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iemiru コラム vol.79

システムキッチンに主流のキッチンパネル!選び方から掃除方法までまとめました

キッチンパネルとは?

家づくりにおいて、キッチンまわりは非常に重要です。毎日使う場所ですから、使いやすいことはもちろん、清潔に保てて、安心して火を使えることなどが求められます。そこで近年用いられているのがキッチンパネル。シンクやコンロ周辺の壁材として施工されるもので、継ぎ目がなく手入れがしやすいのが特徴です。キッチンパネルの性能や種類、選び方など、お役立ち情報をお届けします。

壁付けキッチンの場合、キッチンと接する壁面に設置するパネルのこと

ここ10数年で、キッチンといえばシンクとコンロがダイニング側に向いている「対面型」が多くなりましたが、従来日本の住宅で一般的だったのはいわゆる「壁付け型」です。料理をしている人がリビング側に背を向けることになるため孤立してしまう、リビングで遊ぶ小さな子どもの様子が見られない、といった理由で全体的には減少傾向にありますが、一方で、料理に集中できる、部屋を広く使えるという利点もあるため、あえて壁付け型を選ぶ方もいます。 この壁付けキッチンの場合、火や油を使うコンロと水を使うシンクが壁面に面しているため、水はねや汚れを防止するためにキッチンパネルが設置されます。キッチンの幅とほぼ同じ幅で、吊戸棚の位置または天井までの高さに施工されます。 また、対面式のキッチンであっても、多くの場合コンロが右端の壁に面した位置にあるため、コンロ側の壁面にキッチンパネルを施工することがあります。

昔主流だったタイルに代わって普及した新しい素材

昭和期に建てられた旧来の住宅では、キッチンや浴室、トイレなど水はねのある箇所には主にタイルが施工されていました。しかし、タイル仕上げは目地部分にカビがはえたり経年によってタイルが剥がれ落ちたりと、メンテナンス性がよいとは言えませんでした。 そこで普及したのがキッチンパネルです。壁面全体を一気にカバーできるキッチンパネルは、機能性が高く、見た目にもスタイリッシュでシンプルなスタイルに仕上がるので、今では新築住宅のキッチンのほとんどに使われています。

キッチンパネルは何のために必要なの?

そもそもキッチンパネルは、どのような目的で使われているのでしょうか。冒頭でも紹介した通り、基本は汚れや水はねの対策として用いられます。詳しく見ていきましょう。

キッチンの壁を清潔に保つため

壁に限らず、食べ物を扱うキッチンはいつでも清潔に保ちたいですよね。とはいえ、毎日料理をしていると、どんなに気をつけていてもキッチンまわりは汚れます。コンロの油はねや調味料などの飛び散りなど、思っている以上に壁が汚れているものです。食器や調理器具は洗うことができますが、壁は丸洗いというわけにいきません。 キッチンパネルは継ぎ目や目地がなく、平面で表面がコーティングされているので、日々の暮らしの中で汚れても水拭きできれいに拭き取ることができます。汚れたキッチンで調理していては衛生面でもよくありませんので、清潔に保てるキッチンパネルが必要なのです。

コンロ周りの耐熱性向上のため

キッチンパネルには、耐熱性を高めるという機能もあります。もしもコンロ回りの壁が、ペラペラのプラスチックのような素材だったらどうでしょう?火を頻繁に使う場所ですから、たちまち熱で変形したり、溶けてしまったりするでしょう。油の分量を誤って火が大きくなってしまったときに、場合によっては引火してしまうかもしれません。近年スタンダードになっている対面式のキッチンであれば、ダイニングに座っている家族の方へ火が回ってしまう可能性もあります。 こうしたことのないように、キッチン周りの素材や設計は建築基準法で厳しく定められています。キッチンパネルは耐熱性の高い素材でできているので、より安全に使うための部材でもあるのです。

シンク周りの水はねを拭き取りやすくするため

野菜や食器を洗う際は、多かれ少なかれ周囲に水がはねます。そのため作業が終わるたびにシンク周りを掃除している人もいることでしょう。 キッチンパネルを施工していれば、シンク周りの壁の水はねも簡単に拭き取れます。水はねを放置して水滴の跡が取れない、ということもないので、キッチンを美しく保つことができます。

種類が豊富でシステムキッチンのコーディネートがより楽しくなる

現在、各メーカーから非常にたくさんのキッチンパネルが発売されています。色、柄、大きさ、素材、実に多彩です。キッチンの中に占める割合も広いため、見た目のイメージが大きく変わるといってよいでしょう。システムキッチンのキャビネット部分やカップボードなどと合わせて、コーディネートを楽しむこともできます。

キッチンパネルのメリット

キッチンパネルの特徴として、熱や汚れに強いという点をご紹介しましたが、キッチンパネルを施工するメリットはほかにもあります。コストや掃除といった具体的な側面から、キッチンパネルのメリットをみていきます。

