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iemiru コラム vol.469

リビングは間取りの考え方で決まる!?重要な6つのポイントで広々空間に!

リビングの間取りはよく考えて

リビングは家族が集う場所

リビングは、家族みんなが長くいられる癒しの場所にしたいと思われる方が多いと思います。実際、朝の忙しい時間、夕食を囲む団欒や食後のくつろぎタイムにも、家族みんながリビングに集まっているという家庭も多いのではないでしょうか? そうなると、リビングで心地よく過ごすためのいろいろな工夫が必要となってきます。

リビングの居心地は間取りで決まる

家族それぞれの時間の過ごし方を充実させるリビングは、間取りが一番の重要なポイントと言えます。なぜなら、間取りを間違えてしまうと、次のような悩みが生まれてしまうからです。 ● 朝の忙しい時間がスムーズに進まない
● 食事の支度をするのが毎回とても不便
● リビングが玄関から丸見えでくつろげない
● 物が溢れた汚いリビングに
このような状態にならない為にも、リビングの間取りは特に慎重に考えていくべきでしょう。

リビングの間取りの考え方6つのポイント

それでは、さっそくリビングの間取りの考え方を6つのポイントに分けてご紹介していきます。しっかりポイントをおさえて、家族にとって最高の癒しとなるリビングを作ってください!

ポイント1:家事動線と生活動線を分けて考える

1つ目のポイントは、家事動線と生活動線をわけて考えるということです。まず、家事動線というのは、炊事洗濯や掃除をする際の動線のことです。そして、生活動線というのは、リビングやお風呂、トイレなど、生活する上での動線をいいます。 家事動線と生活動線が交差するような間取りにしてしまうと、家族がすれ違う回数が多くなるので、特に朝の忙しい時間帯に、家族で大渋滞になってしまうなど生活しづらいリビングになってしまいます。 家事動線は、キッチン、パントリー、洗濯機のある洗面所などを使います。一方、生活動線は、リビングと風呂場、トイレ、階段を繋ぐ動線です。それぞれの配置場所をよく考えて、間取りを考えてみましょう。

ポイント2:家具まで間取りに書き込んで想像する

2つ目に大切なポイントは、間取りに使う家具まで全て書き込んで、具体的に想像するということです。間取りで失敗する一番大きな原因は、実際に生活してみたらこうだった!という点に気づかないことです。 間取りを見るだけでは、「なんとなくいいな」と思ってしまいがちですが、使う家具を全てピックアップしてみてください。実際に間取りに書き込んでみると、部屋が物で溢れてしまったり、使いたいものが近くに収納できないことに気づくかもしれません。 建ててしまってからでは遅いのです。この作業は、必ず行いたい必須の工程と言えるでしょう。

ポイント3:コンセントの位置に注意

3つ目のポイントは、コンセントの位置に注意するということです。ポイント2でもありましたが、まずはそれぞれの場所で使う家具を書き出してみましょう。例えば、キッチンの炊飯器ならある程度高い位置で使いたいはずです。 冷蔵庫は常にコンセントの1箇所を占領しているので、その分を抜いて必要なコンセント数はありますか?また、掃除機・テレビ・クーラー・こたつ・カーペット・PCなど、必要な場所に必要なだけあるでしょうか?この点も必ずチェックしておきましょう。

ポイント4:キッチンとリビングの位置関係を選ぶ

4つ目のポイントは、キッチンとリビングの位置関係です。キッチンやリビングには、以下のタイプがあります。それぞれのメリットやデメリットと合わせてチェックしてみましょう。

 
間取りのスタイル   メリット  デメリット 
LDK一体タイプ  ●家族の一体感が感じられる
●空間を広く感じられる  
●キッチンの匂いや温度が影響する
●来客と家族の空間を分けられない  
LD+Kタイプ  ●キッチンが丸見えにならない  ●料理中、家族の様子を見ることができない
L+DKタイプ ●来客と家族の空間を分けることができる ●テレビを見ながらの食事ができない   
L+D+Kタイプ   ●それぞれの空間が分かれているので収納や家具を分けやすい  ●広い家じゃないとできない間取りである

