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iemiru コラム vol.389

【連載】インテリアコーディネーターshiroの「インテリアと暮らしのヒント」vol.1

家族みんながくつろぐ場所といえば、リビングに置かれたソファ。 快適でリラックスできるスペースにしたいですよね。 ソファ自体の選び方も重要ですが、ソファまわりに置くアイテム次第で、大きく雰囲気が変わります。 そんなソファまわりのコーディネートのコツやアイデアをご紹介します。

センターテーブル・サイドテーブルは自由な発想で

ソファの前に置くセンターテーブルは、一般的には、幅はソファ幅の5割から7割の長さ、高さはソファ座面+0〜5cmが使いやすいと言われています。 でも、ちょっと飲み物や本を置くぐらいの使い方なら、必ずしもきちんとしたテーブルにこだわらなくてもいいかもしれません。 小さい丸テーブルを使いやすい位置に移動させながら使ったり、アンティークの小さなチェストを置いたりしてもいいですね。チェストならTVのリモコンなど、あまり表にだしておきたくないものをしまうこともできます。 海外インテリアでは、スツールやオットマンをテーブルがわりに使っている例もよく見かけます。 オットマンとは足乗せ用のソファ。フットスツールとも言われ、足を乗せるだけでなく、普通のスツールとしても使えます。もしテーブルがわりに使うのであれば、飲み物などはトレイに載せて置くといいですね。

部分照明で実用性と雰囲気をプラス

意外に見落としがちですが、ソファのそばには手もとを照らす照明があると、雑誌や本を読むときに便利です。実用性だけではなく、お部屋全体の照明を落とし気味にして、ソファまわりの照明を点ければ、リラックスした雰囲気が楽しめます。 サイドテーブルがある場合は、そこにスタンド照明を置いてもいいですが、床置きのスタンドもオススメです。横に長いソファに、スタンドの縦のラインがアクセントになります。 スタンドほど手軽ではないですが、ソファの両サイドにペンダント照明を下げたり、壁付きのブラケット照明をつけたりするのもムードがでます。新築やリノベーションの際にはぜひ取り入れてみてください。

インテリアグリーンでヒーリング効果

ソファのそばに大きめの観葉植物を置くのも素敵です。ソファに座ったときにグリーンがそばにあれば、ヒーリング効果でよりリラックスできそう。スタンド照明と同じように、背の高い大きめの観葉植物のほうが、バランスがとれます。少なくとも、ソファに座った時の人の座高より高いものを選びましょう。

クッション&ブランケットで簡単模様替え

クッションはもっとも手軽に模様替えができるアイテム。 季節感をだしたり、アクセントカラーを加えたり。リビングのなかでソファの色が少し重く暗く感じられる場合は、明るめの色のクッションをたくさん置く、などといった調整にも使えます。 また、ゲストが来る時は少し多めにクッションを用意。座りやすいように自由に使ってもらうといいですね。 ブランケットも秋冬には取り入れたいアイテム。膝掛けとして使わない時は肘掛け部分に掛けたり、背もたれに掛けたりすれば、インテリアのアクセントになります。さらに寒い季節に暖かな感じを演出するには、小さめのムートンラグをソファに掛けたり、座面に敷いたりしても素敵です。

ラグでソファを引き立てる

ラグはソファと床を繋ぎ、引き立ててくれるアイテムです。リビングのなかでソファスペースをゾーニング(=区分)してくれる効果もあります。 140×200cm、200×200cm、200×250cmなどが一般的なラグのサイズ。レイアウトにもよりますが、3人掛けソファの場合、ソファの下までラグを敷く場合は、200×200cm、ソファの前からセンターテーブルの下まで敷く場合は140×200cmぐらいのものを選ぶのが標準的です。 ソファの下まで敷かないほうが、お掃除やラグのお手入れは楽ですが、ラグがズレやすくなります。ソファの前側の脚だけラグの上に載せたり、ラグの下に滑り止めシートを敷いたりするといいでしょう。 ソファと床の色が近くてメリハリがない感じがしたら、アクセントカラーのラグを。ソファと床の色のコントラストが強すぎる場合は、ソファと床の中間的なトーンを選ぶとバランスが整います。 また、なめらかなレザーのソファには毛足の長いラグ、起毛感のあるテキスタイルのソファなら毛足の短い艶のあるラグなど、ソファと異なる素材感のラグを選ぶと、インテリアに奥行きのある表情が出ます。

壁のアートもソファとコーディネート

ソファはあまり高さのない家具なので、窓がない壁際に置く場合は、後ろの壁が天井まで大きく空きます。この壁はアートやポスターを飾るのに最適。 大きなアートやポスターでもいいですし、小さめのフレームをたくさん飾っても素敵です。たくさん飾る場合は、モノトーンなど色を統一するとまとまりやすいです。 素敵なインテリアの事例を見ていて気がつくのは、フレームを飾る位置が低いこと。ソファから離れすぎない高さに、飾っていることが多いです。飾る位置のバランスがとれないなと感じたら、試しに少し下げてみてください。

ソファまわりのコーディネートのコツとアイデア、いかがでしたか?ソファまわりはおうちの中心的なスペース。心地よく素敵に整えたいですね。

vol.2はこちら

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