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iemiru コラム vol.397

おしゃれな和室の照明ってどう選ぶの? 人気の北欧スタイルやおすすめの種類を紹介

和室につける照明は、部屋のイメージを左右する大切なキーアイテム。近年はフローリングの洋室が人気ですが、せっかく和室があるなら、「リラックスできるおしゃれ空間にしたい」・「北欧系って和室とあうの?」と思う方も多いのではないでしょうか。和室は照明をかえるだけでも、ガラッと雰囲気が変わります。 本記事ではおしゃれな照明・北欧スタイルの照明を和室に取り入れるポイントや、基本的な照明の選び方について解説します。おすすめの種類も紹介しますので、これから和室照明を選ぶ方は、ぜひ参考にしてみてください。

和室の照明はシンプルが基本

一般的な和室は、畳の縁や木材(鴨居や長押、柱)の印象が強いので、照明はシンプルなものがおすすめ。無垢材や和紙を使った照明であれば、和の自然な雰囲気と調和して、リラックス空間を演出できます。 近年トレンドの琉球畳を敷いている和室や、鴨居・長押といった和室感の強い木材を使わないシンプルな和室であれば、デザイン性の高い照明もおすすめです。 もしシンプルな照明にしても落ち着かない場合、部屋の物量が多い可能性があるので、一度見直してみるのも良いでしょう。大河ドラマなど時代劇をみても分かるように、もともと和室にはものを置く習慣がありません。 リラックスできる和室を目指している方は、照明選びと一緒に部屋の物量も調整してみてください。

おしゃれな和室照明を選ぶポイント

天井と相性の良い素材・形を選ぶ

洋室であれば壁紙・天井は白いクロスがほとんどですが、和室の場合はそれぞれ素材が違います。とくに天井は木目が目立つ素材や天井板の形に種類が多く、デザイン性が高いものが多いです。 天井の木目と板の四角形の印象が強ければ、丸っぽい白布素材の照明を選ぶなど、天井にあわせた照明選びが大切になります。 天井とまったく同じような素材感であれば調和してくれますが、遠目にも違いが分かるようであれば、部屋の印象がごちゃごちゃしてしまうので注意しましょう。

光は温かみのある「電球色」おすすめ

リラックスしたい夜に電気を点ける和室では、温かみのある「電球色」がおすすめ。夕方以降の太陽光に近い電球色は、気持ちを落ち着かせる効果があります。また目が疲れにくいメリットもあり、寝る前の読書などにも安心です。

和室の照明に北欧スタイルを取り入れるポイント

丸い曲線のアイテムが◎

和室は畳や柱といった直線的な印象が強いので、照明は丸い曲線的なアイテムがおすすめ。とくに吊り下げ式の丸いペンダントライトは、部屋の中心で光ってアクセントになるので、メリハリがついておしゃれ度がアップします。

シンプルな無垢材の相性が◎

木材や畳のイメージがある和室では、自然な風合いのでる無垢材をつかった照明がおすすめ。北欧スタイルの洗練された温かみのあるデザインが和室によく合います。
とくに明るめでシンプルな無垢材は、気持ちの良いリラックスした雰囲気を演出するのに効果的です。

花柄などのテキスタイルなら和室インテリアをシンプルに

特徴的な北欧テキスタイルを取り入れるのであれば、和室のインテリアをシンプルにするのがおすすめ。北欧のテキスタイルは彩りが良いので、照明も主役級のインテリアになります。「シンプルなインテリアのなかで北欧テキスタイルが彩をそえる」、くらいがちょうど良いバランスです。

選び方のキホン

ここまでおしゃれな照明・北欧スタイルの照明を選ぶポイントを紹介してきましたが、照明選びの基本をおさえることも大切です。うっかり暗すぎる照明を買ったりしないよう、以下のポイントをおさえてください。

部屋の広さ(〇〇畳)に対応した明るさを

照明は部屋の広さによって必要な明るさが違います。基本的に商品の説明欄などで「〇〇畳対応」といった表記があるので、必ず確認するようにしましょう。明るさは「W(ワット)」か「lm(ルーメン)」で表記されます。 「W(ワット)」の場合は「1畳40W」が目安とされていますので、一般的な部屋の広さで考えると ・4.5畳=180W
・ 6畳=240W
・ 8畳=320W
・ 10畳=400W
・ 12畳=480W
が基本となります。 「lm(ルーメン)」の場合は、1畳ごとに300lm増える計算が目安です。一般的な広さでは ・4.5畳=2700lm (2200~3200lm)
・ 6畳=3200lm (2700~3700lm)
・ 8畳=3800lm (3300~4300lm)
・ 10畳=4400lm (3900~4900lm)
・ 12畳=5000lm (4500~5500lm)
が基本となります。 間接照明など複数のライトを一度に使う場合は、それぞれを足し算して目安ワット数を超えればOKです。 また、シェードがなく全方向を照らす照明の場合は、光が天井にまで分散して手元が暗くなりがちです。シェードのない照明を選ぶときは、目安のワット数(ルーメン)に対して明るめで選ぶことをおすすめします。

