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iemiru コラム vol.409

リノベーションの意味は?リフォームとの違いやメリット・デメリットを知っておこう!

リノベーションって一体何?

近年、よく耳にするようになった「リノベーション」という言葉ですが、本当の意味を知っている人は案外少ないかもしれません。同じ頃に「DIY」や「リフォーム」といった言葉もよく聞くようになりました。 「今住んでいる家を綺麗にしたいけれど、一体リフォームとリノベーションとDIY、何をしたらいいの?」とお悩みの方に、今回はそれぞれの言葉の違いを比較してみました。メリットやデメリットも解説しているので、今後、家を綺麗にする際の参考にしてみてください。

リノベーションの本当の意味

それではまず始めに、リノベーションの本当の意味を確認してみましょう。そもそもリノベーションは、英語のrenovationが由来となります。直訳した意味は、以下の通りです。 ● 修復、修理
● 改装、改善
ただ、これはあくまで直訳です。実は、和製英語の「リノベーション」には、もう少し独自のニュアンスが含まれています。それが「元の空間を増築、改築などをして大幅に改造し、新たな資産価値を付け加えること」です。 このように、一旦家の壁や設備を取り払ってスケルトン状態にしてから、新しい間取りを作り直すなど、大幅な改造をすることを指しています。このことから「スケルトンリフォーム」と呼ばれることもあるようです。

リノベーションの事例

では、実際にリノベーションを行うと、どのような部屋がどう変わるのか2つの事例をチェックしてみましょう。 ● 事例1:夫婦2人暮らしのご家庭。中古マンションの3LDKを、リノベーションで1LDKに改造。狭い空間を1つの広いワンフロアにし、ダイニング、リビング、書斎のスペースをそれぞれ配置。たくさん扉で隔てられていた部屋を1つにすることで、いつでも夫婦の存在を感じ、会話が弾む開放的な家に。 ● 事例2:ご夫婦とお子さん1人のご家庭。2LDKの間取りはそのままに、寝室の間仕切りを移動して、リビングルームを広くリノベーション。お子さんもゆったり広々と遊ぶことができ、リビングに勉強机をおいても圧迫感を感じません。 このように、中古のマンションや戸建を購入しても、思い通りの間取りに変更して全く新しい価値を追加することが出来るのが、リノベーションなのです。

リノベーションに似た言葉をまとめて比較

リノベーションの意味はなんとなく理解できましたか?続いては、リノベーション以外にもたくさんある似た言葉の意味を比較していきましょう。

リノベーションとリフォームの違い

リノベーションと間違いやすい言葉に「リフォーム」があります。実は、リフォームも住宅を綺麗に改良するという同じ意味を持っていますが、大きな違いはその「範囲」にあります。 ● リフォーム…古いものを新築時のように綺麗に戻す
● リノベーション…新築時よりも性能をアップさせたり間取り自体を変える
このように、リフォームはどちらかというと元どおりに綺麗に戻す意味で使われ、リノベーションに比べて小さな範囲での改修を指します。 老朽化した室内を綺麗な壁紙に戻したり、古くなったトイレや浴槽を綺麗なものに変えたりといったことは「リフォーム」になります。

リノベーションとDIYの違い

リノベーションと同じく、近年よく聞く「DIY」は、そもそも「Do It Yourself」を略した言葉です。要するに、業者に頼まずに自分でリフォームをするということを意味します。厳密には、リノベーションと比べる言葉ではなく「誰が工事をしたか」ということを表すのです。 ● リノベーション…住宅を大幅に改修して付加価値をつけること
● DIY…自分で改修工事を行うこと
つまり「DIYでリノベーションをした」ということもありえます。ちなみにそういったパターンを「セルフリノベーション」ともいいます。 DIYといっても、その範囲は実に幅広く、壁紙を自分で貼ったり、小さな家具を作ることもDIYの1つです。また、元建築業をしていた人が、間取り自体を変える工事を自分で行うこともDIYということになります。

リノベーションと建て替えの違い

リノベーションと建て替えの違いは、誰にでもわかりやすいでしょう。 ● リノベーション…今ある建物の枠組みを残して大幅に改修する
● 建て替え…枠組み自体を取り払って解体し、新しく建てなおす
このように、リノベーションと建て替えは大きく意味が異なります。

リノベーションとコンバージョンの違い

「コンバージョン」はあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、建築物に対して使われる言葉なので解説しておきましょう。大きな違いは、建物の用途にあります。 ● リノベーション…今ある建物を生かして大幅に改修し、付加価値をつける
● コンバージョン…改修して本来の目的とは違う目的の建物に再生させる
リノベーションの場合は、今ある建物の用途はそのままに、間取りや機能などを一新させて新しい価値を生み出します。一方、コンバージョンは、倉庫だった物件を博物館に変えたり、住宅だった物件を店舗に変えたりといったように、用途の違う建物へと再生させることを指します。

リノベーションに向いているのはどんな場合?