キッチンタイルよりも低価格で施工可能

一般的に、キッチンまわりの壁をタイルで施工するよりも、キッチンパネルを導入した方が低価格で済みます。理由は、タイルは専門の職人が向きを揃えて一枚一枚貼るのに対し、キッチンパネルなら1度に大きな面を施工できるからです。こうした人件費のほか、こだわって海外製のタイルを持ち込んだり、色や柄の配置を指定したりするとさらに費用がかかります。 また、キッチンパネルの多くは大手メーカーの製品なので、工場での大量生産が可能です。さらに大手住宅メーカーになると、スケールメリットを活かして仕入れコストを抑えているため、定価よりも安く仕入れられるというケースがあります。こうした流通段階でのコスト管理が価格に反映されるため、キッチンパネルはキッチンタイルよりも低価格で施工できる傾向にあります。

キッチンタイルのように目地がないため掃除が楽

キッチンに限らず、浴室や洗面所もそうですが、タイル貼りの壁面では、必ずタイルとタイルの間に目地ができます。この目地の部分が汚れると、なかなか落ちづらく、全体的に汚れて見える原因となります。汚れだけでなく、水に濡れたまま放置しておくとカビも発生しています。目地部分のカビ対策に苦労している方も多いのではないでしょうか。そのため、タイルの目地部分は普段から綺麗にしておく必要があります。 その点、キッチンパネルなら目地そのものがないので、タイルほど汚れや水に気を使う必要がありません。汚れに気づいたら濡れ布巾でさっと拭き取ればOK。においの強い洗剤や強い力も不要で子どもでも簡単に掃除ができるので、お手伝いの習慣もつくかもしれません。

マグネットが付けられるタイプにすると便利

キッチンパネルには、マグネットをつけられるタイプのものもあります。料理のレシピや買い物のメモ書き、お子さんからのお手紙など、目の届く位置になんでも気軽に貼りつけておくことができます。ただし、コンロ回りに紙類を貼りつけるときは、引火しないように充分に気を付けてください。

キッチンパネルのデメリット

ここまでキッチンパネルのメリットを紹介してきました。主に機能面で扱いやすくメリットの多いキッチンパネルですが、反対にデメリットもあるのでしょうか?従来多く使われていたキッチンタイルと比較してみましょう。

キッチンタイルに比べてシンプルで無機質な印象を受ける

キッチンタイルと比べたとき、最も大きな違いは見た目の印象です。キッチンタイルは数cm四方なので、無地のものだけでなく、色や模様のついたものを組み合わせることで無限の表現が可能です。絵柄によっては、手作りの風合いが楽しめるものもあります。こうした点を見てみると、キッチンタイルは1面まるごとの施工となるため、シンプルな反面無機質な印象を受ける人もいるかもしれません。 無地で平面のキッチンパネルが無機質だと感じたら、タイル風の凹凸が付いているものや色や柄のついたものを選んでみてください。機能はそのままに、ぐっと印象が変わります。豊富な種類があるので、きっと好みのものが見つかるはずです。

キッチンパネルの素材はどれを選ぶべき?

キッチンパネルの素材にはさまざまな種類があります。代表的なものでは、メラミン不燃化粧板、アルミ、ステンレス、ホーローなど。それぞれ、価格や清掃性、見た目の印象が異なります。選び方の参考として、素材別の特徴をまとめました

リーズナブルなステンレス

まずはもっともリーズナブルなステンレスから。一日に何十人分もの料理を作るレストランの厨房などで使われているように、もっとも汚れに強いのが特徴です。業務用で無骨なイメージが強いかもしれませんが、一般住宅で使うとおしゃれでクールな印象になります。最近ではリフォームでもオールステンレスのキッチンが人気なので、併せて選ぶとより本格的な雰囲気に仕上がります。ただし、傷には強くありません。ナイロンたわしや金属たわしでこすると傷ができ、そこに汚れが入り込んでしまいますので注意してください。

明るい雰囲気になるアルミ

アルミも、価格を抑えやすい素材です。見た目にはややチープな印象に仕上がりがちですが、その分金属のなかでも比較的薄くて加工のしやすい素材です。そのため、リサイクルがしやすく、エコの観点から考えるとよい選択といえるでしょう。販売されている数としては、ほかの素材に比べると少ないですが、予算との兼ね合いで選択肢になり得ます。

デザインが豊富なメラミン化粧板

メラミン化粧板は、デザインのバリエーションが豊富です。キッチンやリビングの内装デザインに合わせて選ぶことができるので、コーディネートの幅が広がります。素材としてはかなりスタンダードなものなので、個性的なデザインのキッチンにはやや合わせづらいかもしれませんが、逆にキッチンに個性を求めず使い勝手を重視したいという方にはおすすめです。

高級感があり、耐久性もばっちりなホーロー

金属の素材の表面にガラス質を焼きつけたホーローは、表面に光沢があり高級感のある仕上がりに。カントリー調やヨーロピアンスタイルのキッチンなどでよく用いられます。デザイン性だけでなく掃除もしやすいので常に美しい状態を保てます。価格はやや高めとなりますが、タイルや金属との相性もよいので、こだわり派におすすめです。

