イニシャルコストを意識した住宅購入を目指す!ランニングコストとの違いや関係とは

イニシャルコストを意識した住宅購入を目指す!ランニングコストとの違いや関係とは


住宅購入をする際、まずいくらの家を購入するのか、予算を決めてから、具体的な家探しをする方がほとんどでしょう。その際の目安になるのが「イニシャルコスト」です。

イニシャルコストは、「家が完成するまでにかかる費用」のこと。ここで、「なんだ!物件価格のことか!」と思われた方は要注意です!

イニシャルコストには、どのようなものが含まれるのかを知っておくことは、無理のない返済計画を立てるために重要となるからです。

そこで今回は、住宅における「イニシャルコスト」に含まれる費用や、家を建てた後に重要となる「ランニングコスト」との違いなどについて解説していきます。

イニシャルコストはどのコスト?

まずは、そもそもイニシャルコストとは何なのかについて解説していきます。

初期費用を表す言葉

イニシャルコストを簡単に解説すると、「家が出来上がる前にかかる初期費用」のことです。イニシャルコストには、以下のようなものが含まれます。

● 土地取得費用
● 住宅購入費用
● 工事費用
● 引っ越し費用など

このように、イニシャルコストは家が出来上がるまでにかかる初期費用全体を指した言葉です。そのため、予算や収入から考えて「この部分を節約しよう」「この部分のランクを下げよう」などと、調整できる費用とも言えるでしょう。

頭金などの目安に使用される

イニシャルコストは、「いくらの家を購入するのか?」に直結する費用です。

● 頭金をいくらにするのか?
● いくらの住宅ローンを組むのか?
● 住宅以外の諸費用をいくら用意できるのか?

など、返済計画を立てる際の目安にもなります。

住宅のイニシャルコストとは

では、住宅におけるイニシャルコストには、具体的にどのようなものが含まれるのでしょうか?イニシャルコストを意識することで、漠然としていた住宅購入費用を具体的に決めていくことが出来ます。

それでは、さっそく住宅におけるイニシャルコストの具体例を見ていきましょう。

購入費

最初に挙げられるのが、純粋な家の価格である「住宅の購入費用」です。この費用は、その家の条件によっても大きく左右されます。例えば、以下のような条件です。

● 立地の良さ
● 日当たりの良さ
● 角地かどうか
● 何階建てなのか
● 家の形

例えば、駅から近い物件の方が住宅価格は高くなります。さらに、南側に道路があったり、角地である場合など、日当たりの良さも価格に関係してくるでしょう。

また、家の形については、一般的に真四角の家のコストが一番安いと言われています。複雑な形の家は、その分資材や工事費用がかかってしまうので、高くなりがちです。

本体工事費

工事費用は、上記の購入費用と重複する部分もありますが、具体的にどのような費用なのかをここで掘り下げて解説しましょう。

イニシャルコストの1つでもある工事費用には、「本体工事費用」と「別途工事費用」があります。

本体工事費用は、家そのものにかかる工事費です。総費用全体の75%程度を占めています。例えば、以下のような工事です。

● 家の土台となる「基礎工事」
● 材料を組み立てていく「木工事」
● 空調やキッチン、下水道などの「設備工事」
● コンセントや配線などの「電気工事」

本体工事費用は、どのような工法なのか、空調などの設備、使う材木の種類などによっても大きく変わってきます。

別途工事費

続いて、別途工事費用についてです。別途工事費用は、建物以外にかかる工事費用のことをいいます。地域の特徴によっても、必要な工事が違うため、価格差の出やすい部分とも言えるでしょう。

● 地盤改良費
● ガスや水道の引き込み費用
● 地盤調査費用
● 玄関や駐車場などの外構工事費用
● エアコンなどの空調設備工事費用
● 造園工事など

地盤が悪ければ、地盤改良費が高くなったり、道路から離れていれば水道管などの引き込み工事費用が高くなったりと、立地や土地の特徴によって違います。

基本的には、総費用の15%程度が相場となっていますが、土地の状態によっては数百万の追加費用が必要な場合もあります。

そのため、イニシャルコストを下げたいのであれば、住宅の立地や土地の状態も見極めてから購入するのが良いでしょう。

忘れがちなイニシャルコスト

イニシャルコストには、忘れがちな費用もあります。家を購入する際、基本的には家の価格だけを考えてしまいがちですが、それ以外にかかる「諸費用」は、基本的に現金で用意する必要があります。

必ず予算を取っておくようにしましょう。

引っ越し費用

イニシャルコストには、引っ越し費用も含まれます。引っ越し費用は、引っ越す家族の人数や、荷物の量、距離などによっても違ってきます。

また、新築の場合、床や壁などに傷がつかないように、養生するサービスを含めた見積もりになる場合もあり、ケースによって金額は変わります。

さらに、大きな家具を搬入する場合には、クレーン車が必要となることもあるでしょう。他にも、新築の周りに大型トラックを停めるスペースがない場合には、中型のトラックを数台用意することになります。

こういったオプション料金も意外と高くつくので、いくつかの業者の見積もりを比較しながら、引っ越し業者を選ぶのがおすすめです。

この記事のライター

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