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iemiru コラム vol.465

家づくりは年末年始から始めよう! 新学期スタートへ向けたおすすめのプランニング

年末年始は家づくりを始める絶好のタイミング。あまりに早すぎたり出遅れたりすると、1年の中途半端な時期に引っ越すことになり、せっかくの新生活もスタートからつまずくことになりかねません。 本記事では、年末年始を起点として、建築会社を選ぶところから引っ越し完了までの流れをまとめました。建築会社やプランニングの違いによる、スケジュールの調整幅なども解説しています。家づくりの流れを簡単に説明していますので、家づくりに興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。

家づくりを年末年始から始めてスムーズな新生活を

年末年始から家づくりを始める最大のメリットは、翌年の新学期(新年度)にあわせたスケジュールが組めること。家づくりをするのは子供がいる世帯が多いですから、3月までに引っ越しをして、4月からスムーズに新学期スタートできるのは大きな魅力です。 また年末年始から翌年3月までのおよそ13カ月があれば、プラン相談から建築完了までこだわった家づくりができますし、ある程度のトラブルがあっても充分にリカバリーできる時間があります。家づくりは気力・体力を使うのでとてもパワーのいるイベントですが、余裕のあるスケジュールによって、ストレスの少ない楽しい家づくりができるのも嬉しいところです。

年末年始から翌年4月入居までの流れ

では具体的に、年末年始から翌年4月へ向けた家づくりのスケジュールを解説していきます。家づくりは建築プランや工法、業者によって大きく異なりますが、以下ではもっとも家づくりの醍醐味を味わえる、注文住宅の建築を想定して解説します。

~12月 土地の確保&住宅メーカーの見学会へ

年末年始から家づくりを始めるために、12月までに家を建てるための土地探しを済ませておく必要があります。また具体的な新生活をイメージするため、「気になる住宅メーカーの見学会へ行く」のがおすすめです。 土地探しを始めるのは、いつからでも構いません。漠然とでも「家を建てたいな」と思ったなら、それが土地探しを始めるタイミングです。各サイトをみることからはじめ、現地の不動産屋もめぐってみましょう。もし、家づくりをする決心が固まっていなくても、その胸を正直に伝えれば不動産屋も理解してくれます。 本記事で紹介するように、「〇〇年の3月中に引っ越したい」といった希望があれば、その旨を伝えながら土地探しを進めましょう。 住宅メーカーの見学会も同じく、あらかじめ「とりあえず見学したい」・「〇〇年〇月までの引っ越しを考えている」という旨を伝えれば、そのつもりで案内をしてくれます。強引なん勧誘が迷惑な場合は、はっきりと伝えて問題ありません。

1~2月 建築会社へプランニング&見積もり相談

家づくりの第一歩は、建築会社へプランと見積もりを相談することから始まります。年末年始、お正月の間などに家族でどういう家に住みたいかを話し合ってから、工務店やハウスメーカーといった建築会社へ相談するようにしましょう。デザインや予算を比較するためにも、複数社へ相談するのが基本です。 建築会社で相談したあとは、希望の間取りを反映した簡易設計や、概算の見積もりが上がってきます。まずは間取りも大切ですが、資金計画にそった見積もりがもっとも大切です。自分の支払い能力ギリギリでは、普段の生活がまわらなくなってしまうので、余裕をもった予算組をしていきましょう。

3~4月 建築会社の決定

あがってきた簡易設計や見積もりをもとに、建築を依頼する会社を決定します。個人の設計士へ依頼するときは、まずは設計士と契約し、施工する会社は建築士と相談しながら進めるのが一般的です。設計と建築をセットで請け負うハウスメーカーなどであれば、1社とだけ契約することになります。

5~6月 詳細ブランの打ち合わせ

依頼する建築会社を決めたあとは、敷地条件などにあわせた詳細なプランを練っている段階に入ります。設計士に依頼する場合は、この段階で一旦設計料を支払うことが多いです。打ち合わせを受けて詳細な設計図や仕様書が上がってくるので、イメージを具体的にして詰めていくことになります。 詳細プランを練る作業は、1か月で終わることもありますし、半年近くかかる場合があります。設計士との相性や、こだわりの強さによって大きく差が出るポイントです。

