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iemiru コラム vol.422

【DIYクリエイター chikoさん監修】中古マンションをDIYでパリのアトリエ風に

築44年の中古マンションをDIY併用でリノベーション。
昔ながらの和室や押し入れが、おしゃれに生まれ変わりました。
18年前に中古住宅を購入してからDIYを楽しむようになったというchikoさん。今ではワークショップや講演会のほか、住宅のリノベーションデザイン、空き家問題対策にも取り組んでいます。
今回は、団地の一角に建つ中古マンションの一室を、若い世代向けにおしゃれに変身させました。基本工事はプロにお願いし、壁板や床などはワークショップの参加者たちにレクチャーしながら作業。芸術の都パリのアパルトマンで活動するアーティストの部屋をイメージしています。

アートな気分を部屋にプラス:リビング編

壁に取り付ける棚には、あえてペンキを散らしてアトリエ風に。無垢材の床には自然や体に無害のオイルで、素足に心地よく、かつ古材の雰囲気に仕上げています。

頭に浮かんだイメージをまずはイラストに描いてみる。

施工前の部屋。年季の入った畳や梁、柱が重たい雰囲気。

施工後。壁に取り付けた棚の位置は、整然としすぎないよう少しズラしてラフ感を。

wall

壁の下地の合板を貼る作業は大工さんに依頼。

釘を打ち込むネイラは、プロ仕様のものが断然使いやすい。

杉の羽目板はホームセンターで購入し、天然素材のミルクペイントで塗装。

羽目板を乱張りで貼っていく。2人1組で手際よく。

detail

廃材で作った棚は大きさもさまざま。壁に取り付ける位置を吟味。

木目の良さを利用したり、ペイントしたり。考える時間も楽しい。

一輪挿しのビンにもラベルを貼って、アンティーク風に。

部屋のポイントとなるステンシルボードも手作りで。

<見せる収納>でキュートに:クローゼット編

寝室の押し入れは、棚と壁を取り除き、奥行を60㎝に縮めてオープンクローゼットにチェンジ。部屋を広く使うことができ、収納もしやすくなりました。

施工前の押し入れ。奥行があり、収納力はあるが使い方も限られてくる。

施工後。壁面に塗装した漆喰は、消石灰が主原料の安心な素材で調湿性や消臭性に加え不燃性にも優れている。

稼働式のレールを内側に取り付け、リビングの床と同じオイルで塗装した集成材の棚を。自由に高さを変えることができ、下に収納家具を置くこともできる。

中央のスペースには、パイプを上下に2本固定。たっぷりと洋服が掛けられる。

床は無垢のパイン材。こちらも同じオイルを塗り、古材の雰囲気を楽しむ。無垢材は冬でもヒヤッとする感覚がなく、素足で歩いてもやさしい肌触り。

床の無垢材や壁の漆喰などを手ごろな予算で使用できるのもDIYならでは。さまざまなイメージを膨らませて、部屋を好みの仕様にチェンジしていくのも楽しいですね。

※この記事はフリーマガジン『iemiruPLUS』の連動企画です。

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