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iemiru コラム vol.297

ルーバーは今注目の人気アイテム!メリットや応用アイデアまで徹底解説!

ルーバーは機能的でおしゃれなアイテム

家の中でゆったりリラックスしたい時、窓の外からの視線は気になるものですよね。でも視線は遮ったとしても、光や風は通したい…。そんな悩みにぴったりのアイテム「ルーバー」をご存知でしょうか? ルーバーは、あなたの家や部屋をおしゃれに飾ってくれるだけでなく、視線を遮りながらもここちよい光や風は取り入れる、魅力的なアイテムなのです。そこで今回は、ルーバーについて詳しくご紹介していきましょう!

ルーバーとは?

ルーバーとは、羽板と呼ばれる細い板を一定の隙間をあけて平行に並べたアイテムのことをいいます。ルーバーにはいくつか別名があって、ガラリ戸、鎧戸などとも呼ばれています。 ルーバーはもともと、視線や強い風、強い日差しを調整するために作られたものですが、そのインテリア性は年々進化していて、取り入れる方も増えている注目のアイテムなのです。

ルーバーでおしゃれな快適空間を実現

ルーバーの特徴の1つに、取り入れることで生まれる優雅な雰囲気があります。ルーバーに使われる素材や、取り付ける位置、使い方のアイデア次第で、部屋のインテリアとしても十分機能するでしょう。 「快適空間を作りながらも、おしゃれさは忘れたくない」そんなこだわりのある方にぴったりのアイテムといえます。

ルーバーの役割とは?

それでは、具体的にルーバーの役割を確認していきましょう!ルーバーには、先ほどご紹介した以外にも、実に多くの役割があるのです。これだけの機能性を持ちながらも、おしゃれであるという点が人気の秘密なのでしょう。

視界を遮る

ルーバーの本来の役割は視界を遮ることです。ただし、完全にシャットアウトしてしまうのではなく、優しくほどよく視界を遮ることで、開放的な雰囲気はしっかり残してくれます。

強い風を遮る

ルーバーには、羽板の角度によって吹き込む風の勢いを調整したり、遮る役割があります。家の中の窓に設置すれば部屋の中への強風を遮ってくれますし、庭のフェンスとして設置することで強風によるゴミの舞い込みなども遮ることができます。 他にも、室内においてはエアコンの風あたりを柔らかくするために使われる場合もあり、いろいろな場面で重宝するでしょう。

直射日光を遮る

ルーバーは、光を程よく取り入れます。西日や夏の直射日光など、室内にいても日焼けしてしまったり、お子さんのいる家庭では余計気を使いますよね。そのような場合も、明るさは取り入れつつ、強い日差しをカットしてくれる役割があるのです。

埃を遮る

ルーバーが遮るのは、風や光だけではありません。斜めに設置された羽板によって、舞い込んでくる埃も遮ることができます。 特に、風の強い地域に住んでいたり、道路沿いに家が建っている場合、すぐに床が砂や埃でザラザラしてしまうという経験をした方も多いのではないでしょうか?そのような方にも、とても便利なアイテムといえます。

騒音を遮る

ルーバーを設置することによって、騒音も和らげることができます。近くに新幹線が通っていたり、高速道路や線路がある場合、どうしても気になるのが騒音です。 窓を開けずに対応していた方は、ぜひこの機会にルーバーを設置して、風や光を取り入れながら騒音の少ない生活を試してみてはいかがでしょうか?

ルーバーを取り付けるメリットとは?

ルーバーの役割をご紹介しましたが、次に、ルーバーを取り付けた際に得られるメリットについて紹介します。

メリット1:子育てに便利

ルーバーは子育て世代にもぴったりのアイテムです。小さいお子さんは体が未熟で、体調も崩しやすいため、直射日光やエアコンの風にも敏感に反応してしまいます。 また、子育て中はどこで家事をしていてもお子さんの様子を確認しておきたいもの。そんな時に室内にルーバーを設置すれば、優しい光や風でお子さんを守りながらも、きちんとその姿を確認できるため、とても便利なのです。

メリット2:高いデザイン性でおしゃれな住宅に

ルーバーには高いデザイン性があります。例えば木製のルーバーなら、和室にも洋室にもぴったりですし、色によってナチュラルな雰囲気、モダンな雰囲気にぐっとお部屋を近づけることができます。 アルミ製のルーバーならクールなイメージを演出できるでしょう。特に鉄筋コンクリート造の家と雰囲気が合うのではないでしょうか。カーテンともブラインドとも違う、機能とインテリア性を兼ね備えています。 また、室内だけでなく、外からみた時にも非常におしゃれです。暗い夜に家路を急ぐ時、暖かいオレンジの光が漏れる家は、とてもおしゃれで幸せな雰囲気を醸し出すでしょう。

メリット3:風と光の舞い込むプライベート空間を実現

ルーバーの一番のメリットは、風や光は取り込みながらも、プライベート空間を実現できることです。ルーバーの羽板の角度を調整できるタイプなら、お好み通りに光や風の具合を調節することが出来ます。 もう少し暖かくしたい時、もう少し心地よい風を浴びたい時、自在に調整しながらゆったりソファーでくつろぐ、そんな生活を実現してくれるはずです。

