレンジなどを手軽に知ることができるのも、DIY人口が増えたことと関係しているでしょう。様々な例や方法を見ることができるため、イメージがしやすく、チャレンジしてみたいと思う方も増えているようです。

DIYの大きなメリット

DIYリフォームの一番のメリットは、やはり費用を抑えられることにあるでしょう。基本的には材料費のみしかかからないため、リフォーム会社に頼むよりもかなり安く仕上がります。 また、自分の好きなペースで作業を行うことができるため、作り上げていく楽しさにハマってしまう方も多いようです。また、「やってみれば意外とできてしまう」のもDIYの面白さです。 今までリフォームなど大規模な修繕は、業者や専門知識を持つ人しかできないと思われていましたが、今や、壁や床なども自分でリフォームする方が増えています。

初めてのDIY!知っておきたい基礎知識

DIYは、なんとなく始めてしまうと失敗してしまう場合もあります。せっかく価格を安く抑えられても、材料を無駄にしては意味がありませんし、失敗するとやる気もなくなってしまうでしょう。そこでまずは、DIYを始める上で知っておきたい基礎知識をまとめました。

図面は必ず作る

壁のリフォームに限ったことではないですが、DIYを始める時にはまず、図面作りから始めることが大切です。これは、実際に必要な材料や道具をイメージすることにも繋がるため、外せない工程です。 縮尺定規を使うとより効率が良いですが、普通の定規しかない場合には1/100の縮尺で書きましょう。

しっかり採寸する

図面作りの際に書き込んでいくのが「寸法」です。DIYによくある失敗は、採寸が間違っていることで起こりやすいため、しっかり測りましょう。 実際に家の寸法を測ると、家は若干の歪みやうねりがあることが多いため、高さ・幅・奥行きに関しては、何箇所か測ることが肝心です。

時間をかけて丁寧に作業する

DIYを行う時、「今日だけで仕上げる!」と決めて行う方もいますが、それはあまりおすすめできません。リフォームをする程度にもよりますが、時間をかけて丁寧に作業することで失敗を防ぐことができるのです。 最初から最後まで気を抜かずに仕上げないと、それまでかけた手間や時間が無駄になってしまうため、時間に余裕を持ってチャレンジしましょう。

壁のDIYリフォームおすすめアイディア6選!

それではいよいよ、壁のDIYを始めましょう。簡単なものから手の込んだものまで、アイディアを6つ紹介します。比較的アレンジしやすいアイディアですので、きっとあなたのDIYにも役立つはずです。

1.剥がさなくても簡単!シール壁紙を貼る

今の壁紙を剥がすのが面倒という場合は、壁紙の上から貼ることができる「シール壁紙」を使ってみてはいかがでしょうか。 シール壁紙は大きく分けて2種類あり、壁に定着するタイプと、剥がせるタイプの2通りに分かれます。違いは名前からイメージできる通り、剥がせるか剥がせないかの違いです。 現在の住まいが賃貸で、簡単にリフォームが難しい場合でも、剥がせるタイプのシール壁紙であればリフォーム可能です。貼り方は簡単です。どちらも裏紙をめくり、ハケなどを使用して少しずつ貼り付けていくだけです。 ただし、壁紙によっては剥がれやすい壁紙や、貼ることができない壁紙もあるため、事前に確認しておきましょう。

2.一手間を楽しもう!生のり付き壁紙を貼る

DIYを楽しむのであれば、生のり付き壁紙を貼るのもおすすめです。壁紙を貼る時に難しいのが「のり付け」ですが、もともと裏面にのりが付いているタイプの壁紙ですので、比較的簡単に貼ることができます。 壁紙のデザインや機能性も豊富ですので、自分の好みの壁紙を選びやすく、全て道具が揃ったキットも販売されているため、初心者の方でも安心して試しやすいです。 ただし、生のり付き壁紙の場合には、今の壁紙を剥がすところから作業が始まるという手間がかかってしまいます。生のり付き壁紙を貼る前に、下地をフラットにしておかないと剥がれや気泡が入ってしまう原因になるため、事前に手順をよく確認しておきましょう。

