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iemiru コラム vol.70

新築の内装にこだわるなら、これだけは知っておきたい様々なポイント!理想の内装を手に入れよう

こだわりのある新築の内装を決めるには、どうすればいいのでしょうか?

おしゃれな空間での暮らし。憧れますよね? そんなとき、内装選びこそ大事にしたいものです。しかし、こだわりすぎると費用がかさんだり、使いづらくなってしまったりなど思わぬ結果を招くこともあります。 新築の内装はおしゃれにすればいいというものではなく、こだわりと節約のバランスが重要。今回は、失敗しない内装の選び方、考え方について説明します。

内装を決める際に失敗しがちな問題点とは?

内装を決める際には、カタログや見本などを参考にすることが多いと思いますが、素材の風合いや手触り、使いやすさ、季節の変化や時間帯による変化など確認するポイントはたくさんあります。ショールームなどを活用し、実物を見ながら機能性や快適性など気持ちよく過ごせる部屋づくりを進めましょう。 また、部屋の扉と収納の扉とが干渉して同時に開くことが出来ないなど使い勝手が悪くなってしまったり、引き戸の戸袋が部屋のスペースを大きく削ることになってしまったりなど、内装の組み合わせによって使い勝手の悪い部屋が出来上がってしまうこともあります。 そのため、内装を決める際には、部屋のスペース配分をしっかり考える必要があります。

内装を決める上での様々なポイントを重視しましょう

内装のうち、壁と床、建具のうちドアなどは部屋の印象を左右する面積が大きなパーツです。寝室は休まる色に、キッチンは機能優先で、リビングは楽しい雰囲気に等々、ついつい居室ごとに内装を選びたくなりますが、一般的な住宅を新築する場合は、内装に規則性を持たせて統一した方が生活しやすい家が作れます。 まずは、壁と床、建具、幅木の組み合わせを、洋室、和室、水回りの3パターン作るところから始めることをお勧めします。 家の中には家具や家電、衣服、食器など、様々な形や色の生活用品を置く必要があります。それらの生活用品を隠して収納すべきものと見せて収納すべきもの、また、どの部屋で使うべきものなのかなど整理して考えることで、収納の形や位置、生活動線などを決めていきます。 照明も部屋の印象や雰囲気を決める重要な要素です。 通常の生活を送るうえではシーリングライトなどの「直接照明」の明るさが必要ですが、それと組わせて、ダウンライトや「間接照明」を使うことで、部屋の雰囲気に高級感を与えることが出来ますし、空間に広がりを持たせることも出来ます。

内装の壁材も疎かにしてはいけない

壁材というと、「ビニールクロス」が一般的です。低いコストで家の雰囲気を統一するのにぴったりの壁材です。 ほかに「塗り壁」や無垢の木材も壁材としては人気があります。いずれもビニールクロスよりも天然の風合いが素晴らしく、高級感もある素材であるうえ、保温性や吸湿性の面でも優れた壁材です。ただし、高価であることが難点ですので、例えば、面積の広い部分にはビニールクロスを使用し、無垢材やタイルをアクセントとして使用するといった使い方もあります。 あるいは無垢の木材の代わりに「合板」を用いても木材の風合いを楽しめます。 このようにコストを抑えながらデザイン性や快適性を高めていく工夫をしてみましょう。

床材も内装の雰囲気を大きく左右する

床も壁と同様に内装の雰囲気を大きく左右するパーツです。 手軽に低コストでデザイン性も両立するためには、「複合フローリング」が便利です。合板に木目がプリントされたビニールが貼られているもので、水や汚れに強いのが特徴です。 一方、「無垢フローリング」は湿気や気温などによって変形する可能性があり、複合フローリングよりも扱いが困難ですが、天然素材ならではの風合いや肌触りには人気があります。その点でいえば、「突板フローリング」は「複合フローリング」とは違い、合板の表面に薄く削った木材が貼られているので、木材の風合いも楽しめます。 木質系の床材を使ったフローリング以外では、お子さんがいらっしゃる場合ならクッションフロアを選ぶメリットは大きいでしょう。また、ペットがいるのならばタイル敷きにした方が耐久性の面で有利と言えます。 床座の生活が多いのか、テーブルとイスを使った生活になじみがあるのかなども床材選びを左右しますので、暮らしのスタイルに応じて好みの床材を選択しましょう。

家具選びを後回しにするのは危険?

家づくりのことを考えるタイミングにおいては、家具のことまでなかなか考えられないという声を多く聞きます。現在の家で使用している家具をそのまま使うのか、新築の家に合わせて新たに家具を購入するのかも、家を建ててから考えることが多いようです。 しかし、家具は家の中に置かれるものですし、インテリアという意味では、家具と内装は一体のものとも言えます。家具選びを後回しにして内装を先行して検討してしまうと、せっかくこだわった内装の雰囲気を家具がぶち壊してしまうことすらあり得ます。 そこで、家具も内装と同時に検討することをお勧めします。むしろ、置きたい家具を先に決めて、その雰囲気に合わせて内装を検討するくらいの方が、全体のデザインも美しく収まる可能性が高くなりますし、住みやすく、長く使える内装を作れる可能性があります。

理想の内装を決めるのに、どのくらいの費用がかかる?

ここまで、内装に使われる壁材や床材の選び方や、内装の検討方法について説明してきましたが、内装にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。 これまで見てきたとおり、使用する素材によって価格が大きく変わってきますが、一般的には数百万は必要となり、天然の素材や高級建材を選べば、1千万を超える費用が掛かることもあります。

削れるところは削って費用を節約しよう

屋根と床と壁があれば住める家は作れます。 そのため、内装の選択が家全体に掛かる費用の決め手となるとも言えますので削れるところは削る勇気も大切です。 ただ、高級な素材を比較的安価な素材に変え、内装のレベルを落とすということを繰り返すと、あまりワクワクしないですよね。 そのようなときには、大胆に間取りや内装の変更をしてみるのも良いと思います。少しずつ引き算をするよりも大きくコストを下げることで、住みやすい家づくりができることもあるのです。 たとえば、二部屋で考えていたスペースを大きな一部屋にし、家具でスペースを区切るようにしてはどうでしょうか。 部屋数が減ることで内装の費用を抑えることも出来ますし、浮いた費用で床材をグレードアップすることも出来るかもしれません。また、仕切りを自由に動かせれば、子供の成長や家族の独立などの暮らしの変化に対して柔軟に対応できますので、内装や間取りの寿命も延びることになります。 このように、内装費用は個々の素材選びで節約することも出来ますし、長く使うことで総コストを抑えるという考え方をすることも出来るのです。

新築の内装にこだわることで快適な暮らしが手に入る

家づくりとは、土地を求め、家を建てることです。しかし、日々の暮らしにおいては、常に目にし、手を触れ、毎日感じながら生活する部分である内装こそが、最も身近な家の機能であると言えます。 これまで説明してきたとおり、内装選びの基本とは、機能とコストのバランスを取りながら、素材や工法だけではなく照明や家具などの組み合わせを検討し、全体としてのデザインの統一感を持たせることとなります。 内装にこだわることは、快適な暮らしを手に入れることに直結しますので、是非、この基本を守って、自分にとってのベストな内装を探してみましょう。

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