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iemiru コラム vol.317

人のミス見て我がミス直せ、やってしまいがちな間取りの失敗あるある

「絶対に良い家を建てる!」その熱意が仇となる!?

家を建てることは人生最大と言っても過言ではない一大事。 自分と家族全員の夢と希望を叶えるため、失敗は絶対に許されません。 ハウスメーカーや設計士さんと何度も何度も打ち合わせを重ね、素材を吟味し、デザインにも拘るという方が多いでしょう。 ところが完成した家に住み始めてみると、「あれ?照明のスイッチに手が届かない!」「玄関に人が来るとリビングまで丸見え…。」と、問題が続出するなんてことも。 しかし完成してしまった家の間取りは、今更どうすることもできません。 そこで今回は「よくある間取りの失敗」をランキング形式で紹介。 自分が家を建てる時に、間取りで失敗しないようなケーススタディができるようになっています。 これから家を建てようと考えている方必見の内容ですよ。

よくやりがちな間取り失敗ランキング

第1位:配線の失敗

明けたドアに隠れてしまう位置に照明のスイッチが

トイレのドアを左側に開けるのに、照明のスイッチも左側にあると、照明をつけたり消したりする時、いちいちドアが邪魔になる。

TVや家庭内LANの配線が足りない

3階建てにしたら家全体に無線LANの電波が届かなかった。仕方がないので有線LANのケーブルを壁沿いに這わせているが、こんなことなら壁の中に埋め込んで、各部屋に端子を出しておけばよかった。

第2位:収納の失敗

奥行きがありすぎて奥のものが取り出せない

パントリーの棚の奥行きを深くしすぎたら、奥のものが取り出しにくく、結局デッドストックになってしまう。

ハンガーを掛けるバーが短すぎる

クローゼット内にハンガーを掛けるバーを付けたのだが、短すぎてコートやジャケットを全て掛けることができない。結局ハンガーラックを追加購入して部屋の隅が衣装コーナーになってしまっている。

第3位:広さの失敗

客間に使えない和室

どうしても畳の部屋が欲しくて和室を作ったが、スペースの関係上4畳半に。ところが来客が2人以上あると狭苦しく、客間としては全く使えなかった。

バルコニーの幅が狭すぎる

部屋をグルっと取り囲むバルコニーに憧れ実現したが、ムリをしたのでバルコニーの幅が狭くなり、結局観葉植物を置くことくらいにしか使えない。こんなことなら1方向にして広いバルコニーを作れば良かった。

