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iemiru コラム vol.256

子ども部屋のカーテンはどう選ぶ?年齢・性別・目的・機能性で見るポイント

子ども部屋のカーテンで過ごしやすさが変わる

カーテンは部屋の雰囲気を大きく左右するアイテムですが、色や種類が豊富な分、子ども部屋のカーテン選びに悩んでいるご両親も多いのではないでしょうか? 子どもはどんどん成長するため、今は良くても、大きくなったら気に入らなくなってしまう可能性もあります。もちろん、成長に合わせて取り替えるのも1つの方法ですが、将来まで子どもが気に入って使い続けられるカーテンを選びたいと思っている方もいるでしょう。 そこで今回は、機能面や色だけではなく、年齢や性別、目的に合わせたカーテンの選び方のポイントをお伝えしていきます。

カーテンの役割

カーテンの持つ役割は、意外と多いものです。選ぶ時の参考にもなるため、今一度、カーテンの基本的な役割についてチェックしていきましょう。 ● 遮蔽……目隠しになるため、防犯効果に繋がる
● 調光……光を調節するため、日焼け対策ができる
● 保温……寒い時期に部屋を暖かく保つ
また、上記の役割以外にも、防汚や吸音、防炎効果などを持つ「機能カーテン」も販売されています。部屋に合うカーテンを選ぶことで、これらの特殊な効果が発揮されます。子ども部屋のカーテンを選ぶ上でも、ぜひ知っておきたいポイントといえるでしょう。

子ども部屋のカーテンは買い換える?買い換えない?

子ども部屋のカーテンを選ぶ時、以下のどちらの選択肢を選ぶかによって、カーテンの選び方も変わってきます。 ● 子どもの年齢に合わせて取り替える
● 将来まで長く使う
子どもの年齢に合わせて買い換えるのであれば、幼児期でないとチャレンジしにくいキャラクターもののカーテンや、大柄でカラフルなカーテンなどに挑戦してみるのも良いでしょう。 また、子どもに自分の部屋のカーテンを選んでもらうのもおすすめです。自分の部屋に対する愛着も湧きやすく「自分で選ぶ」ということを学ぶ良いきっかけにもなります。 一方、将来まで長く使いたいという場合には、シンプルな柄のカーテンを選ぶのがおすすめです。あまり渋い色よりもパステルカラーなどを選ぶと、子ども部屋としても明るい印象になりますし、成長しても長く使えるでしょう。 また、これからご紹介する選び方のポイントもぜひ参考にして、楽しく子ども部屋のカーテン選びをしてみてください。

子ども用のカーテンの4つの選び方

それではいよいよ、子ども用のカーテンの選び方をチェックしていきましょう。年齢・性別・使用目的・機能性の4つのポイントから見た選び方をご紹介します。

1.年齢で選ぶ

年齢でカーテンを選ぶ場合、おもに幼児〜小学生・中学生以上で選び方が分かれてくると思います。 幼児〜小学生の時期は、子どもの好みはあれどもしっかり判断することができないため、基本的には親の意向が大きく反映されることになります。子ども部屋ならではのカラフルなカーテンにしたり、お子様が好きなキャラクターのカーテンを選んでも良いかもしれません。初めての「自分だけの部屋」を気に入って使ってもらうきっかけにもなります。 ただし、興味の移り変わりが激しいこの時期、キャラクターものなどは取り替えることを念頭に置いて選ぶべきでしょう。長く使いたいのであれば、シルエット柄など落ち着いた感じのものを選ぶと良いかもしれません。 中学生以上の時期は思春期に差し掛かる年齢のため、できれば落ち着いた色を選ぶようにしましょう。子ども部屋に勉強机を置いている場合には、集中力をアップさせる青や緑などの色を取り入れると学習しやすい部屋作りにも役立つでしょう。

