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iemiru コラム vol.399

意外と知らなかった「生垣」の良いところ!家の雰囲気や環境に合わせた植物の選び方、メンテナンス方法

生垣とは、外から室内を目隠しするために植えられた植栽や樹木のこと。コンクリートの人工的な塀とは異なり、圧迫感がなく自然な佇まいがあります。生垣の爽やかな緑の葉や色とりどりの花は目隠しとしての効果だけでなく、人々の心も和ませる美しい景色としても重要な役目を果たします。今回は生垣の魅力や育て方をご紹介していきます。

そもそも生垣とは?

「生垣(いけがき)」といった言葉は知っているものの、その存在について深く触れたことがない人は多いはず。「生まれた時から庭先にある存在」「気づけば生垣に花が咲いている」と、あまり意識せずに生垣と共に生活していることが多々あります。

敷地の境界に塀の代わりに植える植栽や樹木のこと

隣接した住居との間に境界線代わりとして植えたり、道路から住居内が見えないように目隠しとして植えた樹木や植栽のことを生垣と言います。樹木や植栽の種類・高さ・植え方は様々で、目的や住居の形態に合わせて最適な生垣を施していきます。 例えば、外から室内を見えにくくするために大きな木を一本だけ窓付近に植えたり、葉が密に生える植栽を家の周りをぐるっと囲むように何本も植えることもあります。 同じような言葉で「垣根(かきね)」があります。近年は垣根と生垣の違いは曖昧になっていますが、垣根とは竹や木で作った壁のこと。竹を一定間隔に並べて縄で縛りつけたものがよく使われます。垣根も敷地の境界線に植えることで、所有地の境を明確にしたり、隣接する道路や住居からの目隠しとしての役割があります。

生垣のメリット

生垣には日本の気候や日本人の性格に合ったメリットや魅力があるため、古くから利用され親しまれてきました。

見た目が美しく、季節を感じられる

生垣は生きた植物でできているため、人工的なブロック塀やフェンスよりも圧迫感がなく優しい存在です。紅葉やキンモクセイなどを植えれば、季節によって花や葉の様子が映り変わり、四季折々の景色を楽しむことができます。 生垣は目隠しや境界線としての役割も果たしながら、植栽の連なりが作り出す美しい景観の一部として重要な存在なのです。 「家の庭は緑溢れる場所にしたい」と自然豊かな家にしたいなら、人工塀ではなく生垣がおすすめです。

外からの目隠しが自然にできる

生垣は自然な存在として隣家や道路に隔たりを作るため、景観に溶け込みやすく違和感を残しません。何気なくプライバシーを守れます。 一方で強固なブロッグ塀で家の周りを囲むと、閉塞感や圧迫感が出てしまいます。また、近隣の住民にとっては、異常に警戒されているイメージを持ったり、関係をシャットアウトされたと感じてしまうこともあります。目隠しとしては完璧ですが、人工塀特有の冷たさや物寂しさは否めません。

防火・防風・防音の役割がある

家の周りに他の建物がない農地や開けた場所にある住宅は、雨風を遮るものがなく自然災害の強い力をもろに受けてしまいます。そのため、家が受ける衝撃を軽減するために、壁のような役割をする生垣が使われます。 また、生い茂った葉は外からの音を反射させ、住宅内へ音を届きにくくしてくれます。 樹木が水分を多く含んでいれば、火災の際に延焼を抑える働きもあり防火効果も期待できるといいます。阪神淡路大震災にて樹木が延焼を防いだ事例があり、生垣の役割が改めて見直されています。

生垣のデメリット

家を守り家のプライバシーも保護してくれる生垣の存在ですが、一方でデメリットもあります。生きた植物ならではのメンテナンスの必要性や害虫の被害などに悩まされることも多くあります。

隣家に葉が落ちたり、枝が伸びたりとトラブルの原因になる

「隣の家の枯れ葉が自宅の庭に落ちてきて掃除が大変」「隣の生垣の枝や葉が侵入してきた」など、思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。 生垣は時間と共に成長して少しずつ形を変えます。枝が伸び隣家の敷地内に侵入したり、根は見えない間に範囲を広げ、隣の庭にボコボコと浮き出てくることもあります。数年前はさほど迷惑に感じられなかった隣家の落ち葉も、成長して葉の数が多くなれば隣人のストレスになり得ます。 隣家への影響は住人側からは非常に分かりにくいため、日頃からの細やかなメンテナンスが重要になります。