ルーバーの活用アイデア6つ

ルーバーを設置する方は増えていますが、皆さん、窓だけでなくいろいろなアイデアでルーバーを取り入れているようです。上記で紹介したメリットや役割以外にも、工夫次第でさまざまな活用方法がある点もルーバーの魅力の1つといえます。 そこで、ルーバーの活用アイデアを6つ、紹介しましょう。

窓×ルーバー

浴槽の窓やリビングの窓、あらゆる窓にルーバーを設置することが可能です。特にリビングに設置すれば、いつでも明るく心地よい風の入る空間を実現できます。

階段×ルーバー

階段部分にルーバーを設置することで、落下防止に加えて暗くなりがちな階段を明るい開放的な空間にすることができます。また、2階から1階まで風が抜けるなど、通気性もよくなるというメリットを得られるのです。

天井×ルーバー

おしゃれなホテルや和風のレストランなどで見かけたことがあるかもしれない天井のルーバー。住宅においては、凸凹とした梁を隠して、かつおしゃれな雰囲気の部屋にすることができます。 ルーバーの隙間によって奥行きが生まれますし、大きな面積で設置することで空間に繋がりを生み出すことが可能です。

扉×ルーバー

思い切って扉をルーバーにしている方もいるようです。きちんと空間を分けながらも家族の存在を感じる家作りができます。さらに家の中を風が通り抜けることで、通気性を確保することもできます。

エアコン×ルーバー

エアコンにルーバーを設置することで、風あたりをルーバーの角度により調整することができます。また、生活感の漂うエアコンをルーバーで覆うことでおしゃれな空間に上手く溶け込ませることも可能です。

照明×ルーバー

ルーバーを使って間接照明にする方法はとてもおすすめです。ルーバーから漏れる明かりが、落ち着いた暖かい空間作りを手伝ってくれるでしょう。この場合は、木製のルーバーを使うのがおすすめです。

ルーバーは種類も豊富!

続いては、ルーバーの種類をチェックしていきましょう。ルーバーは素材、種類、機能などにいろいろなタイプがあり、それによって大きく部屋の印象が変わります。 ぜひ、あなたの家にぴったりのルーバーを見つけてみてください。

ルーバーの素材

ルーバーの素材には、以下のようなタイプがあります。それぞれの素材やデザイン、最適な箇所をみてみましょう。

 
素材  インテリアイメージ 特徴 
ポリカ  透明感
明るさ 
強度が強い
割れない
目隠し効果
透明度が高い
ステンレス クール
スタイリッシュ 
耐熱性がある
強度が強い
虫がつかない
アルミ  クール
スタイリッシュ 
汚れやサビに強い
虫がつかない
耐熱性がある 
木製  暖かさ
ナチュラル
モダン
和風 
色合いが豊富
色の変化が楽しめる
燃えやすい
虫がつくことがある 
ガラス  透明感
開放的
明るさ 
光を通す
すりガラスで目隠し効果
割れやすい
強度が弱い  

やはりインテリアに取り入れやすいのは木製のルーバーでしょう。ポリカは腐らない素材で目隠し効果もあるため、浴室の窓などに設置されることが多いようです。 鉄筋コンクリートならステンレスやアルミのルーバーも合うでしょう。ガラスルーバーはすりガラスにすることで目隠し効果を得ながらも、より光を取り入れる効果が高くなります。

ルーバーの機能

ルーバーには、いろいろな機能を搭載したタイプがあります。以下をご覧ください。 ● 可動タイプ(上下分割タイプ・上下同時タイプ)
● 網戸つきタイプ
● 隙間をより隠したタイプ
● リモコンタイプ
● 開閉タイプ
● 四方囲みタイプ
● 非常開放機能
可動タイプは、上の部分の羽板だけが角度調整できるタイプと、そうでないタイプがあります。雨や風の入り込みを防ぐのには、網戸つきのルーバーがおすすめです。小さな虫が入ってくるのも防いでくれるでしょう。 浴室の窓に設置する際など、覗き込まれないようにルーバーの端に角度をつけたタイプもあります。リモコンタイプなら、ルーバーのそばまで行かずとも、ソファーでくつろいだまま自在に角度調整ができますね。 また、開閉タイプというものもあります。ルーバーがそのまま開いていくので、窓のように開けることが可能です。金額が心配という方は、非常時に内側から脱出できる非常開放機能がおすすめでしょう。 防犯の観点からいうと、ルーバーの四方をしっかり囲んであるタイプが最適です。ルーバーの設置箇所によって機能を使い分けるのもおすすめの方法ですね。

