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iemiru コラム vol.261

ペンダントライトでここまで変わる!簡単おしゃれダイニングの作り方

ペンダントライトはインテリアの味方

いつもさりげなく部屋を照らしている照明。「部屋を照らすもの」という感覚で、意外にデザインにこだわっていない方も多いのではないでしょうか?ですが、照明をただ単に部屋を照らす用途だけに使うのは、もったいないかもしれません。 照明は、少しこだわるだけで、とても安らげる空間を作ったり、部屋の雰囲気をぐっとおしゃれに変えることができる魔法のアイテムでもあるのです。 「インテリアには自信がない…」なんて声も聞こえてきそうですが、そんなあなたにおすすめなのがペンダントライトです。今回は特に、家族の集まる場所であるダイニングテーブルを照らすペンダントライトを使って、おしゃれ&癒される空間に変える方法をお伝えしていきます。

ペンダントライトとは

そもそも、ペンダントライトとは、天井から吊り下げた形状の照明のことをいいます。カフェやバーなどで見たことがある方も多いのではないでしょうか? 特徴としては、低い位置で照らすという点があります。大型でない限りは、部屋全体を照らすメインの照明というより、サブ照明として使うと効果的なアイテムです。

お部屋のインテリアが大幅UP!

ペンダントライトは、普通の照明とは違って低い位置に設置します。この高さは、ちょうど大人が立った時に視界にしっかり入る位置であるため、照明のデザインが際立ち、インテリア性がとても高くなるのです。 さらに、色、柄、素材、形など、実に豊富なデザインが揃っている点も、おしゃれ度が上がる要因の1つでもあります。

ペンダントライトのメリット

おしゃれなペンダントライトは、人によって向き不向きがあるといえるかもしれません。デザイン性と機能性、利便性などのバランスが大切といえるでしょう。 そこで、ペンダントライトのメリット、デメリットを事前にチェックして、実際に取り入れるかどうかの参考にしてみてください。

メリット1.デザインの種類が豊富

後ほどご紹介しますが、ペンダントライトは、非常に豊富な種類が揃っています。どんなテイストの部屋でも、お好みのデザインが見つかるでしょう。 インテリア性を底上げしてくれるもの、うっとり見惚れるような美しい光を放つもの、気分が楽しくなるカラフルなものなど、選ぶデザイン次第で、ダイニングで過ごす際の気分も大きく変わりそうです。

メリット2.インテリアのアクセントになる

例えば来客があった時に、ペンダントライトは最初に目に飛び込んでくるでしょう。目線の近くに設置されたデザイン性の高い照明は、部屋を引き締めてくれるインテリアのアクセントになります。

メリット3.ご飯が美味しく見える

ダイニングテーブルを暖かい光で照らすペンダントライトは、お料理の色を鮮やかに再現して、食欲が湧かせる効果があります。 また、料理にスポットライトを当てたように、しっとりと艶めき、キラキラと輝いて見えますし、陰影も出るので、立体的でとても美味しそうに見えるのです。 一般的な蛍光灯のような青白い光よりも、毎日の食卓を魅力的に演出することができるでしょう。

メリット4.癒しの空間になる

人が感じる居心地の良さには、照明の明るさや色が大きく関わっていると言われています。例えば、青白く強い光が煌々と照っている部屋よりも、薄暗い照明の部屋の方が、リラックスして眠れるという経験はないでしょうか? 全体を照らさず、低い位置で暖かい光を放つペンダントライトは、それだけでダイニングを、癒しの空間に変えることができるのです。

ペンダントライトのデメリット

続いては、デメリットをチェックしてみましょう。これらは工夫することで、ある程度解決することができますので、解決方法も一緒にチェックしてみてください。

デメリット1.サイズによっては部屋全体を照らせない

低い位置を照らすペンダントライトは、大型でない場合には、全体を照らすことができません。全体を照らしたい場合には、大型のペンダントライトを選ぶ必要があります。 また、部屋を明るく照らしたいという場合、大型のペンダントライトでも薄暗く感じてしまうかもしれません。その場合には、ペンダントライトはあくまでサブ的な役割の照明として捉え、メイン照明は別に設置するという方法も検討してみましょう。

デメリット2.位置が低く邪魔になることも

どんなにおしゃれでも、ペンダントライトが邪魔に感じる人もいるかもしれません。「だったら高く吊ればいい!」と言われてしまいそうですが、高く吊ってしまうと、全体が薄暗くなるだけでなく、デザインが視界に入りづらくなるため、インテリア性も下がってしまうのです。 これを解決するには、適切な高さで設置することが大切です。適切な高さについては、また後ほどご紹介します。