キッチンパネルのお掃除のポイント

キッチンの汚れといえば主に油よごれと水はねです。防ぐことのできないこれらの汚れですが、キッチンパネルなら大丈夫。掃除のしやすさが最大の魅力です。それでは、キッチンパネルは日ごろどのように掃除するのが最も効果的なのでしょうか。時間や手間をかけずに、かつ清潔さを保てるお掃除のポイントをご紹介します。

こまめに掃除をすれば、ほとんどの汚れは拭き掃除できれいになる

キッチンパネルは表面に凹凸がなく、つるつると光沢のある素材なので、毎日のお料理の後、片づけと同じタイミングでサッと拭き掃除をすればきれいな状態を保てます。基本的には拭き掃除できれいになります。硬いヘラなどを使うと傷になってしまうことがあるので、できるだけ拭き掃除で落としましょう。   おすすめは、食器洗いの後にセットで拭き掃除を行うこと。毎日の習慣にしてしまえば、年末の大掃除で苦労することもありませんし、強い力を入れなくても簡単にきれいにできます。浴室やトイレと同じように、汚れてから掃除するのではなく、毎日こまめに掃除することが大切です。

こびりついた油汚れは、重曹水などを使用し、こすり落とす

もし、気づかないうちに油がはねていてキッチンパネルにこびりついてしまったら、重曹水を使って掃除しましょう。重曹は天然由来の成分なので食品や食器を扱うキッチンでも安心して使うことができます。ただし、アルミ素材に使うと表面が黒ずんでしまうことがあるので、アルミのキッチンパネルの場合は別のもので汚れを落としましょう。 重曹は100円ショップ等で売っているものでOK。水100mlに対して小さじ1杯が目安です。重曹水を作ったら、スプレーできるボトルに入れておくと、いつでも手軽に使えますよ。キッチンパネルだけでなく、コンロまわりやレンジフードにも使えるので、キッチンに常備しておくとよいでしょう。

水垢はクエン酸で落とす

一滴、二滴の水はねでも、放置しておくと濡れては乾きを繰り返して水垢となってしまいます。固まった水垢を後から掃除しようとすると、なかなか苦戦するものです。日ごろから水はねに気づいたらすぐに拭いておくことが大切ですが、もしもキッチンパネルに水垢がこびりついてしまったら、クエン酸水で掃除します。水垢はアルカリ性なので、酸性のクエン酸で落とすことができるのです。同じく酢も酸性なので、水垢掃除に役立ちます。 クエン酸水は、水200mlに対してクエン酸小さじ1杯を混ぜて作ります。水垢が気になる箇所に直接スプレーして、濡れ布巾で拭き取ってください。大切な注意点として、クエン酸を塩素系の洗剤と混ぜないでください。混ぜてしまうと有毒な塩素ガスが発生します。万が一のことを考えて、お子さんの手の届かない場所に保管してください。

キッチンパネルは清掃性に優れていてキッチンをきれいに保てる!

ここまでご紹介してきたように、キッチンパネルは汚れを簡単に落とすことができるため、キッチンをいつでも清潔に保つことができます。また、デザイン性に優れていることからも、多くの住宅で導入されている理由がお分かりいただけたかと思います。最後に、これから新築やリフォームでキッチンパネルを選ぶ方へ、おすすめしたい情報をお伝えします。

豊富な種類があるため、ぜひショールームに足を運んで選ぼう

キッチンパネルには、素材や柄など非常にたくさんの種類があります。ひとつのメーカーからでも数十種類が販売されているほどです。色や柄もそうですが、特に表面の質感や光沢感はカタログの写真だけではわからないので、ぜひ、ショールームに足を運んで実物を確認してください。施工後に取り換えるということもなかなか難しい部材なので、納得のいくまで選ぶことをおすすめします。 キッチンメーカーのショールームなら、キッチン本体とのコーディネートもその場で考えられますし、常駐しているメーカーのスタッフにコーディネートのアドバイスをしてもらうこともできます。ハウスメーカーやリフォーム会社の営業担当が同行してくれる場合もあるので、相談してみるとよいでしょう。

タイルのキッチンからのリフォームにもおすすめ!

もし、現在お住まいのお宅のキッチンがタイル貼りなら、キッチンリフォームの際にキッチンパネルを併せて施工してはいかがでしょうか。せっかくキッチンを新しくするなら、空間全体を刷新するとよりフレッシュな雰囲気になります。これまでタイルの目地の掃除に苦労してきたのであれば、キッチンパネルの掃除のしやすさをより実感できることでしょう。 料理もはかどり、掃除もしやすく、家族のコミュニケーションのきっかけにもなるキッチンパネル。好みや使いやすさに合わせて選び、キッチンで過ごす時間を楽しんでください。

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