どのタイプを選ぶかによって、家族の過ごし方も大きく変わってきます。来客の多い家、小さい子供がいる家など、家族の生活スタイルや広さに見合った間取りを考えましょう。 ただ、全て一体型の間取りにした場合でも、工夫次第で空間を分けることは可能です。例えば、引き戸が壁の内部に収まる引き戸を設置すれば、普段は一体型、来客時だけリビングを間仕切りで分けるということも可能です。

ポイント5:適切な家具同士の距離を知る

間取りに書き込むだけではなかなかわかりづらいのが、家具同士の距離です。家具同士の距離を間違えると、人がすれ違えない、椅子を引くと人が通れない、狭いと感じるなど色々な問題が生じます。 特に注意したいのが、テーブルとソファの間隔です。基本的には、30cm〜50cmくらいの距離が適切と言えるでしょう。また、テーブルからテレビまでの距離は、最低でも60cm以上はとるようにしましょう。

ポイント6:リビング周りにどんな空間をもうけるか

リビングの周りにどんな空間をもうけるかによって、家族の過ごし方が大きく変わってきます。以下は、リビングに採用される人気の間取りです。 ● 畳スペース
● 吹き抜け
● ウッドデッキ
● リビング階段
畳スペースは、子供の遊び場所や、来客時に使ったり、ゲストの寝室として設置する方が多いようです。1つの独立した和室というよりは、小上がりタイプの畳スペースタイプが多く、畳の下に引き出しで収納を作る方もいます。 吹き抜けは、リビングの天井を高くすることで、開放感のある空間になるだけでなく、たっぷりと採光を取り入れることが可能です。ただし、冷暖房などの空調が効きづらいデメリットがあるので、十分な対策が必要でしょう。 ウッドデッキも人気です。特に、部屋に対して段差がないように設置すると、部屋の延長のように感じる視覚効果で、部屋が広く見えます。ただし、外からの視線対策もしておかないと、くつろぐことができず、使わなくなってしまう可能性もあるのでフェンスを設置するなど工夫しましょう。 リビング階段は、近年人気のタイプです。核家族が多い現代では、玄関から直接自分の部屋にいける間取りだと、コミュニケーションも減ってしまいがちです。その点、リビング階段は必ずリビングを通るので、嫌でも顔を合わせることになるため、人気が高いようです。

狭いリビングを広々見せる小技!

リビングの間取りを慎重に決めた場合でも、やはり物が多く狭い空間に感じてしまうこともあるでしょう。そんな場合に、リビングを広く見せる小技をご紹介します。 

壁や天井に明るい色を使う

色が空間に与える影響は非常に大きいものです。壁やカーテンに濃い色を使ってしまうと、空間を狭く感じてしまいます。広いリビングに見せたい場合には、明るい色を選ぶようにしましょう。

背の低い家具で統一する

背の高い家具をたくさん使うと、どうしても部屋に圧迫感を与えてしまいます。背の低い家具で統一することによって、部屋上部の空間が広く感じるため、部屋全体にも開放感を与えることが可能です。

テイストを統一する

部屋のテイストを統一することも大切です。色々な色やテイストが混ざっていると、どうしても部屋が雑然としてしまいます。同じテイストで部屋を統一すると、部屋全体がすっきりとして一体感が増すため、同じ空間でも広く感じさせることができます。

リビングの間取りは具体性をもって、慎重に!

一番にこだわりたい家族のくつろぎスペースであるリビングですが、間取りを後から変更しようとしても、非常に高い費用や時間、手間がかかってしまいます。家を建築する際に、しっかり家族のライフステージや生活スタイルに合わせた間取りを検討することが大切でしょう。 一番のポイントは、どこまでも具体的に想像して、実際に間取りに書き込んでみることです。そうすることで、「実際に暮らしてみて初めて気づいた不便さ」を極力減らすことが可能です。 ぜひ、この記事のポイントをおさえて、家族がくつろげる後悔ないリビングを作ってくださいね!

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