デメリット3.子どもがいる場合は工夫が必要

まだ小さい子どもがいる家庭の場合、例えばボールなどを投げてしまい、照明が割れてしまった!なんてことのないように、素材選びが大切になります。 ガラス素材など、割れる危険性のあるタイプではなく、木製やホーローなどの安全な素材を選ぶと良いでしょう。

ペンダントライトの上手な選び方!5ステップ

続いては、いよいよペンダントライトの選び方をチェックしていきましょう。簡単にお部屋をおしゃれにすることができますが、そのためには、部屋に合ったものを選ぶことが前提となります。 後悔しない選び方ができるように、5つのステップを確認しながら選んでみてください。

1.テーブルの大きさをチェック

まずは、設置したい部屋のダイニングテーブルは何人掛けですか? ペンダントライトは、ダイニングテーブルの大きさによって最適な照明の数と、ワット数を決めるのが大きなポイントの1つです。ダイニングテーブルに合わせないと、テーブル全体が照らせず薄暗かったり、逆に明るすぎてしまう可能性があります。

2.灯数と大きさを決める

続いて、ダイニングテーブルの大きさによって、照明の数と大きさや形を決めます。

ダイニングテーブルのサイズ照明の数 照明の大きさや形
2〜4人掛け 1〜2灯の照明が最適テーブル幅の1/3程度の大きさ
6人掛けやカウンター 2〜4灯の照明が最適 幅広タイプか、小さいタイプを複数使う

小さいテーブルなら、テーブル幅の1/3を目安にすると良いでしょう。 テーブルが長い場合には、奥行きがある照明よりも幅が広いタイプを選んだり、ダクトレールタイプにして、小さい照明を複数使うのがおすすめです。

3.ダクトレールタイプにする場合

また、最近では一般家庭でも「ダクトレール」と呼ばれる照明用のレールを天井に取り付けて、照明を移動させることができるようにしている場合も増えています。 このダクトレールにペンダントライトをつけたい場合には、専用のシーリングボディと呼ばれる器具を購入すれば、設置することが可能です。その場合には、小さな照明を複数つけるのが良いでしょう。テーブルの大きさに合わせて自由に動かして使うことができます。

4.ペンダントライトの高さをチェック

次は、とても重要なポイントである「設置する高さ」を決めます。特に人気の高い長さは、ダイニングテーブルから照明の一番下の部分までの高さが60cm〜80cmのものです。 一見邪魔に感じるかと思いますが、今回のようにダイニングテーブルの上に設置する場合には、意外と邪魔にはならず、会話する際も支障なく手元を明るく照らしてくれる高さなのです。 ペンダントライトを購入する際には、最低でも「床から天井までの高さ」から「好みのコードの長さと床からダイニングテーブルまでの高さ」を引いた長さを選びましょう。 中には、コードの長さを後で調整できるペンダントライトもあるので、購入する際にチェックしてみてください。調整ができないタイプの場合、コードリールと呼ばれる、コードをリールの中に収納して設置できる便利アイテムもあります。デザインも色々な種類があるので、重宝するでしょう。 また、照明のコードがチェーンの場合には、S字フックをコードの間に使って、チェーンを短くする裏技もあります。

5.ペンダントライトの明るさをチェック

ペンダントライトに使う電球の明るさも、とても大切です。ここでは、部屋の広さごとに、明るさの目安をご紹介します。 ペンダントライトの場合、吊り下げる高さによって明るさが変わるため、あくまで目安にする程度で確認してみましょう。

部屋の広さ一般電球(白熱灯)のワット数 ルーメン数
〜4.5畳 160〜200W 2200〜3200ルーメン
〜6畳 200~300W 2700~3700ルーメン
〜8畳300~4000W 3300~4300ルーメン
~10畳 400~480W 3900~4900ルーメン
〜12畳 480~540W 4500~5500ルーメン
〜14畳540W~5100~6100ルーメン

ちなみにルーメンとは、明るさの指標のことをいいます。一般的であったワット(W)はあくまで消費電力を表す単位です。LED照明が普及してきた昨今、今までのワット(W)だけで選ぶと、明るさに誤差が生まれるため、ルーメンという単位で比較するのが現在の主流となっています。

6.ペンダントライトの電球色をチェック

最後に、電球色を決めていきましょう。この電球色によって、部屋の雰囲気はガラリと変わります。暖かい部屋にしたいのか、集中できるよう青みがかった明るさにしたいのかを明確にしてから選ぶと良いですね。 ● 昼光色・・・青みがかった色
● 昼白色・・・太陽に近い色
● 電球色・・・オレンジっぽい色
上から下にいくにつれて温かみのある色になり、色の温度が低くなっていきます。より落ち着いた癒しの空間や、料理を美味しく見せたいダイニングの照明の場合、電球色を選ぶ方が多いようです。

ペンダントライトにはおしゃれな種類がいっぱい!

続いては、ペンダントライトのデザインについてチェックしていきましょう!