通行人を妨害してしまうことがある

歩道に大きく突き出たような生垣の枝を、一度は見たことがあると思います。なぜなら、生垣は道路の境界線ギリギリに植えていることが多いため、剪定を怠るとすぐに敷地外にはみ出てしまうからです。 生垣の枝が道路に侵入することで、通行の妨害になります。また、枝の存在に気づかずに通行人が怪我をしたり、枝や葉が車体を傷つけることもあります。

害虫が発生しやすい

生垣は対策をせずに放っておくと、自然に害虫が発生します。多少のクモや蜂が寄り付くことは何ら問題になりませんが、植物の養分を吸い取る生物が大繁殖すると、生垣が病気にかかったり成育が悪くなり次第に枯れてしまいます。 例えば、ケムシやアブラムシは大量発生しやすい害虫です。植物に悪影響を与えるだけでなく人体に接触するとじんましんや肌荒れを起こします。 また、害虫だけでなくカビも要注意です。糸状菌というカビの一種は、褐斑病またはゴマ色斑点病という病気を発生させ、いずれ植物を枯れさせます。感染力が非常に強く、放っておくと生垣すべてに感染し手の付けられない状態になります。

定期的な手入れが必要となる

生垣が成長する時期にはハサミを使って枝を切り落としたり、量を減らす作業が必要です。日頃からは水やりや肥料を与えるメンテナンスがかかせません。 害虫対策は毎年冬の間に予防の散布薬を撒き、卵が孵化する春から夏にかけては何度も消毒散布を行います。発生してしまった害虫は手でひとつずつ除去する必要があります。 植えたら勝手に大きくなるということはなく、定期的なメンテナンスや毎日の管理・観察が大切になります。

生垣がブロック塀より良い点

生垣は害虫駆除など細やかなお手入れが必要なので、メンテナンスの要らないブロック塀のほうが良さそうに思います。しかし、無機質なブロック塀は手間がかからない分デメリットもあります。生垣は、生きている植物であるからこその魅力や強みがあるのです。

生垣の方が自然の温かみを感じられる

生垣は生きている植物ならではの温かみがあります。春には命の息吹を感じることができ、夏には太陽の陽射しの中で生き生きとした姿を見せてくれます。 コンクリートのブロック塀では家のイメージが冷たい印象になりますが、生き物である生垣なら家全体が温かく優しい雰囲気になります。

ブロック塀では届かない高い場所までカバーできる

一般的な石材で造られるブロック塀は、安全対策を行う場合は高さ2.2mまで、安全対策を取らないものは最高で1.2mまでとされています。1.2mのブロック塀だと大人の目の高さまではカバーできず、室内の目隠しになりません。 しかし、生垣は2m以上の高さを保てる高垣という種類があります。シマトネリコやオリーブなどの樹木であれば成長するにつれて2階部分まで到達することも多く、数十mの目隠しとして活用できます。葉が密に生え生垣として人気のコニファー類なら、種類によっては10mほど伸びるものもあります。

生垣は地震に強い

地震によってブロック塀が倒壊して事故に繋がるケースがありますが、生垣は地震に強く仮に倒れてもよほど大きな樹木でない限りは人命を奪うほどの事故にはなりません。 生垣は根を強く張り、地面に近いほうの幹や茎が太く、地面から離れるほど細く軽くなっています。そのため、多少の揺れが起きても根が剥がれることはなく、幹の途中が折れるほど上部が重たい形状をしていません。倒壊の被害を考えるなら生垣のほうが安全と言えるでしょう。

生垣の方が侵入者が飛び越えにくい

生垣は植栽と植栽の間に隙間があるため人が入り込みやすいように感じますが、意外と侵入しにくい条件になっています。 生垣は人の体重に耐えられないため、ブロック塀のように上に登って乗り越えることはできません。また隙間をぬって侵入しようとしても子供や小動物でないと入れないほどの隙間しか空いていなかったり、いざ侵入するとガサガサと音がなり葉が大きく揺れるため、外から見て人が不審者に気づきやすいという特徴があります。 その点ブロック塀は、一度侵入してしまえば周りからは気づきにくいため、不審者には好都合な条件です。

