連載】20代夫婦、夢のマイホームを建てる(~着工まで) vol.5

連載】20代夫婦、夢のマイホームを建てる(~着工まで) vol.5

半年の打合せ~ついに着工?!


第1回で家作りを考え始めたところから、土地探し、住宅ローン、内部仕様などのお話を書いてきましたが、ついに最終回となりました。今回は着工までに発生した問題と我が家の家づくりの全体スケジュールをまとめてご紹介します。参考にしてみてください。

追加オプションとの闘い

注文住宅では特に難しい問題となるかと思いますが、規格住宅でも追加オプションの費用については最後まで悩まされました。規格住宅なので、標準仕様であればいくら、というのは決まっているのですが、前回までに書いたように「キッチンのグレードを上げたい」・「ウッドデッキを延長したい」・「コンセントの数を増やしたい」など、打ち合わせを進めていくとたくさん要望が出てきます。もちろん無料で変更はできないので、差額や追加料金が発生してしまいます。

私たちは、打ち合わせの段階ではひとまず希望のオプションを全て見積してもらい、最終的に予算との兼ね合いで優先順位をつけて削っていく方法をとりました。例えば、吹き抜けにシーリングファンをつけるようお願いしたのですが、最初は掃除のことを考えて電動昇降機付きのものでお願いしていました。しかし、それだけで7~8万円追加となるため、最終的には昇降機のついていないものを選択しました。

キッチンやシステムバスなども、ショールームでは全ての希望オプションを付けた状態で見積を依頼しましたが、最終的に予算オーバーになり、もう一度ショールームへ足を運び調整してもらいました。一度よいものを見てしまうと、なかなかグレードを下げるという選択はしづらかったので、「①つけなかったときにどんな弊害があるか」・「②本当に今(新築時)つける必要があるか」という基準で削っていきました。何千円単位のものも含めてチマチマと削り、最終的には50万ほど削減することができました。
なかなか旦那とも意見が合わず、厳しい闘いでした…。

市街化調整区域の罠

市街化調整区域という言葉をご存知でしょうか。景観を損なうことを抑制するなどの目的で、行政が「この地域は原則開発をしない」と指定している地域になります。当然、新しい建物を建築してはいけない、ということになりますが、以前住宅が建っていたりする場合、その限りではなく、許可をとれば建築可能になることもありえます。

私たちが購入した土地は、この市街化調整区域の範囲でした。しかし、三方住宅に囲まれ、以前も住宅が建っていたことなどから、工務店から購入の際に「申請すれば許可がおります」と言われておりました。(それでも念のため契約書には、許可がおりなかった場合、契約を無効とする旨記載してもらいました。)

この許可申請というのがやっかいで、通常の市街化区域での建築であれば不要な手続きや書類が追加で必要になるのです。この手続き自体は工務店から専門の取引先に委託してやってもらうので、私たちのほうで何か特別な書類の用意が必要になったわけではないのですが、とにかく許可がおりるまでに大変時間がかかりました。工務店側が申請状況をしっかり把握していなかったこともあり、結果的に1か月以上着工が遅れることになってしまったのです。

大手ハウスメーカーなどであればこういったことはないのかもしれませんが、特に地元の工務店などで建てられる際には、打ち合わせを営業任せにせず、全体のスケジュールを把握し、いつまでに何を決めていくのか、今どういった進捗状況なのか、を常に把握しておく必要があると感じました。

ようやく着工!スケジュールまとめ

では参考までに、我が家の場合、どのように着工まで進めていったか、おおまかなスケジュールをご紹介します。もちろん施工会社や土地、建物にもよると思いますので、あくまで一例として参考にしていただければと思います。

2017年8月 相談カウンター、住宅展示場の訪問
9月~2018年2月 施工会社検討(ハウスメーカー2社)、土地探し
3月 土地・工務店との出会い、モデルハウス見学
4月 土地売買契約・請負契約
5月~7月 間取り打ち合わせ、住宅ローン会社選定
8月 つなぎ融資の契約、土地引渡し
9月~10月 地鎮祭、内部仕様打ち合わせ、建築許可申請
11月 着工、外構工事打ち合わせ

こうしてみると、土地や施工会社を探す時間に半年、契約してから着工までに半年、そして実際の引渡しはその半年後ということになり、1年半以上掛かって、ようやく念願のマイホームが手に入ることになりそうです。

着工までの1年はとにかく週末は家づくりに関することに時間を費やすことが多く、隔週で工務店との打合せやショールームへ行きました。子どもがいるとなかなか大変で、特に前述の申請関連のスケジュールについては反省点も多いですが、今となってはいい思い出です。

全5回にわたる体験談を読んでいただき、ありがとうございました。我が家の体験談が、少しでも皆さまの家作りの参考になれば幸いです。

この記事のライター

ライター/ hakana(30歳)現在2人目産休育休中の広告代理店に勤めるワーママ。趣味は写真で、出産後は専ら我が子の専任フォトグラファー。家事は苦手なので、ほどほどに無理なく、贅沢でなくても丁寧な暮らしをするのが理想。

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