2.性別で選ぶ

カーテンに限った話ではありませんが、子ども部屋のインテリアを選ぶ時、一昔前は「男の子は青系」「女の子ならピンク系」など、「男らしさ、女らしさ」に注目していたご家庭は多いでしょう。 しかし、現代では子どもの個性や趣味嗜好を第一に考え、性別によってカーテンの色やデザインを変えていないというご家庭も増えているそうです。逆に考えると、まだお子様が小さいうちに部屋のカラーを性別で考えてしまうと、成長した後に好みが変わってしまう可能性があります。 そのため、まだお子様の趣味嗜好が分からないうちはカラーが偏りすぎないカーテンを選ぶのもおすすめです。柄物にするのであれば、動物柄やドット柄、ストライプなど、男の子でも女の子でも将来気に入ってくれそうなものを想像して選ぶのも楽しいでしょう。 近年人気のナチュラルな北欧系のカーテンなどを取り入れるのもおすすめです。

3.使用目的で選ぶ

使用目的によって、カーテンを選ぶことも大切です。例えば、勉強をする部屋であれば落ち着いて集中できるカーテン、ぐっすり眠れる部屋であれば入眠しやすい落ち着いたカーテン、楽器の練習をする部屋であれば防音加工があるカーテンなど、お子様が子ども部屋をどんな風に使うか考えて選ぶと良いでしょう。 使用目的で選ぶことは、次にご紹介する「機能性」と通ずることでもあるため、ぜひ併せてチェックしてみてください。

4.機能性で選ぶ

カーテンには快適な生活のために、さまざまな機能が付いています。子ども部屋のカーテンにおすすめの機能としては、光を遮断する「遮光」、紫外線から肌を守る「UVカット」、部屋の中を見えにくくする「ミラーレース」、自宅で洗濯可能な「ウォッシャブル」などがあります。 また、「防音」や「防炎」の効果を持つカーテンもあります。ぜひ、お子様の年齢や環境に合わせて選んであげるようにしましょう。

押さえておきたいカーテンの種類・特徴

子ども部屋のカーテンの選び方が分かったところで、次にカーテンの種類や特徴を見てみましょう。シェードやブラインドは厳密にいうと「カーテン」ではありませんが、子ども部屋にもよく使われる種類のため、特徴を押さえておくと選ぶ時の参考になるはずです。

レースカーテン

レースカーテンは、レース編みの生地で作られたカーテンのことをいいます。太陽の光を和らげて外からの視線を遮ってくれます。単体で使われることもありますが、ドレープカーテンと組み合わせて「ダブルカーテン」として使われることが多いです。 最近ではカラーのレースカーテンも人気で、いずれもUVカットやミラーレースなど機能性も高いです。

ドレープカーテン

ドレープカーテンは、一般的な「カーテン」のことです。レースカーテンよりも部屋側に設置するタイプで、ヒダがあり、厚手の生地の物が多く、遮光や防音などの機能が付いているタイプもあります。 色や柄のバリエーションが多いため、子ども部屋用のカーテンにも最もよく使われる種類です。

シェード

シェードは、カーテンの生地を水平にたたみ、上下に動かすタイプのカーテンのことをいいます。開けた時には布が窓の上部のみに溜まるため、部屋が広くすっきりと見えることが特徴といえるでしょう。ただし、開閉がしづらいことがデメリットのため、おもに小さな窓に使われることが多いです。

ブラインド

ブラインドは「スラット」という羽根を、上下、または左右に移動させるタイプのカーテンのことをいいます。木製やアルミなどさまざまな素材があり、部屋の雰囲気作りにも役立ちます。 カーテンと比べると割高ですが、遮光機能がついていたり、家具とコーディネートしやすい木製の「ウッドブラインド」などもあるため、子どもが大きくなっても使えるカーテンを探している方にもおすすめです。

ロールスクリーン

ロールスクリーンは、1枚の布を上部で巻き上げるタイプです。開閉も簡単で、シェードやブラインドと同じく上部に布が溜まるため、部屋を広く見せる効果もあります。 ちなみに、ロールスクリーンはパーテーションや収納を隠すための目隠しとしても使うことができます。天井に埋め込むタイプもあるため、子ども部屋を有効活用するためのアイディアの一環として取り入れてみると良いでしょう。

子ども部屋のカーテンを選ぶ時の注意点

ここで、子ども部屋のカーテンを選ぶ時の注意点についても押さえておきましょう。

他の家具とのコーディネートも重要

意外と多いのが、カーテンを重点に選びすぎてしまい、他の家具との調和が取れなくなってしまったという失敗です。特に子ども部屋にはおもちゃなど、カラフルなものが多いため、カーテンによってはごちゃごちゃとした雰囲気になってしまうこともあります。 そのため、家をこれから建築する場合には、壁紙や家具とのコーディネートを考えた上でカーテン選びを行うことをおすすめします。