ブロック塀が生垣より優れている点

これまでの説明だとブロッグ塀はデメリットばかりに感じてしまいますが、ブロック塀にもメリットはあります。プライバシー保護や暮らしやすさという点ではブロック塀のほうが優れています。

ブロック塀は定期的な手入れが不要

ブロック塀は植物のようにお手入れをする必要がありません。長年使っていれば劣化や汚れが目立つことがありますが、細やかなメンテナンスなく正常に保つことができます。 最近では、無機質で冷たいブロックのイメージを和らげるために、自然カラーのブラウンやベージュ色の化粧ブロックもあります。汚れが目立たない色や耐久性に優れた種類を使うと、より扱いやすくなります。

ブロック塀の方が外から覗かれにくい

窓が隠れる高さのブロック塀であれば、外からの視線を完全に絶つことができます。生垣だと葉や枝の間に多少の隙間ができるため、完全に見えなくても部屋の明かりや影の動きだけで人がいる気配がわかります。 プライバシーを保護するという観点では、ブロック塀のほうが優れていると言えます。

生垣の植物の選び方

では、生垣を採用するなら、どのように植物の種類を決めたらよいでしょうか?生垣はガーデニングの背景になり、家全体の景観を決定づけるものです。住宅のデザインや庭の雰囲気に合わせて選ぶとより美しくなります。

家の雰囲気に合った植物を選ぶ

生垣は、景観を左右する庭木の一部として意識しましょう。家を背景にして外から生垣を見た場合、家のデザインに合わせた植物を選ぶと統一感がでます。 瓦の屋根や障子窓が覗く日本住宅では、凛として上品な花を咲かせる寒椿(かんつばき)やキンモクセイなどがよく馴染みます。紅葉したように葉が真っ赤に色づくレッドロビンも、日本風の庭先にぴったりです。 レンガ調の壁面やウッドデッキのある洋風の住宅であれば、オリーブの木やふわふわの葉が可愛らしいコニファーがおすすめです。また、優しく香りの良い白い花を咲かせるシルバープリペットは、まるでイングリッシュガーデンのような美しい景観に仕上げてくれます。

植える環境に合った植物を選ぶ

植物を選ぶ時はその場の気候に合わせることも重要です。植物には日陰に強い性質や、寒さに強い性質などそれぞれ強みがあります。 例えば寒さが厳しい地域では、寒冷に強い常緑性の植物や針葉樹が育てやすい傾向にあります。葉が硬く丈夫で赤い実をつけるクリスマスホーリーや、細長く金色の葉が特徴的なニッコウヒバが該当します。 生垣を植えたい場所が日陰であれば、日陰でも強く育つ植物が有利です。手を広げたような大きな葉をつけるヤツデは日陰でも強く育ちます。アオキという樹木は耐陰性に優れ葉が密につくので目隠しとしても使いやすい植物です。

目隠し効果の高さが人気の植物

次に目的別におすすめの植物をご紹介していきます。生垣を目隠しに利用したい場合は、スカスカしている軽快な植物よりもどっしりとした重厚な植物がおすすめです。

目隠しに向いている植物の特徴

目隠しするためには葉や枝で空間を埋める必要があります。枝は多くよく広がり、葉は大きく密に生える植物が良いでしょう。例えば、常緑樹の葉は厚みがあり密に生え、風や雨に当たってもへたりにくい性質があります。 また、目隠しの範囲を広く高く保ちたい場合は、背が高く葉が密集する常緑針葉樹が適しています。コニファーの種類の中には5m以上に成長するものもあります。

日陰に強く和風庭園にぴったりなカクレミノ

日陰または半日陰の場所が適しているカクレミノ。太陽が当たらず湿っぽい場所を好むため、多湿の日本では育ちやすい常緑樹のひとつです。逆に、真夏の直射日光では葉焼けを起こします。形状は葉が大きく、実は紫色で上品な姿をしています。日本住宅にも合うので和風庭園でよく見かける樹木です。

洋風のお庭にぴったりなコニファー

針葉樹の一種ですが遠目からみるとふわふわな印象があり、可愛らしい佇まいが特徴です。コニファーは寒さに強く育てやすいことから日本でもよく見かける生垣のひとつ。落ち葉が少なく花は咲きません。爽やかな薄緑の葉が密集して生えるため、目隠しに最適な形状をしています。種類は様々で、腰当たりの高さのものから10m以上も伸びるものもあります。

