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iemiru コラム vol.47

ハウスメーカーより工務店が良い!?住宅会社の選び方を解説!

注文住宅にするなら工務店がイチオシ!

家を建てるとなったらまず、どの住宅会社に依頼するかが問題となるところです。最近では工務店を選ばれる方が増えて来ています。 今回は工務店とハウスメーカーの違いと、選び方について詳しくご紹介していきます。

施工を行うのは地元の工務店

ハウスメーカーに依頼をしても、実は施工自体は地元の工務店が行なっているのが大半です。ハウスメーカーは受注し契約までは自社で行い、その後の家を建てる施工そのものは地域の下請け業者である工務店に任せるといった流れを取っています。

地域密着型のため信頼感を持って任せられる!

限られた地域の中で10年・20年営業している工務店であれば相応の着工棟数もあるでしょうし、そういった工務店であれば技術力も高い事がほとんどです。 評判が悪い工務店は限られた地域という状況下ではすぐに悪評が広まり、仕事も減り、淘汰されていくものです。 なによりも、ハウスメーカーに依頼するより地域密着型の工務店に直接依頼をすることで得られる信頼感も魅力のひとつとなっています。

工務店の魅力とは?

施工をするのが工務店だということは、ハウスメーカー・工務店のどちらに依頼をしても変わらないのではないか、ということになります。ではなぜ工務店に依頼する人が増えているのか、その魅力を幾つかに分けてご紹介します。

細かい設計の要望について率直に意見を言いやすい!

設計に関してハウスメーカーで多いのが、企画住宅というものです。 企画化する事で、打ち合わせ・建材の選定などを省きローコスト化したプランです。 ある程度決められたプランの中から、間取りなどを選ぶことになります。 それに比べて工務店に依頼をした場合には全て自由設計の注文住宅となりますので、間取りから建材の選定まで全て打ち合わせで決めることが出来ます。 またハウスメーカーでは、お客さんと打ち合わせをした担当者が現場を管理する事はごく稀な事で、ハウスメーカーの代理人が現場を管理・監督する事がほとんどなのです。 工務店に依頼をすることで、打ち合わせをした担当者が現場を管理・監督しますので、要望がしっかりと施工に反映される安心感につながります。

宣伝広告費を掛けないため、コスト安を実現できる!

地域密着型の営業スタイルの工務店では、ハウスメーカーの様に全国に大々的な宣伝をしたり莫大な宣伝広告費をかける事はしません。 宣伝広告費はそのまま建築費用にも影響を与えますので、その分安い価格で相談ができることも大きなメリットとなります。

依頼者が施行現場を直接見に行きやすい!

施工現場を実際に、自分の目で確かめに行きたいと思う方も増えて来ています。 施工現場の見学でも工務店に依頼するメリットがあります。 工務店では、打ち合わせをした担当者が現場の管理・監督をしていますので、連絡を取って見学に行く事を話せば迅速に対応してくれます。

工務店のデメリットとは?

では次に、工務店に依頼する時のデメリットもまとめておきましょう。 デメリットを知っておくことで対策なども考えておくことができますので、是非チェックしてみてください。

業者によっては手抜き工事が横行!?

家を建てるときに挙げられる事が多い心配事の一つが、「手抜き工事」です。「手抜き工事」による「欠陥住宅」は社会問題にもなりました。 ハウスメーカーとは違い、自社内で施工監理を一貫して行う工務店は、いったん契約してしまうと、工事内容の詳細は施主にはわかりません。契約時に安く見積もっておいて追加工事でさらに料金を請求したり、ひどい場合は工事自体を手抜きしたりする悪質な業者もいるようです。

設計してから施工するため工期が長い!

現在ハウスメーカーでは、自社工場で建材の加工を行い建築現場では組み立てるだけといった工法を採用しているところが多く、これは工務店には真似ができません。 企画住宅と注文住宅では、設計する工程が必要となってくる注文住宅の方が明らかに工期は長くなりますが、同じ注文住宅で比べた場合も、工期に関しては工務店の方が工期が長くなることがあります。

工務店選びのポイント

これまでハウスメーカー・工務店とを比べて見てきましたが、実際に工務店を選ぶ場合どのような所を見て、どう選んだら良いのかといった肝心な選び方を見ていきましょう。

新築住宅をメインに扱っているか?

工務店の中には、新築住宅をメインに営業している専門型の工務店と、リフォームなどを行っている兼業型の工務店があります。 注文住宅を依頼するのであれば新築住宅のみを扱っている、もしくは新築住宅をメインに営業している工務店を選びましょう。

自社の強みを持っているか?

もうひとつ工務店選びで重要となるのは、その工務店が「強み」を持っているかどうかでしょう。自社の強みを持っている工務店は、営業理念をしっかりと持ち仕事にこだわりを持つ工務店といえます。 ご自身が求める住宅と依頼をする工務店の強みが一致する工務店に依頼をするのが重要です。

良い工務店を選べるかが家づくり成功の鍵

どんなことにも言えることですが、良いパートナーを選ぶことが重要です。 家づくりも例外ではありません。 選んだ工務店によって建築が成功するか、失敗するかが左右されるといっても過言ではないくらいです。 最後に家づくりを成功させるうえで、鍵となるポイントを紹介しておきます。

兼業型の工務店は新築住宅のプロとは言えない!

リフォームなどを行なっている兼業型の工務店は、新築住宅のみでは営業を続けていく事ができない工務店といえます。 新築住宅の現場の方がその仕事の難易度、長期的で複雑な流れを処理していかなければなりませんので、新築住宅を専門にしていない工務店の場合、予期せぬ失敗を招く恐れが高いと言えます。

施工現場に足を運んで手抜き工事が無いかをチェック!

最近では自分の目で建築している現場を見て確認したいという方が増えてきています。 ご自身の目で確認することも大切ではありますが、専門的な目により「手抜き工事」を未然に防ぐ為に建築士の方に建築中の住宅検査を依頼することも、家づくりを成功させる重要な鍵となります。 住宅検査をするにも、打ち合せをした担当者が現場にいて、迅速に対応が可能である工務店が選ばれている理由のひとつです。 ここに来るまでに、ご自身の要望を反映させた理想の住宅にするために時間をかけて打ち合わせを繰り返してきたはずです。 最後の最後でその全てが台無しになるというようなことは、絶対に避けなければなりません。 なかには建築途中の現場を確認することを、工務店に対する裏切り行為と捉える方がいらっしゃるのも事実ですが、決してそういうことではないということを知っておいてください。 現場で作業する工務店の方から見ても、無関心なお客さんより現場確認をする熱心なお客さんの思いに応えようとするのがプロの仕事です。 注文住宅はお客さんと業者が二人三脚で行う共同作業です。 完成するまで悔いの残らないよう、出来ることをお互いにしっかりと実行する事が大事になってきます。 そうすれば、その先にはきっと素敵なマイフォームが待っていることでしょう。

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