モダン&シンプル

シンプルなカラーを使ったモダンな照明は、どんな部屋にも相性抜群です。クールでおしゃれな印象の部屋に仕上げてくれます。

北欧テイスト

人気の北欧テイストは、カラフルなものから、木や自然のぬくもりを感じるデザインまでさまざま。北欧のどこか暖かい雰囲気が感じられるインテリアにしたい方にはおすすめです。

ガラス・透明タイプ

ペンダントライトの良さを引き出してくれるのが、ガラスタイプや透明タイプです。ガラスの色が綺麗に壁や天井に映り込み、とても素敵な空間を演出することができます。 ただし、子どものいる家庭は、危ないのであまり選ばない方が良いでしょう。

ホーロー

ホーロータイプも人気が高いデザインです。ベーシックなカラーを選んでも、ホーローの素材感だけでインテリア性が高くなるアイテムです。もちろん赤や黄色などカラフルな色を選んでも、部屋が明るくなり良いアクセントになりますね。

木製

暖かい家庭のイメージを思わせる木製のペンダントライトは、和風の部屋にもしっくりくるデザインです。木製と一言でいっても、色味も豊富です。ダークブラウンならよりシックな印象に、ナチュラルブラウンならより自然な明るい印象にすることができます。

アンティーク・ヴィンテージ

ダメージ加工が施されたアンティークタイプや、自然な古さを演出したヴィンテージタイプのペンダントライトもおすすめです。古さの中にも新しさを感じるようなインテリアに仕上げる効果があります。また、他にないおしゃれなデザインが多いのも、アンティーク・ヴィンテージタイプの魅力の1つでしょう。

シャンデリア

大きなシャンデリアは勇気がないけれど、もう少しゴージャスにしたい!という方には、小さいシャンデリアタイプのペンダントライトが良いでしょう。ダイニングが一気に華やかになります。光の漏れ方もとても素敵で、優雅な気持ちで過ごせる空間になりそうです。

番外編:ダイニングに最適な照明は他にもたくさん

ペンダントライトを検討してみたけれど、どうしてもデメリットが気になるという方は、こんな照明もチェックしてみると良いかもしれません。

シーリングライト

ペンダントライトの暗さが気になる方は、天井に直接固定するタイプの「シーリングライト」がおすすめです。部屋全体を照らすこともできますし、空間に応じて光り方をアレンジできるのも特徴です。

ダウンライト

ペンダントライトが邪魔に感じてしまう方には、ダウンライトが良いでしょう。天井に埋め込んである照明のことで、部屋全体をすっきりと見せることができます。ただし、スポットライトのような照らし方になるので、雰囲気は出ますが、全体を明るくしたい方には不向きかもしれません。

フロアスタンド

模様替えなどを頻繁にするという方は、ペンダントライトよりもフロアスタンドがおすすめです。移動できるだけでなく、間接照明として雰囲気作りをするのにも最適です。 2灯以上あるタイプなら、より明るく照らすこともできますね。

ペンダントライトについて疑問を解決!

最後に、ペンダントライトを設置した際に気になる疑問点について、解決していきましょう!

自分で取り付けて良い?

天井にシーリングやローゼットと呼ばれる、電気の電源プラグがついている場合には、自分で取り付けることが可能です。また、ダクトレールがついている場合にも、レールに取り付けるタイプのペンダントライトであれば、自分で設置することができます。

電球はLEDに変えても大丈夫?

交換しても大丈夫です。ただし、いくつか注意点を守るようにしてください。 まずは、必ず元の照明の電球の口金が同じタイプのものをつけるようにしましょう。種類としてはE26やE17といったものです。 また、シェード部分にあたらないよう、似たようなサイズを選ぶことも大切です。そして、調光スイッチを使用している場合には、調光に対応したタイプのLED電球を選ぶようにしましょう。

重いタイプはどんな部屋にでもつけられる?

天井についている照明用の電源プラグである「シーリング」の種類によって変わってきます。一般的な家庭に多い以下の種類のシーリングに設置するのであれば、5kgまでの照明に対応しています。 それ以上の重さの照明をつけたい場合は、シーリングの横に耳のついている「耳付き引掛けローゼット」と呼ばれるものなら10kgまで対応可能です。購入する照明の重さや、天井のシーリングを店舗スタッフなどに相談して、確認してみましょう。

ペンダントライトで自慢のおしゃれダイニングに!

家族が長い時間を過ごすダイニングは、家の中でも一番におしゃれな空間にしたいものです。ペンダントライトは、あまり高いセンスがなくても、比較的簡単に部屋のおしゃれ度をアップさせてくれる救世主ともいえるでしょう。 毎日の食卓を美味しく照らして、家族の会話も増えるかもしれませんね。ぜひこの記事を参考に、あなたの家のダイニングをガラッと生まれ変わらせてください!

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