成長が早く真っ赤な色が人気のレッドロビン

赤く染まった葉が特徴のレッドロビン。燃えるように美しい赤い葉は、生垣の前で思わず足を止めてしまうほどです。葉が密に生え、成長も早く目隠しとして最適。しかし成長が早い分、定期的なお手入れが必要になります。しっかり剪定し形を整えてあげると見栄えも良く、美しい景観を造ってくれます。

お花の華やかさを楽しめる植物

花が咲く生垣を植えれば景観に彩りを加えてくれます。鑑賞用としても楽しめる生垣も数多く存在します。

育てやすく香りの良いキンモクセイ

甘い香りを漂わせるキンモクセイ。9月下旬から10月にかけて黄色い花をたっぷりと咲かせ、遠くまで届くほどの強い香りが特徴です。葉や枝を密集させ、成長すると5mほどにもなるため生垣としても適しており、日本の住宅ではよく見かける植物です。日陰でも良く育ち、お手入れも少なく手間がかかりません。

和風の家に合う上品なサザンカ

日本童謡の歌詞にでてくるほど、日本では馴染みのある生垣のひとつ。日本の固有種で椿(つばき)と似ていますが、花が咲く時期が異なります。椿は春に咲きますが、サザンカは秋に開花します。園芸用のサザンカは種類が豊富で300種以上あり、花の色や形は様々ですが、主にピンクや白っぽい花を咲かせます。常緑樹で1年を通して緑の葉を保ち、落ち葉も少ないことから扱いやすい植物です。

成長が早く初夏に爽やかな花の咲くアベリア

春から夏にかけて鐘形の白く小さな花を咲かせるアベリア。寒さに強く丈夫で育てやすい常緑性の低木です。暖かい時期には盛んに枝を伸ばし、その先に小さな花や葉をたくさん付けます。重さで枝が垂れ下がることで、より味わい深く美しい姿になります。

育てやすく現代風の家に合うプリペット

小さな葉と白い花が可愛らしいプリペット。樹高は1.5~2mほどで生垣として扱いやすい常緑樹です。黄色味を帯びた優しい葉と小粒の花は洋風の家によく合います。成長が早く、暖かい時期には何度か剪定する必要があります。

手入れが比較的簡単なことで人気の植物

お手入れや剪定作業が少なく初心者でも育てやすい生垣向きの植物もあります。

白い小さな花が咲くことで人気なハイノキ

樹高が4mほどにもなる常緑樹。シマトネリコと並んでよく使われる品種で、春には白い花をたくさんつけてくれます。成長が穏やかなので手入れがあまり必要なく、半日陰で痩せた地でも丈夫に育つため、初心者におすすめの樹木のひとつです。

視界のカバー力が高く赤い実が可愛らしいソヨゴ

成長が穏やかな常緑樹。葉はたくさん付けますが、剪定をするとかえって形が乱れることもあります。波をうった葉がそよそよと揺れる姿からソヨゴと名付けられたのだそうです。明るい緑の葉に可愛らしい赤い実をつけるので、家の景観を明るくしてくれる効果もあります。

育てやすく葉もオシャレなマサキ

江戸時代から品種改良され生垣としてよく使われる常緑樹です。葉は厚み・ツヤがあり丈夫で、新緑が上へどんどん生えます。葉の大きさや色は様々で、緑の葉に黄色い斑点があるキンマサキ、白みを帯びるギンマサキなどがあります。日陰や排気ガス、潮風にも強い性質があるため場所を選ばず育てやすい樹木です。

料理にもリースの材料にも使えるローリエ

強い香りを持ちハーブとしても親しまれているローリエ。月桂樹(げっけいじゅ)とも言います。日陰でも丈夫に育ち刈り込みにも強いため、自由に高さを調整できます。一年を通して葉が付いているので、いつでも料理やハーブとして使えます。葉を乾燥させてから使うと、苦味が取れてマイルドになります。

生垣に必要な日々のお手入れ方法

生垣のお手入れは、主に水やり・肥料・害虫対策の3つです。コツを掴めば難しいことはなく、種類によってはほとんど必要ない場合もあります。植物の性質に合わせてお手入れしていきましょう。