3.自分好みに!絵の具やペンキでペイントをする

オリジナリティーを出したいのであれば、自分好みにペイントしてみるのも良いでしょう。「臭いが心配」という声もありますが、室内用の塗料は臭いもあまりなく、ローラーなどで塗るだけですので手軽です。 塗料は、カラーや質感も種類豊富なため、カラフルな外国風の部屋を作ることもできます。初心者へのおすすめは水性ペンキです。子ども部屋で子供の手形などを残しても楽しいかもしれません。もしも失敗が心配なのであれば、事前に剥がせる壁紙を貼ってからペイントしていくと安心です。

4.人気のロハス風に!珪藻土を使う

健康的で環境にも優しいロハス風の家作りに取り入れられるのが、珪藻土の壁です。珪藻土とは調湿効果・消臭効果に優れた壁素材です。梅雨時期の湿気や冬の結露対策にも効果的な上、保温性にも優れています。 一見難しいと思われる珪藻土リフォームDIYですが、壁紙の上から塗ることができるタイプや、ローラーやハケなどで手軽に塗るタイプ、カラーバリエーションが選べるタイプなど選択肢が広いため、好みに合った壁作りができるでしょう。

5.賃貸でも可能!2×4木材で自由に壁面アレンジ

「2×4(ツーバイフォー)木材」を用いた壁面リフォームも、近年人気を集めています。2×4木材とはアメリカの建築に使われてきた製材のことで、およそ2インチ×4インチであることからこの名が付きました。 もちろん、2×4木材だけでDIYを行うわけではありません。「ディアウォール」や「ラブリコ」のようなDIY素材を使って、2×4木材を床から天井まで突っ張り棒のようにして柱にして、壁面収納や飾り棚などを作っていく仕様になります。 壁や床、天井を傷つけずに工具も要らないという手軽さから、特に賃貸物件でのリフォームDIYとして取り入れられています。 2×4木材でのDIYは、とにかく採寸をしっかり行うことが重要です。ホームセンターで切ってもらったり、通販で採寸ぴったりの長さの2×4木材を届けてもらったりすることもできるため、ぜひ試してみましょう。

6.手軽にイメチェン!壁にアクセントを作る

手軽にDIYを行たいのであれば、プチリフォームを行うのもありです。リフォームと呼べるほど大げさなものでもありませんが、好みの場所に貼るだけで雰囲気を変えることができるため、おすすめの方法です。 使う素材は「ウォールステッカー」「粘着タイル」「マスキングテープ」などがよく用いられています。また、湿気や臭いなどを低減させる「エコカラット」という素材も近年注目を集めています。天然素材のような質感のため、壁の一部分に使用するだけでも十分なイメチェンが行えるはずですよ。

リフォーム会社に頼むなら?DIYとの費用比較

もしも、自分でDIYをする時間がなかなか取れないという場合には、リフォーム会社に頼むのもアリかもしれません。その場合、かかる費用はどれくらいなのか知っておきましょう。

リフォーム会社なら約10万円〜15万円

リフォーム会社に壁紙の張替えを依頼するのであれば、1平方メートルあたり約1,000円〜1,500円が相場だといわれています。ただし、へこみや傷などがある場合には、補修代として1箇所、約1万円〜2万円ほどかかることもあります。傷の程度にもよるため、事前に確認しておくことが大切です。 リフォーム会社では壁紙の張替え以外にも廃材の処分費など、その他の費用がかかるため、8帖(約35平方メートル)の部屋であれば、約10万円〜15万円ほどが費用の相場になります。

DIYリフォームなら約1/3の価格でできる

どんなDIYリフォームを行うかによっても価格には差がありますが、例えば自分で壁紙を購入するのであれば、1平方メートルあたり約300円〜1,000円ほどで済みます。 8帖の部屋であれば単純に1万〜3万5000円、必要な工具などを揃えたとしても約1/3の価格でリフォームできるため、かなり価格を抑えることができます。

DIYリフォームでお気に入りの壁作りを始めよう!

「壁紙を自分でリフォームできるなんて、想像もしていなかった!」という方もいるかもしれません。しかし、今回お伝えしてきたように、DIYリフォームの方法は壁だけ見てもたくさんの方法があります。 賃貸でできるDIYもありますし、貼るだけで手軽にできる方法もあります。自分の好みに合わせて好きなペースでじっくり取り組めるため、1度DIYを行ってみると意外にもハマってしまうかもしれません。 もちろん、リフォーム会社に頼んだ方が良い場合もあるため、うまく見極めてお気に入りの壁を作ってくださいね。

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