遮光度は強すぎないものを選ぶ

遮光カーテンの遮光度にも注意が必要です。遮光カーテンは光を遮る以外にも、暑い時期には部屋の温度の上昇を防ぐことができるため、多くの方が取り入れている機能の一つです。 しかし、人間は朝日を浴びることで体内時計が整い、規則正しい生活を送ることができると考えられています。ただし、小さな子どもの場合にはまだまだ体内時計が整っていないため、遮光カーテンで朝の光を遮りすぎると、体内時計を乱してしまう可能性があるのです。 遮光カーテンにはレベルがあるため、あまり遮光の度合いが強くないものや非遮光のものを選んであげると良いかもしれません。

UVカット加工をしているものを選ぶのも大切

外出時に子どものUVケアをしているご家庭は多いと思いますが、見落としがちなのが、家の中のUVケアです。実は、UVBと呼ばれる紫外線は窓ガラスで遮断できないため、家の中でも日焼けが起きてしまうのです。 「2階は外から見えないから、レースカーテンは要らない」と思う方もいるようですが、デリケートな子どもの肌を守るためにも、ぜひUVカット加工のついたレースカーテンを取り付けるようにしましょう。 また、UVカット加工がされたカーテンは、家具やカーペットの日焼け防止にもなります。フローリングや畳を長持ちさせることにも繋がるため、ぜひ検討してみることをおすすめします。

カーテンのお手入れ方法は?長持ちさせるコツ

最後に、カーテンを長持ちさせるお手入れ方法についても紹介します。子ども部屋のカーテンにはホコリや手垢、時には落書きなど、さまざまな汚れが付きます。子どもの部屋を衛生的に保つためにも、ぜひチェックしてみてください。

カーテンのお手入れ

カーテンのお手入れは、洗えるタイプの場合、洗濯で清潔に綺麗にすることができます。 洗濯機に入れる時には、カーテンのホコリを叩いてからフックを外し、プリーツに沿ってたたみ、ネットに入れます。一度に何枚も洗わずに、1〜2枚ずつ洗いましょう。 その後、洗濯表示に従って洗濯を行います。縮んでしまったり、ヒダが取れてしまったりする可能性もあるため、水量は最大で洗うことをおすすめします。 もしも洗えないタイプであれば、クリーニングに出すか、定期的に掃除機でホコリを吸い取るようにしましょう。

ブラインドのお手入れ

ブラインドは布製のカーテンと比べると、比較的簡単なお手入れで綺麗に保つことができます。素材によってお手入れ方法は変わりますが、基本的にははたきやブラインド用のブラシなどでホコリを落として、から拭きを行うだけです。 また、手垢などの油汚れに関しては、布などで汚れを取り、中性洗剤を含んだスポンジや雑巾で拭き取り、乾かします。天然木を使用したウッドブラインドの場合には、水分に弱いため、から拭きで汚れを落とすようにしましょう。

ロールスクリーンのお手入れ

ロールスクリーンには、洗えるタイプと洗えないタイプがあります。洗えるタイプであれば、手洗いや漬け置き洗いの他に、洗濯機でソフト洗いをするようにしましょう。乾燥機は基本的にNGです。屋外で、陰干ししてしっかりと乾かしましょう。 洗えないタイプの場合には、モップなどでホコリを叩いて乾拭きをするだけでもOKです。

親も子どもも納得するカーテン選びをしましょう

子ども部屋を作る時期はご家庭によって異なりますが、大きなタイミングとして「子どもが1人で寝る時期」と関係してくることが多いのではないでしょうか。 まさにそれは、大きな自立の時です。初めて持つ「自分の部屋」である子ども部屋は、居心地が良さはもちろん、思い出に残る部屋にしてあげたいですよね。 部屋の中で大きな存在感を持つカーテンをお気に入りのものにしてあげることで、きっとより部屋の魅力が倍増するはずです。 上記で紹介した通り、カーテンの役割はさまざまです。ぜひ今回ご紹介してきた選び方のポイントを参考にして、親が子どもをリードしながらカーテンを選ぶと、親も子どもも納得するカーテンを見つけることができますよ。

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