南向きの家は日当たりが悪い!?巽向きの家づくりこそが最適である理由とは!

南向きの家は日当たりが悪い!?巽向きの家づくりこそが最適である理由とは!


巽向きってどんな向き?

家づくりを考えるときに、家はどの方角に面していることが快適で心地良い暮らしができるのか、意識して考えていたことはありますか?南向きが最適だと当然のように思っていませんか?今回は、家の向きに焦点をあてて家づくりのポイントを紹介していきます。

巽(たつみ)向きとは、東南向きのことを指す

「巽向き」、聞き慣れない言葉だと思います。これは、古代中国から伝わる八卦を形成しているうちの一つで、真東より少し南寄りの東南を指しています。

巽向きの家は、全ての光が建物の二面に当たる

四角い家が真南を向いて建っているところをイメージしてみて下さい。太陽は東から昇り西へ沈んでいくので、太陽が昇り朝日が差し込んでくる間は、東面にしか光が当たりません。日中南からの採光は南面にしか光が当たりません。正午から日没までは西側しか光が当たりません。このことでわかるように、真南を向いた家は建物の一方向にしか光が当たらないことがわかります。

では、今度は四角い家が「巽向き」で建っているところをイメージしてみてください。東から昇った太陽の光が建物の二面に当たることが想像できると思います。このように、太陽光が東から差し込むとき、南から差し込むとき、西から差し込むとき、それぞれで建物の二面に光が当たることがわかります。

南向きの家を建てるべからず

太陽は常に移動していることを意識することが大切です。南向きにリビングをつくり、大きな開口部を設けることで明るい空間にしようとしたのに、実際は「昼間の数時間しか光が入らず、思ったほど明るい空間にならなかった。」など、残念な間取りにならないように、南向きのデメリットを見ていきましょう。

南向きは日当たりが悪い

南向きの家の反対面は北向きになってしまう

南向きの家は日当たりが良いと潜在的に思っている人も多いと思いますが、逆にいうと、北向きの家ともいえるのです。部屋ごとではなく家全体で考えたときに、南向きの家は、当然、日当たりの悪い北側にも空間をつくらなければならなくなります。

日本は北半球にあるため、北面は季節を問わず日当たりが悪い

日本は北半球にあります。日本の緯度では、真夏でも太陽は真上を通る軌道にはならず、常に南に傾いた軌道を通ります。なので、北面の日当たりは季節を問わず悪いままなのです。

太陽光の恩恵が受けられない

太陽光には、加熱による消毒の効果がある

天日干しで洗濯物やまな板などを殺菌できると聞いたことありますよね。太陽光に含まれる紫外線には殺菌効果があり、細菌が増えるのを抑えてくれるのです。

太陽光が当たらないと1年中湿っぽくなり、とくに冬場はジメジメしてしまう

太陽光による殺菌と乾燥ができないと、一年中湿度が高く細菌が繁殖しやすい状態が続くので、北面だけ汚れやすくなったりカビが発生しやすくなったりします。

「巽向き」の家がベスト

この記事のライター

関連するキーワード


南向き
wiget_w300
wiget_w300