ルーバーのデザイン

ルーバーには、素材だけでなく色や羽板の角度によってもデザインの種類があります。羽板の角度は、横のタイプが多いですが、縦のタイプもあります。どことなく和風な趣があり、縦のラインによってすっきりとした印象になるでしょう。 特に、夏の西日には縦型のルーバーが最適です。設置場所によってよく検討してみてください。 ルーバーは、素材によってカラーバリエーションも豊富です。木製の場合には、色の深みが明るいものから深いものまでさまざまな取り扱いがあります。素材ごとにどのようなラインナップがあるか選ぶのもまた楽しいですね。 中には、上の部分がポリカ、下の部分が木製でできているような素材を組み合わせたものもあります。家のインテリアに合わせたデザインを見つけてみてください。

ルーバーを取り付ける際のデメリットと対策

メリットの多いルーバーですが、デメリットもあります。事前に対策まで知っておくことで、ルーバーを取り付けてから後悔してしまうということのないようにしましょう。

景色まで遮ってしまう

ルーバーを取り付けると、視界を遮る代わりに部屋の中からも緑などの景色をたっぷり楽しむことができなくなります。例えば、自慢のガーデニングを眺めながらお茶をしたり、窓の外に広がる景色を眺めたりしたい方は、少し対策が必要です。 この場合におすすめなのは、開閉式ルーバー。ルーバー自体が窓のように開くので、景色を楽しみたい時にはルーバーを開けるだけで外の景色を楽しむことが出来ます。 景色を重視される方は、最初から開閉式のルーバーを購入するようにしましょう。

非常時にルーバーが邪魔になる

ルーバーは基本的には固定して使うものです。普段は心地よい空間を作ってくれるルーバーも、非常時には、脱出の妨げになってしまうこともあります。 そのような心配がある方は、開閉式ルーバーや非常開放機能のついたルーバーが良いでしょう。非常開放機能は、外からは開けることはできませんが、内側からなら簡単にルーバーを持ち上げることが可能なタイプです。 火事や地震などが起こった際、部屋からすぐに脱出することができるようになります。

防犯性が弱まる

泥棒が家に侵入する際、窓を壊して入ってくることがあります。ルーバーはもともと日差しや目隠し効果を得るために作られているので防犯性は重視した作りにはなっていません。 しかも、ルーバーは隙間が多く薄い羽板でできているため、非常に壊したり外しやすいので、防犯性の面ではどうしても不安が残るアイテムとも言えます。特にルーバー窓を採用している方は、注意が必要でしょう。 そんな時に便利なのが、ルーバープロテクター。ルーバーを取り外せないように固定する防犯グッズです。ただ、サイズや厚みによっては取り付けることができない場合もあるので確認してみましょう。 そういった場合は、内格子を取り付けることで対策をするのがおすすめです。

掃除をするのが大変

ルーバーには、意外と埃がたまりやすいものです。ただ、たくさんの羽板で構成されているので、少し掃除をするのに手間取るという方もいるかもしれません。 ルーバーを掃除する際には、水拭きする前に先に乾いたハンディモップなどで埃を取り去ってから水拭きするのがコツです。

ルーバーに関するQ&A

最後に、ルーバーに関する質問にお答えしていきます!

目隠しに使うならどのくらいの高さがおすすめ?

家の外などで目隠しにルーバーを使う場合には、180cm以上の高さになるようにルーバーを設置すると良いでしょう。これは平均的な男性の身長から計算された高さですが、中にはもっと背が高い人もいます。 どうしても気になる場合には、220cmの高さになるように設置することをおすすめします。

ジャロジー窓との違いは?

ルーバーには、窓自体が羽板になっているルーバー窓というものがあります。ジャロジー窓はこのルーバー窓と同じものと考えて良いでしょう。 ルーバー窓・ジャロジー窓は6mm程度の厚みのあるガラスでできた窓のことを言います。

どのくらいの費用がかかる?

ルーバーを設置するのには、設置工事の費用とルーバーの費用がかかります。場所や大きさ、ルーバーの種類によっても違うため一概に言い切ることはできません。 参考までに、例えば家の外のフェンスとしてルーバーを設置する場合、基礎工事に1mあたり4,000〜5,000円。さらにフェンスを取り付ける工事に1mあたり20,000円程度の費用相場となります。 さらに、古いフェンスが残っている場合には、撤去作用も発生することも含めて見積もりをしておきましょう。 ルーバー自体の費用は、例えばサイズが幅180cm×高さ90cmのパネルで考えた時、天然木のルーバーなら約1万円ほど、アルミタイプなら1万2,000円ほどが相場です。

ルーバーで光と風と快適空間を手に入れる!

ルーバーの魅力は伝わったでしょうか?ルーバーは、完全に視線をシャットアウトできるわけではないので、シャイな日本人には少し抵抗があるかもしれません。 ですが、実際に取り入れてみると、快適さの虜になってしまう方も多いはずです。部屋の中にいても、いつでも心地よい風の通り道があり、やわらかい光が差し込んでくる、明るい空間を実現できるのです。 また、ルーバーを取り入れるとその存在感から、部屋の第一印象にも大きく影響します。友人を招いた時にも、きっと話題になるでしょう。 ぜひ、あなたの家に上手にルーバーを取り入れて、あなただけの快適空間を作り上げてみてください。

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