第4位:視線の失敗

浴室が通りに面している

浴室が通りに面していたので、外からシルエットが見えてしまう。結局、窓を隠すことになってしまった。

一直線で丸見え

「玄関→廊下→リビング」を一直線にしてしまったので、玄関に来客があると散らかっているリビングが丸見えで恥ずかしい。

大きすぎて丸見え

「とにかく開放的なリビングにしたい!」と考えて大きな窓にしたが、外から丸見えで、結局常にカーテンを閉めていることになってしまった。

第5位:音・ニオイの失敗

リビングの上に子供部屋

リビングの真上に子供部屋を作ったら、寛いでいる時も足音がバタバタ。おもちゃを落とす音やベッドから飛び降りる音なども響くので、特に来客時に困ってしまう。

吹き抜けで声や音も筒抜け

開放的なリビングに憧れ吹き抜けにしたが、上の階で寝ていると下の声が筒抜け。会話やテレビの音で、子供たちが起きてしまうので気を遣う。

料理のニオイが拡散してしまう

憧れのアイランドキッチンにしたら料理のニオイがダイニングどころかリビングまで充満。また来客時はキッチンの中が丸見えなので、少しでも壁を作っておけば良かった。

玄関のニオイ問題

玄関にある靴収納に換気機能を付けなかったため、玄関に入るとすえた匂いが・・・。来客時に恥ずかしい。

第6位:動線の失敗

脱衣場・洗濯機・干場が遠い

家事動線をきちんと考えてなかった。浴室・脱衣場が1F、洗濯機が2F、洗濯物を干すベランダは3F。毎日洗濯かごを抱えて階段を行ったり来たりするのは地獄。

リビング階段はオシャレだけれど…

オシャレさに憧れてリビング階段を採用したが、来客があると気を使って上の階から降りてこられない。

第7位:明るさ・温度・湿度の失敗

吹き抜けは暑くて寒い

開放感抜群の吹き抜けは気分が良いが、とにかく夏暑くて冬寒い。冷暖房の効きも悪く、常にMAX状態にしているので光熱費がとんでもないことに!

オープンキッチンはLDKが暑くなる

家族とコミュニケーションを取りながら調理ができるオープンキッチンは良いのだが、夏場はキッチンの熱がリビング・ダイニングに行ってしまい、とにかく暑い。

まだまだある!場所別間取りの失敗例

玄関の失敗

ドアを締めたら真っ暗

ドアを光の通らないタイプものにしたら、昼間でも真っ暗だった。

照明スイッチに手が届かない

ドアを閉めると玄関内が真っ暗なので照明をつけようと思うのだが、スイッチが靴を脱がないと届かない位置にあるので面倒。

収納スペースが足らない

盗難防止のためにロードバイクや子供の乗り物は玄関内に入れている。またゴルフバックなどもついつい玄関に置きっぱなしなので、玄関がとにかく狭い。収納スペースをもっと広くしておくべきだった。

キッチンの失敗

冷蔵庫の向き

片面開きの冷蔵庫をコンロや調理台の逆側に扉が開くように設置してしまったので、無駄な動線が生じる。

キッチンが広すぎる

広々としたキッチンに憧れていたが、「冷蔵庫→調理台で下ごしらえ→コンロで煮炊き」、いちいち移動しなければならず、疲れる。コンパクトなコの字型のキッチンにすれば良かった。

トイレの失敗

リビング脇のトイレ

リビング脇にトイレを作ったら、音やニオイが気になって、リビングに誰もいない時にしか安心してトイレに入れない。お客様も気を使ってトイレに行きにくい。

玄関脇のトイレ

玄関脇のトイレは帰ってきてすぐトイレに入れるので便利だが、玄関に来客があるとトイレに行きづらい。

間取りの失敗を防ぐテクニック

間取りソフトを使ってみる

間取りの失敗を防ぐためには、とにかく間取り図を作成してシミュレーションを重ねることです。 手書きで作ると付け加えたり書き直したりするのが大変なので、間取りソフトをおすすめします。 マウス操作で簡単に間取り図を作ることができ、家具の配置なども簡単です。 出来上がった間取り図にコンセントの位置などを記入していけば、配線の失敗などを防ぐこともできます。

チェックリストを作る

今回の間取り失敗ケースを参考に、チェックリストを作ってみましょう。 ハウスメーカーや設計士さんと打ち合わせをする時にこのチェックリストを活用すれば、失敗を未然に防ぐことができます。

いつまでだったら変更可能?

「あああ!この間取り、やばいかも…。」と気づいたとしても、工事が着工してしまっていては、資材の発注も既に済んでしまっているので変更は難しくなります。 しかし、その前の「着工準備期間」であればギリギリ間に合う可能性があります。ハウスメーカーや工務店に早急に連絡してみましょう。

経験者の知恵も借りよう

間取りの失敗を防ぐには、まずは間取り図ソフトによるシミュレーションが基本です。 しかし、家を建てるのが初めてな場合、家族内でシミュレーション&チェックしていても、見落としているミスがあるかもしれません。 そこで、身近に家を建てた経験者がいたら、その人に間取り図を見せて、チェックしてもらいましょう。経験者ならではの成功例や失敗談など、有意義なアドバイスがもらえるはずです。 失敗例を知ることで、「間取りノーミスな家」を建てられるようにしっかりと準備しましょう。

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