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iemiru コラム vol.400

リフォームでも大活躍!I型キッチンの特徴やおしゃれな活用法を解説!

I型キッチンの特徴を再確認!

I型キッチンは、マンションや戸建て住宅に関わらず一般的に広く使われているキッチンです。多くの人にとって最も馴染み深いキッチンの形なのではないでしょうか。 I型キッチンの特徴を知ると、なぜ多くの家庭で使われているのかが見えてきます。今回は、I型キッチンの特徴や、レイアウトのバリエーションなどについて詳しくご紹介していきたいと思います。

一列に並んだ馴染み深いキッチン

I型キッチンは、コンロやIHヒータとシンク、まな板などを使う作業スペースが一直線に並んでいるタイプのキッチンを指します。 料理するときの動線が左右に移動することで完結するので、単純な動きで作業が行なえて効率が良いことが特徴の1つです。 例えば野菜の炒めものを作ろうとした場合、冷蔵庫から材料を取り出し、シンクで野菜を洗い、作業スペースでカットし、フライパンで炒め、作業スペースで盛り付けを行うという一連の動きが、横移動だけで済ませることができます。 また、洗い物をするときも使ったフライパンなどの道具を横に移動させれば、すぐにシンクで洗い物ができるので、家事がしやすいキッチンと言えます。

日本の住宅事情が普及の要因

日本の台所スペースは平均的に3.5帖~4帖程度となっていて、それほど広いスペースとは言えません。 I型キッチンは形が単純で、設置するためのスペースが少なくて済みます。台所スペースを広く確保する事ができない日本でI型キッチンが普及してきたのはそのためです。 また、I型キッチンはサイズの調節が比較的しやすく、スペースに合わせてキッチンの長さを調節できることも普及に繋がった要因になっています。

知っておきたいキッチンの形と特徴

キッチンの形状には、I型キッチン以外にも様々なタイプが揃っています。I型キッチンに特徴があるように、その他のタイプのキッチンにもそれぞれ特徴があるので、ご紹介していきます。 スペースの関係やどんな台所にしたいかによって、I型キッチンよりも適したキッチンがあるかもしれません。改めて確認しておきましょう。

L字型

L型キッチンは、シンクとコンロがL型に配置されたキッチンです。一番の特徴は動線がコンパクトな点にあります。横移動ではなく体の向きを変えることで利用することができるので、車椅子利用の人が使いやすいのも特徴です。 冷蔵庫や電子レンジの設置場所がキッチンから離れていては、動線のメリットを活かすことができません。計画段階から冷蔵庫などの家電を置く位置を考えて、コンパクトな動線が実現できるようにしましょう。

U字(コの字)型

U字型キッチンは、L型キッチンにプラスして作業スペースなどを作り、3方向がキッチンスペースになったタイプです。 設置するためにはゆとりのあるスペースが必要になります。広さに余裕があるため、ゆとりを持って料理することができ、収納スペースが確保しやすくなります。 人が立つスペースの幅を広げすぎなければ動線もコンパクトにまとまるので、広いわりに使いやすいキッチンを作ることができます。 また、3方向のどの面を壁と接するように計画するかによって使い勝手が変わってきます。シンクやコンロを壁に接して計画すれば、多少キッチンが散らかっていてもリビング・ダイニング側から丸見えになることはありません。逆に、シンクやコンロがリビング・ダイニングに向いてオープンになっていれば、台所の様子が丸見えになります。 オープンなキッチンは会話しながら料理を作る楽しみもありますが、散らかった状態のキッチンを見せたくない場合は手元を隠せるように、キッチンから10cm程度立ち上がった壁を作るなどの工夫があるとストレスなく使えます。

セパレート型

セパレート型は、コンロとシンクが分かれて配置されたキッチンです。家族や友だちが集まって料理をするとき、それぞれ分担して作業するのに便利なのが特徴です。 シンク周りにもコンロ周りにもそれぞれ作業スペースが確保できるので、洗い物を一旦置いておくことや、お肉に塩・コショウを振るなど、料理に関する様々な作業が行いやすくなります。 また、材料や盛りつけ用の食器などを並べて準備しておくのにも便利なスペースが作れます。 一見、セパレート型キッチンを設置するには広いスペースが必要になると思ってしまいますが、プランニングで工夫をすればコンパクトに作ることも可能です。

意外なI型キッチンの活用方法!