さて、リノベーションについて理解が深まったところで、続いて、リノベーションはどのような場合に行うのが最適なのかをご紹介します。

新築したいけど予算が足りない場合

マイホームを探しているけれど、新築だと予算が足りないという場合、リノベーションを選択肢に入れる方がとても増えています。その理由は、中古で購入した物件にリノベーションを行った場合、新築よりも安い価格で綺麗な住宅を手に入れることも可能になるからです。 ただし、リノベーションは家の劣化状態や、選ぶ素材・機能によっても大きく価格が異なります。そのため、一般的な相場を出すのは難しいのが現状といえるでしょう。ただし、賢くリノベーションした場合、新築価格の3割ほど安く建てられたという事例も多いようです。

自由に間取りを変更したい場合

今住んでいる家の間取りが手狭に感じたり、ライフスタイルに合わなくなった場合、引っ越しや建て替え以外にも、リノベーションをするという方法があります。 引っ越しの場合は、生活環境が大きく変わるというデメリットがあり、建て替えには大きな費用もかかります。その点、リノベーションなら、費用を抑えながら希望の間取りに変更することが可能です。

中古マンションを購入した場合

中古マンションを購入した方で「間取りはどうしようもないか…」と諦めている方はいませんか? 実は今、中古マンション+リノベーションをする方がとても増えています。中古マンションでも、構造上の制限がなければ狭い間取りを変えることは可能なのです。 また、古い壁紙や傷んだ排水管なども綺麗にすることが出来るので、新築マンションを購入したような気分になるでしょう。

再建築不可物件に住んでいる場合

住宅の中には、建築基準法上で道路に面しておらず、再建築ができない家も存在します。ですが、リノベーションなら再建築には該当しないため、建て替えをしなくても理想の家に変えることが可能です。

リノベーションにはどんなメリットがある?

続いては、実際にリノベーションをするとどんなメリットがあるのかについて解説していきます。リノベーションをすることで、理想の家を手に入れる選択肢が増えるかもしれません。

総費用が安くなる

何と言ってもリノベーションの一番のメリットは、新築や建て替えなどに比べて費用が安く抑えられるという点でしょう。費用が抑えられるということは、それだけ家の機能や素材などの選択肢が増えるということでもあります。 本来なら、新築を探す際に諦めていた高機能なキッチンやバスルーム、たくさんの収納も、諦めなくても良くなるかもしれません。

立地の良い家が手に入る

リノベーションのメリットには、より良い立地に住める可能性が高くなるという点も挙げられます。そもそも立地の良い場所に建っている物件は、値段も相応です。家探しの最初から、立地の良い物件は価格が高く候補から外さざるを得なかったという方も多いのではないでしょうか? その点、中古物件+リノベーションという選択をすることで、立地の良い場所に家を手に入れることができるかもしれません。

建て替えなくてもライフスタイルに適応できる

家を購入すると、子供が巣立って夫婦2人生活になったり、家族が増えて家が手狭になったりと、ライフスタイルによって家の間取りが合わなくなることがあります。 そんな時にも、リノベーションならライフスタイルに応じた間取りの空間に変更することが可能です。

リノベーションをした場合のデメリットは?

リノベーションにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。デメリットの中には、事前に確認しておかないとリノベーションのメリットを打ち消してしまうようなものもあるので、しっかりと確認しておくようにしましょう!

間取り変更できない場合がある

リノベーションは、間取りまで変更できると解説してきましたが、建物によっては間取りを変更できない場合もあります。間取り変更が難しいのは、以下の場合です。 ● 壁式構造で作られたマンション
● マンションの管理規約で禁止されている場合
● 2×4工法やプレハブ工法で建てられた戸建て
● 容積率や建ぺい率によって増築できない場合
上記の場合、耐震性の観点から壁を壊せない場合や、管理規約によって禁止されている場合、法律的に増築出来ない場合などは、間取り変更をすることが出来ません。 また、マンションの場合には、窓や玄関ドア、バルコニーなどは共有部分に当たるため、勝手に新しいものには変更出来ないのです。 リノベーションする予定で購入したのに「こんなはずではなかった!」と後悔しないように、事前にしっかり確認しておきましょう。

完成を想像しにくい

リノベーションで間取りを全く新しく変更する場合、建売住宅のように完成形を見ることが出来ません。実際に間取り変更をした場合の生活導線まで、具体的にイメージする必要があります。

逆に新築よりも高くなることがある

リノベーションをするつもりで中古マンションや戸建を購入しても、実際に建物を枠組みまで壊してからでないと見えない部分があります。思った以上に老朽化が進んでいた場合には、余計な改修工事が増えて、場合によっては新築より高くつくことも考えられます。

リノベーションが注目を集めている理由

リノベーションの意味や、メリット・デメリットについて解説してきましたが、最後になぜ今こんなにリノベーションが注目されているのか、その理由をまとめてみました。

マンションを建て替えるのは難しいから

マンションを建て替えるのには、住人の4分の3以上の合意が必要となります。そのため、古いマンションを建て替えることはとても難しいのです。 そのため、古さや間取りを理由に空き家が増えたマンションは、社会問題にもなっています。そんなマンションを安く購入して、新築同然に住むことができるリノベーションは、時代背景も後押しして注目を集めているのです。

不景気でもマイホームの夢を叶えやすいから

世の中は不景気で、マイホームをなかなか購入できない人も多いという現状があります。ですが、リノベーションなら新築よりも安く新築同然の家を手に入れることができるため、今までマイホーム購入を諦めていた人の救いの一手ともなっているのです。

リノベーションは夢を叶える手段

リノベーションの意味や、メリット・デメリットについて解説してきました。DIYやリフォームなど、住宅に関係した新しい概念がどんどん生まれる中で、リノベーションは今の時代背景にとてもマッチした画期的な方法と言えるでしょう。 世界の中でも日本は、住宅の寿命が特に短い国と言われています。戦後、良い家に長く住むという考えではなく、新しい家に建て替えることが価値あることとされてきました。ですが、今日本は「長期優良住宅」などの制度を導入して、もう一度、家の寿命を見直そうと動き出しています。 「今ある家を、もう一度生まれ変わらせてまた住み続けていく」リノベーションは、エコでもあり、今までマイホームの夢を諦めてきた人に希望を与えてくれる方法とも言えます。 ぜひ、今までの選択肢の中に「リノベーション」を入れて、検討してみてはいかがでしょうか?

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