乾燥した際の水やり

樹木の生垣は、土が乾燥したら水をあげます。土が湿っている時は、水やりは必要ありません。ただ、植え付けしてから1年ほどはこまめに観察して水やりを行います。 また反対に、水はけが悪いと根腐れを起こす品種もあります。樹木の性格を知った上で適量の水を与えましょう。

肥料を与える

肥料は生垣の栄養剤です。丈夫に育てるために、肥料で栄養のある土に仕上げます。しかし、肥料をたくさん与えすぎるとかえってよくありません。ゆっくりと少しずつ効果を発揮するものが好まれます。 与える時期は特に選びませんが、植木を植える前(元肥)、新芽が出る前(芽出し肥え)、鼻や実をつけた後(お礼肥え)と、成長のタイミングに合わせて与えると効果的です。

害虫の予防と駆除

正しい対策を取れば害虫が大量繁殖することはありません。害虫が孵化する春前には消毒剤を利用して予防に努めます。春から夏にかけては薬剤を散布したり、剪定をして害虫の繁殖を軽減させます。発生してしまった害虫はこまめに駆除する必要があります。

生垣の剪定方法

剪定(せんてい)は生垣の形を美しく保ち、樹高を調節するために行います。また、害虫予防の効果もある他、丈夫に育てるためにも必要になります。

植物の種類によって剪定時期が異なる

剪定する時はタイミングが大切です。新芽が出る季節は剪定しないほうが多くの花を咲かせます。剪定を行うのは、休眠期と言われる植物の成長が止まる時期がよいでしょう。 常緑樹の休眠期は6月及び10月頃、コニファーなどの針葉樹は10月頃、落葉樹は11~3月にかけての冬場になります。剪定は年に2~3回行うと美しい状態を保ちやすくなります。

剪定バサミでの剪定

ハサミで枝を切り落としていきます。生垣の高さを調整するため上に伸びている枝を切り落とす他、左右に広がった枝も切り落として形を整えます。 また、枝が増えて風通しが悪くなっている箇所、日陰になってこもっている箇所を切り落としてスッキリさせます。成長の早い枝は根元から切り落とすこともあります。

電動バリカンでの剪定

生垣の上下左右を一気に切り落とすのであれば電動バリカンが便利です。ハサミよりもスピーディで形を整えやすいメリットがあります。 電動バリカンはいきなり使わず、まずはハサミで大枠をカットします。その後、電動バリカンで、1mmの長さを3~4秒ごとに動かしてゆっくりカットします。 左右の広がりは下から上にかけて動かします。バランスが難しい時は、紐を引っ張り目印を付けると整えやすくなります。

生垣を作るなら住んでいる自治体の規定を知っておこう

生垣は街の景観を彩る役割もあります。そのため、自治体によっては生垣の種類や高さが決まっていたり、生垣を作る際に補助金を支給してくれることもあります。 生垣を作る前に、住んでいる土地の緑化協定や助成金制度について調べておくとよいでしょう。

「緑地協定(緑化協定)」について知ろう

緑地協定とは、住民による自主的な取り組みで、住まい周辺の緑化や環境保全を目的としています。協定を結んでいる団体は、町内会だったり街全体であったりと様々です。内容は、樹木の種類や生垣・垣根の構造、緑化の面積などが決められています。

補助金・助成金が出る場合もある

生垣は街の緑を増やし景観を穏やかにするだけでなく、火災の延焼やブロック塀による事故を軽減させます。そのため、区や市では助成金を設けていることが少なくありません。 また、ブロック塀などの撤去費用も対象になることがあります。 助成金を受け取る場合は、必ず塀の撤去前または生垣を植える前に申込みが必要です。申請の条件は各役所のホームページからチェックしてみましょう。

生垣で家に自然が取り入れられる

塀の役割を果たしながら庭の一部として緑を取り入れられる生垣。お手入れの手間はありますが、機能性や景観美など多くのメリットがあります。

雰囲気や環境にあった植物を選んで四季を楽しんでみよう

敷地の隔たりや目隠しとして優れた機能性を持ちながらも、庭を華やかにし街の緑化にも貢献する生垣。住宅の様式に合わせて植栽を選ぶと、デザインに一体感がでます。 また、お住まいの気候や植える場所の特性に合わせて、育ちやすい植栽を選ぶとメンテナンスの手間が減り管理が楽になります。それぞれの場所や目的に合った生垣を作ってみてください。

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