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iemiru コラム vol.423

【連載】インテリアコーディネーターshiroの「インテリアと暮らしのヒント」vol.2

キャンプ、ハイキング、野外フェス、グランピング……。自然志向のライフスタイルが人気です。アウトドアウェアを街で着るのが当たり前になったように、アウトドアグッズを家でも愛用する人が増えています。 あなたの暮らしにも、アウトドアのエッセンスを取り入れて、楽しんでみませんか?

アウトドアグッズをインテリアに取り入れるときのポイント

ポータブル、軽量、コンパクトに収納できるなどの機能性に優れたアウトドアグッズ。デザイン性が高いものも多く、家でも使わない手はありません。
でも、アウトドアテイストがお部屋の中でちょっと浮いてしまう場合も。デザインがインテリアと相性の良いものを選んでください。

カラフルなタイプ

カジュアルなスタイルのインテリア向き。木目の割合の多いウッディーなインテリアにも比較的なじみやすいです。子ども部屋にもいいですね。

カーキ色やアルミ素材など、アーミーテイストの無骨なタイプ

男前インテリアやインダストリアル(=ヴィンテージ感・ユーズド感のあるイメージ)なインテリアなどにぴったり。

白いコットンと木目の組み合わせなどのナチュラルテイスト

シンプルな白っぽいインテリアにもなじみやすく、アウトドアテイストをあまり目立たせたくない場合に向いています。

アウトドアグッズ、オススメのアイテム

アウトドアグッズのなかでも、インテリアに取り入れやすいオススメのアイテムをご紹介します。

LEDランタン

ガソリンやガスを燃焼させるランタンは、火災や換気に注意する必要があります。手軽に取り入れられるのは、電池式のLEDランタン。クラシックなランタンそのもののデザインからモダンなものまで。デザインも豊富です。
最近人気なのが、吊るしたり引っ掛けたりできるタイプのかわいい丸型のランタン。取り付け方次第で、ペンダントライト・スポットライト・シーリングライトとしても使えます。
また、LEDランタンは停電のときの非常用照明としても使えます。家に何個か置いておくと安心ですね。

アウトドア用収納ボックス

キャンプ用品を収納して運ぶための収納ボックス。「椅子がわりになるほど頑丈」、「重いものが入れられる」、「スタッキング(=積み重ねること)可能」、など機能に優れているものがたくさん。自宅での収納ボックスとしても活躍してくれます。デザインによってはローテーブルやサイドテーブルとしても使えます。

アウトドアチェア

アウトドアチェアをテラスやバルコニーで使うのはあたりまえ。リビングのイージーチェアとして、ゲスト用の予備の椅子としても活躍します。
アウトドアチェアは座面の高さによって、大きくふたつに分かれます。普通の椅子と同じ座面の高さの42cm前後のものとそれより低いローチェアと呼ばれるもの。ローチェアは、最近人気のロースタイルキャンプ用の椅子。床に近く、よりリラックスした雰囲気になります。
普通のテーブルに合わせたり、ほかの椅子と組み合わせたりして使う場合は、通常の座面高さのタイプを選んで。ローチェアは単独で置いたり、ローチェアだけでコーナーを作ったりするのに向いています。
変わり種としては、床に直接置く座椅子タイプのものも。これは和室でも使えますね。
ロッキングチェアやリクライニングできるものもあります。ベンチタイプのものは、ダイニングテーブルにも合わせやすそうです。

ハンモック

ハンモックも自宅でも楽しむ方が増えているアイテム。お子さんはきっと大喜びです。
スタンドに吊るす自立式のものと壁や天井に取り付けるタイプのものがあります。
お手軽なのは自立式。設置場所を選ばず、使わない時は折りたためます。ハンモックとして使わない時は、洗濯物も干せるハンガーパイプになるという2WAY商品も!
壁や天井に取り付ける場合は、下地がある部分に専用の金具を打ち込みます。必要なスペースは、長さ3~4m、高さ1~2mぐらいが目安。
下地の有無や壁などの強度が心配な場合は、施工会社さんなどに相談してくださいね。

ティピーテント

ティピーテントは、とんがり屋根が可愛い円錐形のテントです。このテントをインテリアで使うのも人気です。子供部屋にお子さんの秘密基地として置いている家が多いですね。キャンプにも使える本格的なものからペット用の小さなティピーテントまで、種類も豊富です。
ティピーテントは構造がシンプルなので、DIYする人も多いアイテム。数本の木の棒・布・紐で作る事ができます。好みの素材やお部屋に合ったサイズが作れるのがいいですね。

休日にはのんびり、アウトドアスタイルの食卓

アウトドアで使われている調理器具、ダッヂオーブンやスキレット。家でも愛用している方は多いですよね。
休日にダッヂオーブンを使って、じっくり時間をかけてお料理。庭やテラスがあれば、外で食べるのも楽しいですね。
では、そんなスペースがない場合は…?
テーブルセッティングを、いつもと変えてみましょう!
ダイニングテーブルにテーブルクロスを掛けるだけでも雰囲気が変わります。カトラリーやクロスをカゴに入れて食卓に出したり、飲み物をピッチャーにいれたり、いつもよりひと手間かけてみてください。
ディナーだったら、ランタンやキャンドルで食事をしてもいいですね。

薪ストーブで火を楽しむ暮らし

キャンプでの大きな楽しみのひとつは焚き火。火を眺めているとなぜか癒されます。
火を眺める時間を自宅でも実現したいなら、薪ストーブを置くという方法があります。薪ストーブは、身体の芯から暖まる遠赤外線の暖房。お鍋を上に置けるタイプのものを選べば、お料理にも使えます。火を燃やすところで、ピザを焼いたり、焼き芋を焼いたりも。まさに、おうちキャンプ! 薪ストーブの設置には、煙突工事や薪ストーブを置く部分の炉台の工事も必要。お住まいのまわりの環境によっては、薪の調達や近隣への煙や臭いの影響を考えないといけないことも。少しハードルは高いのですが、それでも魅力的な薪ストーブ生活。新築やリノベーションのときに、ぜひ検討してみてください。

おうちでアウトドアのエッセンスを取り入れるコツ、掴めましたか? キャンプをしたことがないという方も、まずは一度、アウトドアショップに足を運んでみてください。色々な発見があって楽しいですよ。 *写真はすべてイメージです。

vol.3 はこちら

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