全国の家・住宅のイベントや見学会に行くなら | iemiru(家みる)

エリア×イベント種別から探す

×

エリア×日付から探す

×

iemiru コラム vol.324

【連載】整理収納アドバイザーAyaのシンプルライフ実践法 キッチン編

整理収納アドバイザーとは

はじめまして。今回より連載を始めさせて頂くことになりました整理収納アドバイザーのAyaです。 まず、整理収納アドバイザーってどんなお仕事をするの?と疑問を持たれた方もいらっしゃると思いますので、簡単にご説明します。 皆様もご自宅に関して色々とお悩みがあると思います。例えば、「モノが多くて片付かない」「モノが捨てられない」「棚の中がごちゃごちゃしている」などそのご家庭によりお悩みは様々だと思います。整理収納アドバイザーは、そのお悩みをしっかりとヒアリングし、実際に整理収納をさせて頂いて、より良い暮らしが出来るようサポートするお仕事です。 今回の連載では、実際にクライアント様のご自宅を整理収納させて頂いた様子や、整理収納に関する豆知識など、様々な情報を発信させて頂きますのでよろしくお願いします。

豆知識 そもそも整理収納の意味

今回の豆知識は原点である「整理収納の意味」です。 皆様は整理収納についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。私自身、整理収納について勉強をする前は、ただ単にごちゃごちゃしているところを片付けて、綺麗に並べかえる作業だと思っていました。 しかし、実はそうではありません。簡単に言えば、「整理=不必要なものを取り除くこと」なのです。 例えば、どこでもいいので部屋にある棚の中を思い浮かべて下さい。その棚の中にはきっとずっと使用していないものがあると思います。そのずっと使用していないものをまず不必要と考えて捨てることが大切です。 そして残った必要なモノを整理し、モノの住所(位置)を作ってあげることが収納です。片付けをしたあと、どこにしまったか忘れたという経験はありませんか?これは、モノをしまう位置が適当で、置き場所を忘れてしまうからです。なので、しっかりモノの住所(位置)を考えてあげる事が大切です。 次回の連載の豆知識②では、「整理をするとどんな良い事があるか」ご紹介します。

実際にクライアント様のご自宅を整理収納

今回はご夫婦でアパートにお住まいのクライアント様のご自宅のキッチンを整理収納しました。 クライアント様のご要望は、「スッキリとして、使い勝手の良いキッチン」にしてくださいとのことでした。 まずは、作業前のコンロ下の収納棚がこちらです。

フライパンや、フタをたてたりして工夫しているものの、上の部分の空間をうまく活用できていません。 ここに少し手を加えると、このようになります。

隣の収納棚にあったスチール棚をこちらに移動させ、上の部分の空間をうまく活用できるようにしています。 実は、収納しきれない鍋やフライパンがいくつかコンロの上にあったのですが、少し大きめのスチール棚を使用して、棚の空間を最大限有効に使えるようにしたことで、全ての調理器具を収納することができました。

また、収納棚の扉には取手付きのザルを掛けられるようにしました。こちらのアイテムはダイソーさんで販売されているモノです。

ザル以外にも、お玉などの調理器具を吊るしても良いですね。是非使用してみてください。 続いて、シンク下の収納棚です。

クライアント様は二匹の可愛い愛犬がいて、こちらには愛犬の餌や、掃除用具が収納されていました。まずは全てとり出して、餌の賞味期限をチェックです。賞味期限切れのものは、全て捨てて頂きました。 そして、毎日あげている餌とおやつなど時々あげている餌を、それぞれ別のケースに分けます。

左がほぼ毎日使用しているもので、餌のお椀も一緒のケースにいれました。これは「グルーピング」という技法で、ケースに関連するものを一緒に入れることで、一つのケースから取り出して使えるようになり、あちこちからモノを探す必要もなくなります。 右のケースは時々あげるものです。大体、パッケージの真ん中部分に食べ物の名前が記載されているので、一目で何の商品かわかるように折り曲げて収納します。 手を加えたあとの状態はこのようになります。

手を加えたあとの状態はこのようになります。 こちらが右半分です。コンロ下にあった積み重ねラックの棚をこちらにもってきて、先ほどの餌のケースを置いています。

左半分がこちらです。セリアさんのA4のファイルBOXを使用し、お掃除道具を収納しています。違う場所にあったお掃除用具も全てここに集約しました。これも、グルーピングです。 次は、キッチンの角にあるスチールの大きな棚です。

こちらにはタッパーや紙袋、スーパーの袋などいろいろなモノがありました。手を加えるとこのようになります。

本当にびっくりする程の数のタッパーがありました。クライアント様はモノが捨てられないとのことなので、タッパーもこのようにたまっていったのだと思います。そこで、まずはタッパーの量を減らして頂きました。汚れてもう使用しないものは捨てて頂き、収納BOXにあまり使用しないタッパーを下に、よく使用するものが上にくるように収納しました。 お米が一番下の段に置かれていました。 でも、お米ってほぼ毎日炊きますよね。下の方にあって、毎回かがむ姿勢でお米を取るのは面倒だと思います。それよりは、3段目にお米を置いて、直立のままお米を取る方が楽ですよね。こういう上中下の位置の最適化も整理収納では重要になってきます。 紙袋に関しては見栄えを気にして、A4のファイルスタンドに入れています。あと皆様もついスーパー袋をとっておく癖はないですか?ある程度は必要だと思いますが、沢山あっても使用しないと思います。ほんの少しの工夫なのですが、少し小さめのケースを設置して、スーパー袋をいれると良いかもしれません。溢れそうになれば、流石に捨てるようになりますよね。 最後はこちらの収納棚です。

大量の調味料やストック品で、もうゴチャゴチャです。何がどこにあるのかきっと分からないですし、賞味期限が過ぎてしまっているモノも多くあると思います。 ここに手を加えるとこのようになります。

スッキリしましたよね。 まずは左下の引き出し収納です。こちらにはまず3つのケースを設置しました。

そのケースに用途別のモノをいれていきました。

右上にあった微妙なスペースはパスタやそばの細長いものの収納に活用します。 用途別にパッケージが見えるように収納しているので、一目で何が何処にあるか分かり、目当てのモノが取り出しやすくなりました。 右の収納棚にもケースを用意し、用途別にいれました。

飲み物、調味料、インスタント食品、お菓子類とグループ分けして、ケースにいれてあげると在庫の管理もしやすいですよね。

さらに、ケースにはラベルを貼って中にどんなものが入っているのか分かりやすくします。沢山あった海苔には、蓋のラベルに賞味期限も記載しました。

クライアント様より、こちらの棚には食器も置きたいとのことでした。 セリアさんに小さな間切りのあるケースがあるので、そちらにお皿を立てて収納しています。上段のコップは、よく使用するモノを手前に置くようにしました。 以上が今回させて頂いたキッチンの整理収納です。 今回使用したのは100均で揃うグッズばかりですので、皆様のご自宅でも是非チェレンジしてみて下さい。

リビング編はこちら!

洗面台編はこちら!

「iemiru(家みる)」について

本メディア「iemiru(家みる)」では、住まい・家づくりに関するお役立ち情報を配信しております。 また、今すぐ行けるイベント情報を数多く掲載していますので、是非こちらからご覧ください!

>> 全国の今すぐ行ける住宅イベント情報はこちら

また、このメディアは皆さんの「一生に一度の買い物だから後悔したくない!」という想いを叶えるために作られたメディアです。 私たちが何故このメディアを作ったか知りたい!という方は是非こちらからご覧ください。

>> 「マイホーム」は一生に一度の買い物なのに満足してない方も多い...そんな悩みを無くしたい。