古い家を見ると分かるように、昔のI型キッチンは壁に向かって設置することがほとんどで、料理している人が孤立しやすいキッチンでした。 でも今は、キッチンメーカーのショールームやモデルルームに行くと分かるように、I型キッチンの活用方法にバリエーションが増え、現代の生活に合ったスタイルのキッチンをI型キッチンで実現しています。

対面型キッチン

リビング・ダイニングに向けてI型キッチンを設置することで、子供の様子を見ながらや家族と会話しながら料理することができるキッチンです。 I型キッチンの設置向きをかえるだけで家族とのコミュニケーションが取りやすくなり、最近では最も多く選ばれているタイプです。 キッチンと平行にカップボードなどの収納棚、冷蔵庫を向かい合わせで配置すれば、コンパクトな動線を維持しながら使いやすい台所を実現できます。

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、キッチンのどの面も壁と接することなく、文字通り島のように部屋の中にぽつんと設置されているキッチンです。 どの面からもキッチンにアプローチすることができるので、キッチンの周りにはある程度スペースが必要です。 キッチンに人が集まりやすく、複数で料理したり家族やゲストと直ぐ側で会話をしながら料理することができるのが特徴なので、家の中心をキッチンにしたいと考えている場合におすすめです。 ただ、アイランドキッチンは存在感があるのでどうしても目立ってしまいます。空間全体の雰囲気にも影響を及ぼすので、いつも整理整頓して清潔に保つことを心掛ける必要があります。

I型キッチンは基本形!

日本で最初のシステムキッチンはI型からスタートしています。その後、住む人の要望に合わせて様々なタイプのキッチンが誕生してきました。 I型は最もスタンダードな形なので、バリエーションが豊富に揃っています。低価格なものから高価格なものまで販売されていて、予算やデザインの好みに合わせて選べるのがポイントです。 また、設備類が一直線に並び構成や形状が単純に作られているので、掃除が楽なことや施工のしやすさもメリットです。 キッチンは毎日使うものなので掃除のしやすさも考えて、いつも気持ちよく使えるかどうかも検討しましょう。

I型キッチンはリフォームでも大人気!

通常、キッチンのリフォームではスペースの問題だけでなく、給排水管やガス管の位置が関係してくるため、I型からI型に入れ替えたり、L型からL型に入れ替えるように、同じタイプのキッチンに入れ替えることがほとんどです。 ところが、給排水管やガス管の位置を移動させる工事が必要になっても、L型からI型のように異なるタイプのキッチンにリフォームするケースもあります。 なぜ、わざわざ設備の工事をしてでも異なるタイプのキッチンにリフォームするのでしょうか。

機能が充実しコストが安い

I型キッチンは単純な形状をしているため、機能が充実していてもコストを低く抑えた商品がメーカー各社から豊富に揃っています。 配管の設備工事が必要になったとしても、それをカバーできるぐらい低価格な商品も販売されています。 キッチンのリフォームを考えるきっかけは、老朽化が一番の理由です。また、キッチンの老朽化と共に家族の形態も変化していることが多くあります。 一緒に暮らす家族の人数が減り、以前ほどたくさん料理することがなくなったなどの理由で、高価なキッチンにしなくてもいいという判断から、I型キッチンを選ぶ方も多いようです。

活用方法が多い!

I型キッチンはレイアウトによって、様々な活用ができることも魅力です。壁に向かって設置して外の景色を眺めながら使う場合、リビング・ダイニングに向かってオープンに設置して、コミュニケーションを楽しみながら使う場合、キッチンの前にカウンターを設置してカフェのようにして使う場合など、様々な要望に柔軟に対応することができます。 また、単純な形状をしているためアレンジもしやすくなります。油がダイニング側へ飛び散るのを防ぐため、コンロの前面部分だけに壁を作ったり、キッチンが丸見えになるのに抵抗があるなら、目隠しになるような壁を作ったりすることが簡単に行なえます。

広さを求めると利便性が悪くなることも

台所の広さは人が作業する上で最適なスペースを確保できていれば十分です。必要以上に広くするとキッチンのサイズも大きくなるので左右に移動する距離が大きくなり、かえって使いづらいキッチンになってしまいます。 台所を広くできる余裕がある場合は、その面積をリビングや収納など他のスペースに使い、家全体が居心地の良い住まいになるようなプランニングにしましょう。

I型キッチンをベースにオシャレで使いやすく!

I型キッチンはどんな生活スタイルにも対応できる汎用性の高いキッチンです。プランニングするときは、まず基本のI型キッチンを取り入れて、どうやって活用するかを考えてみましょう。 その際、キッチンのサイズを大きくしすぎないことや、キッチンから冷蔵庫、収納棚までの距離を長くしないことに注意して、使い勝手の良いキッチンを作りましょう。

部屋の雰囲気を壊さないシンプルなデザイン

台所がリビング・ダイニングと一体になっている場合は、空間全体の雰囲気を壊さないように配慮すると、居心地の良い部屋を作ることができます。 キッチンだけが目立ってしまうような色やデザインを避けたり、他の部屋とのバランスを考えながらキッチンを選びましょう。 キッチンのお手入れのしやすさも忘れずに確認しておきましょう。他の部分がきれいに掃除されていてもキッチンが汚れていては雰囲気が台無しになってしまいます。

活用法は家庭の数だけある!

理想のキッチンは人それぞれ違います。どうすれば実現できるのかがわからない場合は、ショールームや雑誌などを参考にしてみましょう。 ショールームでは最新のキッチンを見ることができるのと同時に、自分では思いつかないようなI型キッチンの活用方法や空間のコーディネートなど、新しい発見があるかもしれません。 様々なアイデアを取り入れて、自分にピッタリの理想のキッチンを実現させてください。

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