7~8月 プランの最終確認

何回かの設計図確認や調整打ち合わせを受けて、プランを最終確認する段階に入ります。設計図はもちろん、見積もりも細かく目を通して、疑問があれば全て質問するようにしましょう。この最終確認をおろそかにすると、あとで「ああすればよかったのでは?」といった考えが生まれ、後悔することになりかねません。 設備や建材など、分からないことは自分でも調べつつ、設計士へ確認することが大切です。

9~10月 契約して各種申請

プランの最終確認を終えると、いよいよ契約する段階に入ります。契約前に疑問はすべて解決して、当日にバタバタすることのないようにしましょう。契約を終えると、自治体への建築確認申請などが始まります。確認には1か月前後かかるのが一般的です。 プランが決定しているので、住宅ローンや財形融資など、資金面での契約も進めていきましょう。

11~12月 着工(建築開始)

建築確認などの申請が通ったら、いよいよ着工(建築開始)となります。着工前には土地の神様を鎮め安全を祈願する「地鎮祭」を、基礎ができたら骨組みをあげて工事の安全や安定を祈願する「上棟式」を執り行います。どちらも大切な儀式ですが、近年は省略されることも多いです。

翌1~2月 中間検査

家づくりの過程では、建築基準法や住宅融資のフラット35の関係で、中間検査が行われます。中間検査は外壁・断熱材などを施工した段階で、申請書類の通りに実施されているかを確認するのが目的です。

翌3~4月 竣工(建築完了)して引き渡し

内装も含めてすべての工事が終われば、晴れて竣工(工事完了)となります。竣工前後では、完了検査が実施されたり、最終的な立ち会い確認をしたりと、契約・設計通りに工事できているかの確認が最重要です。諸々問題なければ、引き渡しになり、引っ越しをして新生活がスタートします。

建築会社やプランによっては年内に引っ越しも可能

上記では注文住宅を例にして13~14カ月かけた家づくりの流れを解説しましたが、建築会社やプランなどの条件によって6ヵ月で完了することもありますし、2年ほどかかる場合もあります。以下は、工法や建築会社の違いによる工事期間の目安です。 ● ローコスト住宅/2~3ヵ月
● プレハブ系などの大手ハウスメーカー/2~4ヵ月
● 地域の工務店/3~6ヵ月
自身の希望を明確にして、最適なプランを選択できるようにしましょう。

2019年10月の消費税増税にまつわる裏話

住宅価格に対して税金2%はたしかに高額

2019年の10月から、消費税が8%から10%へ増税される予定です。住宅は100~1000万円単位の買い物ですから、2%増えただけでも10~100万円単位で費用負担が増大。仮に3000万円の住宅を購入する場合、2019年10月を境に60万円も余計に納税することなり、増税前のかけこみ契約が増える見込みです。

増税後は着工数が減るので価格交渉するチャンス

一見、増税前に住宅を購入した方がお得になるイメージですが、実はそうとも言えない可能性があります。これまでの消費税導入や税率引き上げのときには、同じようにかけこみ需要が発生し、増税後は着工数が減少。着工数が減るので、各住宅メーカーは住宅価格を値下げしてきました。 例えば3000万円の住宅が、2800万円で販売されることも予想されます。もちろん大人気の住宅地であれば価格が下がる可能性は低いですが、それ以外の住宅では価格交渉するチャンスです。

家づくりは年末年始からスケジュールを逆算して余裕をもとう

年末年始から始める家づくりは、余裕をもったスケジュールで家を建てるチャンスです。 年末年始の家族みんなが時間をとれるタイミングで、家づくりに話し合いをできるのは大きなメリットと言えます。 人生で一度の買い物だからこそ、最良のタイミングで、家づくりをスタートしてみましょう!

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