【連載】20代夫婦、夢のマイホームを建てる(~着工まで)vol.3

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避けては通れない住宅ローンのこと


転職2年目でも借りられる!?

前回では紆余曲折の後、無事に土地・施工会社を決めたところまで書きました。今回は、マイホームを考える方なら誰しもが一度は悩むであろう住宅ローンのお話です。

私たちの場合、どのように住宅ローンを組むか以前に、「そもそも審査に通るのか?」が問題でした。というのも、第1回で書いたように夫も私も転職して間もない時(夫:勤続2年、私:勤続1年)だったのです。 もちろん、夫の収入だけでは必要金額を借入することは難しかったので、ペアローンになることは確定していました。それでも、工務店や不動産で事前審査を通してもらう際には、「厳しいかもしれません…。」とは言われておりました。しかし、なんと3社中3社すべて事前審査に通ったのです!!

この要因として、「クレジットの支払い停滞や車のローンなどの借入がなかったこと」、「勤務先が比較的優良企業(大手)であったこと」が大きいとのことでした。やはり中小企業や自営であったりすると、銀行も慎重になることが多いようです。ほっと一安心したものの、今後は別の不安がやってきます。

固定金利「フラット35」がやっぱり安心

住宅ローンの事前審査をした3社のうち、2社は工務店が指定した銀行でした。というのも、特に地域密着の工務店ではこれまでの実績などから融通をつけてくれる銀行があり、そこでの審査であれば多少金額に無理があっても通してもらえるとのこと。

工務店主導で審査をした場合、特に希望しない限りは固定ではなく変動で事前審査を通されるように感じました。工務店側としては予算を大きくとり、請負費用をできる限り高くしたいので、当初の金利が低いローンを組ませたいのは当たり前ですね。私たちの場合も、何パターンかお願いした場合でも、最初の10年固定でそれ以降変動になるようなプランが提案されました。

このような背景から「このまま言われるがままローンを組んでいいのか?今後何十年もかけて支払いをするのは私たちなのに?」という不安が沸々と湧き上がってきました。

特に変動で組むことについては、金利は安くなるものの将来の出費の見通しが立たないことについて漠然と不安を感じました。

繰上げ返済できるのであればおススメとも聞きますが、キャリアプランを立てた際に見積もったキャッシュフローから、我が家では教育費のかさむ10年後に繰上げ返済ができる可能性は低いということも分かっていました。そこで、旦那が知り合いの方から聞いて比較的金利の低い固定プランとして候補にあがったのが、A社のフラット35でした。

フラット35はご存知のとおり35年にわたって金利固定、支払い金額が確定する住宅ローンです。もちろん、変動よりも金利は高いものの、以前の固定と比較すると決して高くはありません。 A社のフラット35で住宅ローンを組んだ職場の先輩の話を聞いた旦那は、早々にホームページでシミュレーション&資料を取り寄せ、固定金利でも返済していけそうであることを熱心に私にプレゼンしてくれました。(人に影響を受けやすいタイプです…)

結果的に、工務店が指定した銀行ではなく、自分たちで選んだA社でフラット35を組むことに決定しました。営業さんの「固定は金利が高くて支払いが厳しい」という言葉を鵜呑みにして変動にしなくてよかった、と思っています。

もちろん、あくまで我が家の場合はフラット35が適切と感じただけですので、これから家作りを検討する方には、ハウスメーカーや工務店が勧める銀行や住宅ローンだけではなく、ご自分で調べて納得のいく方法で資金を調達されることをお勧めします。

頭金2割の準備で金利が下がる

A社を選んだ理由は、他にもあります。住宅・土地費用の1~2割を頭金として用意すると、 通常のフラット35よりさらに低金利で借用できるプランがあることです。ありがたいことに、ちょうど両親が退職したところで多少の援助はできると言われておりましたので、背に腹は代えられないと相談し、自己資金とあわせて頭金の2割を準備することができました。今は住宅費用に関わる贈与税の免除制度もあるので、「特に税金を支払うことなく贈与を受けられる」といのも、ありがたかったです。また、この頭金については土地購入から建物引渡しまでのつなぎ融資の一部に充てることで、その間発生する利息を多少減らすことができました。

結果的に、もともと都内の賃貸で高い家賃を払っていたので、今までの賃料+2,3万円で念願のマイホームに暮らすことができる計算になりました。(もちろん固定資産税や光熱費、通信費など追加でかかるお金も増えるのですが…そこは今までしてきたマイホーム貯金を充てつつ、旦那の昇給を祈ります。)

家作りを始める当初からの不安であった住宅ローンについて試行錯誤を繰り返しましたが、なんとか決めることができました。 次回はショールーム巡りの体験談を中心に、住宅の内部仕様についてのお話をご紹介できればと思います。

vol.4 はこちら

この記事のライター

ライター/ hakana(30歳)現在2人目産休育休中の広告代理店に勤めるワーママ。趣味は写真で、出産後は専ら我が子の専任フォトグラファー。家事は苦手なので、ほどほどに無理なく、贅沢でなくても丁寧な暮らしをするのが理想。

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