落ち着いた壁色ならワンランク明るめを

洋室であれば白いクロスが一般的で、光を反射しますが、和室は砂壁のような落ち着いた壁色で、光を吸収してしまう場合があります。洋室では十分な明るさの照明でも、和室では少し暗く感じることも。
壁色が落ち着いた和室であれば、標準よりも明るめの照明を選ぶことをおすすめします。

和室照明を買い替えるなら日焼け跡に注意

蛍光灯を買い替える場合、まれに照明の日焼け跡がついている場合があるので注意が必要です。小さな照明に買い替えると日焼け跡が目立つ可能性もあるので、事前に確認してから購入するようにしましょう。

あると便利な和室照明の機能

光の色を調整できる「調色機能」

光の色を調節できる「調色機能」があれば、時間帯によって最適な色を選べるので便利です。昼の活動的な時間は明るい「昼光色」、夜のリラックスしたい時間は「電球色」、といった具合に使い分けられるので、生活リズムをつかむのに一役買ってくれます。

光の強さを調整できる「調光機能」

光の強さを調整できる「調光機能」も、時間帯による使い分けに便利な機能です。強い光が必要な昼帯、弱い光で十分な夜帯などこまめに調節することで、生活リズムを整えつつ電気代を節約できます。

寝落ちしても安心な「タイマー機能」

和室は宿泊部屋になることも多いので、寝落ちしても安心なタイマー機能が便利です。とくに子供がいる家庭では、電気をつけっぱなしで寝落ちする心配もなくなります。テレビを見ながら入眠する方なども、タイマー機能があれば熟睡の助けになるはずです。

和室照明におすすめの種類

シンプルでアクセントになる「ペンダントライト」

天井から吊り下がるペンダントライトは、和室におすすめできる照明のひとつ。ペンダントライトは中心に近い位置で発行するので、良い意味で視界に入り、インテリアのアクセントになります。 またシェードがついているタイプであれば天井部分が暗くなるので、明かりの陰影によっておしゃれ感を演出できるのも魅力です。

奥行きや陰影を演出する「スタンドライト」

畳の上に直接座る和室では、低い場所にくるスタンドライトがおすすめ。夜は手元の明かりとしてリラックスした時間を演出できますし、部屋に奥行きがでるのでおしゃれ度もアップします。 地味なポイントですが、スイッチの切り替えがしやすく、明かりを調節できるタイプが重宝します。

手入れが楽で明るい「シーリングライト」

和室でも手入れが楽で明るいシーリングライトは人気の照明。シェードに無垢材をあしらったタイプなどはデザイン的にも和室にあうので、気軽に取り入れることができます。 シーリングライトであれば調色・調光できるタイプが多く、機能的に優れた商品が多いです。使い勝手を優先する方には、シーリングライトがおすすめでしょう。

和室照明におすすめするシェード素材

繊細さを演出する「和紙」

職人が作り上げる和紙素材をシェードにした照明は、置いてあるだけで繊細かつ柔らかい雰囲気を演出します。明かりをつければ和紙を透過した柔らかい光が室内を照らし、穏やかな印象になるのが特徴です。 和紙によってはあえてムラのある素材もあり、明かりをつけたときの濃淡を楽しむことができます。 LEDの場合は熱がこもりませんが、白熱灯などを使用するタイプは火傷や家事に注意が必要です。

レトロな雰囲気の「ガラス」

「アンバーガラス」や「びいどろ」など、色のついたガラスは大正~昭和の香りの雰囲気を演出するレトロな照明として人気です。またガラス面に反射した光がおしゃれな空間を演出し、どこか居心地の良い雰囲気に。 和室を居室として使う方などは、いろんな家具と相性の良いガラス素材の照明がおすすめです。

明るい雰囲気の「北欧テキスタイル」

人気の北欧テキスタイルは、シンプルな和室を彩る人気アイテム。とくに琉球畳などを採用した和洋折衷な和室では、明るい雰囲気の北欧テキスタイルがよく合います。 和室がシンプル過ぎると感じている方には、北欧テキスタイルの照明がおすすめです。

シンプルで上品な「無垢材」

シンプルで上品、自然の風合いを感じる無垢材は、和室にもっとも合う素材のひとつ。無機質になりがちなシーリングライトでも、無垢材をあしらったタイプであれば和室と調和する照明になります。 比較的手入れもしやすい素材なので、手軽に和モダンを取り入れたい方におすすめです。

重厚感のある「鉄器」

とても珍しい素材ですが、南部鉄器といった重厚な鉄器素材もおすすめのひとつ。シンプルな和室のなかで、重みを感じる鉄器素材が良いアクセントになってくれます。 シェードとしては光を透過しないので、夜は天井が暗くなり、光のメリハリをつけておしゃれに魅せる効果も。個性的な素材を探している方におすすめの素材です。

和室の照明は調和させるかアクセントにするか見極めよう

自然の風合いが豊かな和室は、一見シンプルながらデザイン性の高い特徴があります。とくに天井は白いクロスではない場合が多く、木目や板目にあう照明選びが大切です。 また和室を居室に使っている方は調和しやすいシンプルなタイプ。普段使わず、ものも少ない来客用などに使っている方はアクセントになるデザイン性の高いタイプがおすすめです。 照明単体の印象ではなく、天井素材や和室の使い方を考慮して選ぶようにしてみてください。最適な和室の照明をみつけて、快適な空間を手に入れましょう!

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